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「ぱなし」な女が汚部屋地獄の住人を救い出す「整理収納菩薩」になるハナシ?!
♪あたしのあだ名は「パナシ」
やりっぱなし、
出しっぱなしの「パナシ」
キチンと直せないオンナ
いつもなにかを探してる~♪
これは旦那とのユニット、コチュコチャで作った「パナシ」のブルース。
そしてこれは私のことだ。
社会人になって付けられたあだ名が、「ぱなし」。
アポ無しで突然来た友達から
「うわ~、この部屋、台風でも来たんか?えらい部屋やな(笑)」の言葉に反論ができなかった、あの頃の私。
たしかにお部屋ではなく、汚部屋だった。
ぱなしな私が悪いって、わかっちゃいるけど、あえて言い訳させてもらえるのなら、親の影響も原因の一つにしたい。
母は俗にいう「捨てられない人」いや、人のものは容赦なく捨てるが、自分のモノは捨てられない人だ。
父は整頓上手なアイデアマンだった。ただ異常なほど心配性で、こんなもん要るんか?と思うようなモノまで持っていた。
故に我が家はモノがたくさんあふれていた。後に書こうと思っているが、50年近く暮らした家を引っ越すときに出た不要品はトラック一杯埋め尽くした。私はそんな環境で育ったのだ。
幼い頃からごちゃごちゃしたところで育つと、部屋が汚くても、空間がなくても気にならなくなる。
人は習慣化されると、意識しなくなるからだ。慣れとは本当に恐ろしい。
当時の私は、汚い事に慣れ過ぎて何も感じなくなってしまっていた。おまけに両親はケンカがたえず、そんな家庭が片付くわけもなく、混沌とした状態で暮らしていた。
しかし、だからどうでもいいとか、諦めていたわけではなかった。
これではあかん‼️何とかせねば❗️と心の奥底では思っていたし、努力してみたが、キレイをキープできなかった。
私も綺麗な部屋で暮らしたい❗️
現状を打破するため、いろいろ参考にしてみた。「断捨離」は私にはやり過ぎ感があり、こんまりの「ときめきの片付け」にはときめかなかった。
そこで、たまたま見付けた「日浦ねえさんの整理収納アドバイザー2級講座」に親近感をおぼえ受講したら目からウロコ。
収納とは‥。
私が思っていたこととは全く違っていたのだ。
まず、モノを減らすことは必須だが、モノの定位置を決めて、ルールに従うだけで、ぱなし率はかなり下がった。
忙しいと、ついつい‥‥ということもあるが、すぐに回復できる程度に食い止めらるようになったのだ❗️
出来る人には当たり前のことでも、出来なかった人には、これだけでも快挙だ。
「ぱなし」のおかげで、損することはあれど、得することはほぼない。それどころか、探し物をするロスタイムは、作業効率も下がり、損益にもつながる。
これを何故幼い頃に教えてもらえなかったのか。残念でならなかった。
家庭や学校で、掃除の仕方は教えても、整理や収納については詳しく教えてくれない。本来はそちらに力をいれて欲しいくらいなのに。
大概片付けできない子は、親も片付け不得意だったりするケースが多い。なんせ子供は親の姿を見て育つのだから。
部屋がキレイに整うと、「こんなに気持ちがいいものか」と感じる。
この気持ちを知ると以前の汚部屋でのネガティブな気持ちが嫌で、キレイな状態をキープしたくなる。
リバウンドが起こらなくするには
この気持ちが1番重要なのだ。
気持ちの整理にも使える
また、整理収納は、ただモノをしまうためにする行為ではなく、頭の中の整理にも応用できる。
簡単に言えば、考え方も整理することで、頭や、気持ちがスッキリし、自分の迷いや気持ちがハッキリと見えてくる。
「迷ったら部屋の片付けをしてみるべし❗️」と聞いた事はないだろうか?それは確かに一理あると思う。
整理は要るもの、要らないものを仕分けること。
収納は、必要なものを出し入れしやすくすること。
押し入れに要らないものを沢山入れ込んで隠しても、死蔵品に囲まれていたら、家はキレイにならないどころか、下手したらネガティブ思考から抜け出せなくなる。
汚いところをしっかり見定めて向き合い整理していく。
これを書いていて気づいた。
色々抱えているものを一旦全部出しきって、自分を客観的に見つめ直し、今の自分と向き合えば必要なものだけが残る。そうすれば、何が大事なのか、何をめざすのかが浮き上がってくる。
今私は自分の好きなことがハッキリしない現実と向き合っているじゃないか。こんな時こそ、整理収納だ。
自分の最大の武器を忘れていた。
まさに、灯台もと暗し(笑)人の事はわかるのに、自分のことはわからないものだ。
自分の周辺を整理しよう。
そう思い、でも得意と好きの違いを見極めながら少しづつ周辺の片付けをした…。
そして、いきついた答えは…
やっぱり整理収納が好きだ。
綺麗になっていくのが嬉しい。
どうしたら良くなるか考えるのが楽しいし、困っている人の役に立ちたい。
と感じている自分を再認識できた。
ついつい、すでに凄く活躍している人の足元にも及ばない自分に引け目を感じたり、整理収納アドバイザーに勝手なイメージ(例えば、ホテルのようにモノのない家で優雅に暮らしているような)をつけて、自分は違うからと自信のない自分がいるのも発見できた。
だけど、今までお手伝いさせていただいた方々のあの笑顔を思いだし、私を必要とし、共感してくれる人の手助けができたらそれでいい。人と違っていいじゃないか!
一人でも汚部屋地獄から救い出せたら、私は幸せを感じられる。
やっぱりコレが好きなんだ。
そう思えたら
先が明るくなってきた。
あ❗️そうだ整理収納アドバイザーではなく、汚部屋地獄から苦しんでいる人を救い出すのだ❗️
整理収納菩薩になりたい❗️
っと、まぁ、志しと夢はデカく持って生きよう。まだ55歳だもん(笑)
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