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旦那飯は韓国料理~番外編 旦那が留守の間に~

韓国人の旦那がつくる韓国の家庭料理。スーパーにある食材で、4人分約1000円で作れる晩御飯。

本日は旦那さんが留守なので、タケノコご飯と鰹のたたきに、おばあちゃん飯のお寿司まで加わり豪華な晩御飯に(笑)


時々離れて良さを再確認⁉️

別に旦那さんがウザいとか、そんな意味じゃないですよ❗️
我家は、ステップファミリーで大人同士が共同生活してるみたいなものだから、それなりに気は使う…。

ましてやコロナ禍で余分な気をつかっているからか、狭い家でひしめき合ってると、やっぱり息が詰まることもある。
それは、たぶん旦那さんも同じだと思うけど。

時にはこんな風に、少し離れて過ごすのも、家族関係に爽やかな風が吹いてイイと思う。

出先から電話してきた旦那さんに「どうしたん?なんかあったん?」と聞いたら
「別に何もないけど~、電話したらあかんのか」と笑ってた。
いや、電話なんかしてきたら何かあったんかと心配するやん❗️

でも、なんだかそこで昔のことを思い出していた。

距離が深める想い

旦那さんと出会って、お互いに気持ちを確かめあった日から国際遠距離恋愛が始まった。

会いたくても簡単に会えない距離。
昔の歌に「会えない時間が愛育てるのさ~🎵」ってのがあったけど、まさにその通りだと確信する。

今みたいにLINEもなく、Skypeで話すか、携帯にハングルでショートメールしてたなぁ~。
時間を決めたわけでもなく、なんとなく毎晩11時くらいにSkypeに入る。
来たら話すし、繋がってるけどお互いに作業しながら黙ったままなんてこともあった。

顔見ると会いたくなるから、あえて音声だけにしてたのが懐かしい。
時々動画メールが来たりしたら、嬉しくて何回も見ていた。


会えるのは半年に一回、最短で2~3ヶ月。会えるその日にはソワソワして落ち着かないし、早く会いたくて、会いたくて、震えはしなかったけど(笑)会いたくて。
空の上でも気持ちは走っていた。

イミグレを出て、荷物を取ったら一目散に出口へ❗️
でも走って来たとバレたくなくて(笑)なのに顔を見たら走って飛び付いてた。
ひとときも離れたくなかった。

そんな感じで、会うときは5日くらいしか一緒に過ごせなくて、空港で別れる時にはお互いに口数も減って、ただ手をつないで黙ってベンチに座って「このまま時間が止まればいいのに」と願った。

離れるのが辛くて、悲しくて泣きの涙で別れ、夜にはSkypeで話すけど、そこには昨日まであった温もりはなく、胸がきゅ~んと締め付けられるみたいに苦しくて、悲しくて…。

そしてまた、次会えるときを夢見ながら日々を過ごす。

あれは、あれでロマンチックないい思い出だ。

今はいつでも温もりを感じかながら笑い、言い合いしながら毎日一緒に過ごせている。

それだけでも幸せなのに、当たり前になると、つい、有り難さを忘れてしまう。

まぁ、旦那さんはこの自由な時間をどう思っているか知らないけど(笑)

私は少しのんびりしながら、あの頃の気持ちを思い出せて気持ちがふっくらした気がする。

たまにはこんな距離感もいいよね。


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イイダケイコ
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