パラグアイ生活で不便なこと【南米移住】
公共交通機関が不便
パラグアイには電車・地下鉄はありません。そのため、安く移動するためにはバスを使うことになりますが、非常にわかりにくいです。どのバスがどのルートでどの目的地に行くかは、慣れて少しずつ覚えていくしかないです。日本のバスにあるような入口横や車内にある行先表示器やアナウンスなども皆無です。
(ショッピング del solを経由、エスパニャ通りを通る↑)
それだけの情報しかありません。その上、パラグアイでは手で合図してバスを止める必要があるので、走行中のバスのフロントガラスを見て瞬時に行き先を理解することが求められます。
豪雨になると道路が冠水する
これはパラグアイ各地で起こり、首都アスンシオンでも例外ではありません。大嵐、ゲリラ豪雨などの後は、多くの道路が冠水し町中がパニックとなります。これは何年経っても改善されず、これから先も長く変わることはないでしょう。
(雨の日の首都アスンシオン市↑)
車の運転マナーが悪すぎる
一歩外に出れば交通違反の嵐です。Uターン禁止の道路で後続車を待たせて無理矢理Uターン(首都圏)する、車の隙間を平然と走り抜けるバイク、順番で一列になって待っている先頭車の隙間から無理矢理割り込む(順番を守れない)、信号無視など…パラグアイで車を運転するのは本当にストレスです。
公共料金の支払いが面倒
首都アスンシオンでは問題ありませんが、私が土地を管理している町(アスンシオンから車で40分くらいの距離)の水道料金は、直接水道局の窓口に行って料金を支払う必要があります。さらに営業時間は平日の午前中のみなので、非常に不便です。
英語が通じない
パラグアイの公立学校では英語の授業がないので、ほとんど通じないと考えて良いと思います。
もちろん、私立学校・専門学校に通って英語を勉強した人、外国人相手にビジネスを行なっている人は英語が話せるので、全くいないと言う訳ではありませんが、パラグアイに旅行・移住を検討されている方は事前にスペイン語の勉強を必ずして下さい。
服を買い替える頻度が多くなる
南米は日差しが強いので、黒色の服が変色しやすいです。さらに洗濯後に外で干すとすぐに乾きますが、うっかり長時間干すと服が強い直射日光を浴びて痛みます。また、日中は暑いので大量の汗をかき何度も洗濯することになり、これも痛む原因となります。
外食チェーン料金はすでに日本並み
個人のお店で売られているエンパナーダやピザなどは安いですが、外資系の外食チェーン(マクドナルド、ケンタッキーなど)は、ほとんど日本並みの値段です。その上、年々少しずつ値上がりしています。(これは世界的な流れかもしれませんが…)
(パラグアイのビックマックセット 約500円↑)
日本での価格は690円ですが、ランチやクーポンを使うとパラグアイとそれほど変わらない価格となる。
※パラグアイのマクドナルドの携帯クーポンは割引もなく、ランチ価格もありません。携帯クーポンは特定の商品を買うともう2個目が半額になるなど…。日本ほどの魅力がないのが残念です。
日用品が高い
歯ブラシ、歯磨き粉、綿棒などの日用品も日本と比べると割高です。日本のドラッグストアの2倍近くの値段で、尚且つ質は悪いです。日用品は基本的に近隣諸国からの輸入になるので関税がかかっています。
文房具が高い
パラグアイの文房具の値段は日本と比べ、割高なうえに質が悪いです。高品質の文房具を見つけるには、高級ショッピングモールなどへ足を運ぶ必要があります。日本の百均が恋しいです。