賃貸物件 申し込み後のキャンセル戦記(実体験談)
はじめに
このnoteでは、賃貸物件を申し込み後にキャンセルする際の情報について、実体験を踏まえてまとめました。
ネットで検索するとキャンセルに関する情報は見つかりますが、実体験談はセンシティブなためなかなか見つからないと思います。
実際に自分はキャンセルしたことがあるのですが、とてもとても精神的きました。(自分が悪いことを理解しているからと思いますが。)
もちろん不動産の担当者も迷惑を被るため、若干口論になります。
実体験をお伝えすることで、どのような展開になるのかの心づもりをしておき、どういうマインドで臨むべきかを知っておければ、その精神的な負荷を下げれるのではと思い記載します。
▼対象読者
・実際に申し込み後にキャンセルされたい方
・これから賃貸を探す方
▼留意事項
あくまで客観的事実と実体験を踏まえてキャンセルせざるを得ないときの心構えを記載しているにすぎず、キャンセルを推奨するものではございませんので、誤解なきようお願いいたします。
▼コンテンツ
1.申し込みキャンセルに関する基本情報(ネット情報まとめ)
2.実体験談
1.申し込みキャンセルに関する基本情報
▼サマリ
・賃貸物件の申し込み後にキャンセルは可能で、金銭の支払い不要。
・もし、契約した後であれば、キャンセルは物件の解約と同じ扱いとなるため金銭支払い義務が生じる。
▼詳細
見積もりから契約までの流れは以下。③までであれば、キャンセルしても法律上は原則的に問題ない。
【見積もりから契約までの流れ】
①見積書が提示される
②入居申し込みと入居審査を実施
③不動産会社から連絡があり、入居審査結果が伝えられる。来店日(契約実施日)の相談する。
④重要事項説明と賃貸借契約(不動産会社に金額を払う)
・キャンセル料は発生しない。賃貸借契約は実施していないので、違約金は発生しない。
・預かり金も返金される。(たとえ申込書類に「キャンセル時は返金しない」旨の記載があったとしても、返金しないと宅地建物取引業法に違反)
・「諾成契約(だくせいけいやく)」として口約束で契約した旨を主張されても、宅地建物取引業法35条によって諾成契約は認められていない。
※宅地建物取引業法35条では、不動産の取引(売買・貸借・交換)では、重要事項説明書の交付・説明、書面に記名・押印が必要と定められている。契約書への署名・捺印を求められても、従う必要はない。
・例外的に「契約締結上の過失」によって損害賠償義務が生ずることがある。 入居申し込み時の言動で大家さん側に損害を生じさせた場合、その損害賠償責任を負うケースもまれにあるとのこと※
出所:CHNTAI(https://www.chintai.net/news/152420/)など
※色々ググったところ、エアコンを新たに設置依頼した場合がそれに該当するとの意見や、エアコンを設置したとしても契約前は支払う必要ないという両者の意見あり。少なくとも大家に追加費用を出させていなければ問題なさそうと解釈しました。
2.実体験
ここまでの基本情報を調べて分かったとしても、
いざ実際に不動産会社へ電話して実際にキャンセル電話が億劫、、、
なんて言えばいいのだろう、、向こうからなんて言われるのだろう、、
そんなふうに不安に思う方がいると思います。
実際に私もとても億劫でしたし、実際に電話キャンセルしたところなかなか精神的にきました。ただ、事前にどのように言われるのかを心づもりできていれば、ある程度その精神的な負荷を下げれるのではと思います。戦う準備をしてください。
ある程度情報は匿名化や齟齬ないレベルで脚色しつつも、できる限り詳しくありのままを記載します。
ただ、キャンセルを推奨するものではございません。また、私の対応自体が好ましくない箇所があるかもしれません。好ましくない記載は、修正できればとおもっていますので、こっそり教えていただけますと幸いでございます。
実体験の流れ
実体験の内容は、どのようにやり取りを進めていたかの前提もあった方がよいと思いますので、不動産へ連絡するところから記載します。
なお私は契約していないため、契約後の話はできませんので、ご了承いただけたらと思います。
▼実体験の流れ
0. 物件に関し不動産へ連絡・内見実施
1. 見積書が提示される
2. 入居申し込みと入居審査を実施
3. 不動産会社から連絡があり、入居審査結果が伝えられる。来店日(契約実施日)の相談する。
4. キャンセル実施
また、最後に実体験を踏まえ、実体験を経て気づいた大切な心構えも最後に記載いたします。
0. 物件に関し不動産へ連絡・内見実施
WEBページで物件を見つけ、記載されていた不動産会社に電話で連絡しました。
現地集合で内見し、意外と物件がよかったため、その場で不動産会社の担当者へどのように契約まで進めたらいいかを相談しました。
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