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渋谷すばる LIVE TOUR 二歳と1328日からBillboard LIVE YOKOHAMAを経て。~感想まとめと今改めて思うこと~


もう数週間前……(書くのに時間かかっちゃって、実際には1ヶ月ほど前ですけど笑)にもなるんだなぁと思いつつ、今これを書いています。
 
大好きな渋谷すばるくんのソロになって2回目のツアー『渋谷すばるLIVE TOUR 二歳と1328日』がとうとうゴールを迎えた。またその一週間後、Billboard Live YOKOHAMAでスペースシャワーTVの新プログラムの第一回目のゲストとしてライブが行われるという、まさにニンゲン達にとって熱い秋となった。
 
今ツアータイトルは『渋谷すばるLIVE TOUR 二歳と1328日』。まさにタイトル通り、『二歳』の旅の続きでもあったわけで。こんな記念すべきライブだから、ライブレポとか書けたらよかったのに……と思う。だけど、悲しいかな、全くのミジンコ記憶力しか持たないポンコツ女なのでライブレポを書くのは早々に諦めてしまったんだけど。(笑)それでも何かしら文字に残しておきたい!!という思いがフツフツと湧いてきてしまったので、自分用備忘録のつもりで、……と言いつつ、これはもしそうなればうれしいなぁ~というささやかな希望として、まだすばるくんを知らないどこかの誰かの目に留まって、少しでもすばるくんに興味を持ってくれたらうれしいな……という気持ちも少しありつつなんですがね……笑
今ツアーと、Billboardで感じたことも少しだけ混ぜて、すばるくんへの思いを書き残しておこうと思う。
Twitterでのツイート纏めのつもりでそれをベースに加筆修正していて、その上拙文・乱文極まりないとは思いますが、一生懸命書いたのでよかったら読んでいただけると幸いです。
 
 
10/12広島文化学園HBGホール。今ツアー初参戦。
すごく個人的な話になるのだけれど。
実はこの夏頃からプライベートの方がすごく大変な時期と重なってしまって、情報も全く追えていないことも多く、ツアーが始まってもレポもほとんど読めていなかったので、どんな感じなのか全くわかっておらず。そんな状態だったので、すばるくんに会えるドキドキワクワクは毎回のことだけれど、純度100パーセントのドキドキワクワクでもなくて。少しだけ、ほんの0.何パーセントくらいの不安もあったりしながらのツアー初参戦だった。
 
「え……???????」
会場に入った第一印象がこれ。
正直に言うと、あまりに観客が入っていなくて、ものすごぉーくビックリしてしまったのです。いや、「ビックリ」を飛び越えてある意味衝撃だったって言ってもいいくらいかも。
だって!だって!だって!
あの渋谷すばるくんですよ?アイドル時代は何万人も入るドームで歌っていたこともあったし、ソロになってからも幕張の会場をいっぱいにしていたじゃないですか。あのすばるくんですよ?
そりゃあ、悔しいことだけれどファンクラブの人数に関する記事を目にしたこともあったし、それがもしかしたら事実なのかも……となんとなぁーく感じていたりもしてたんだけれど。実際目のあたりにするとなんだかやっぱり衝撃的で。
2階席も閉められているようで真っ暗。1階席も……隣の人と1席空きに座席をとってくれていてゆとりたっぷりだけれど。というか、1席空きなのにフロアの半分くらいしか使っていないように思える。……ということは、入っている観客の数は推し量ることは容易なわけで。
とにかく、2年7ヶ月前、1万人以上収容できる会場が観客で埋め尽くされていたあの幕張で見た景色とはずいぶん違う。
 
「大丈夫なんやろか……?」
別に箱の大きさなんか関係ない。それはわかっているんだけれど。
さっきも言ったけれど、SNSなんかで感じていたことと今目の前の現実が嫌でも合致してしまって。平日だから……?と思ったりしてはみても、でもこの光景はどうしても心配になってしまう。
挙げ句、過保護のモンペを発揮しちゃって「採算取れるんか?」って。それこそ余計な心配までする始末な私。
『二歳ツアー』の時との様子の違いに戸惑いながらも複雑な気持ちでとにかく席に着いたんだけれど。
 
ジャンジャンジャンッジャジャ~ン♪
一曲目「ぼくのうた」のイントロ。相変わらずド直球にドスンとくるギターの音。
 
 
うっわぁ~っ!ヤバいぃ~っ!めちゃめちゃいいっ!!
 
 
最高……。ただただ、最高、と…………。
 
さっきの不安なんかもう、全く頭の中から消えてしまっていて。
気付けばあっという間に初参戦のライブが終わっていた。
本当に最高のライブだった。
言葉をどれだけ尽くしても私の頭の中にこの時の気持ちを言い表す語彙が見当たらない。
 
ライブ全体で言えば……
曲間もめちゃめちゃ進化していた。もちろん、二歳ツアーから『Genki PARK』 などいくつかのフェス、オンラインライブ、最近ではbabu会、サマソニ。いろんな経験を経るごとに、曲間もそのたびに進化していたけれど。さらにめちゃくちゃいい感じになっていたのですよ。
何より、上手く言えないんだけれど。歌だけじゃなくて、立ち姿、ゆらゆらダンス、指先から視線にいたる細部までが、照明も含めて全部が、すばるくんの世界になっている!って感じた。歌う時、ギターを弾く時、ハーモニカを吹く時、そう、歌っていない時ですら、音楽を楽しみ、音に身を任せ、身体全体で音楽を表現しているのを感じた。ただ純然に音楽を楽しみ、音楽をやりたいんだという思いを爆発させているように思えた。
 
二歳ツアーの時はガッチガチに力も入っていて「やったる」「やらなあかん」とかいう気負いがあったように思う。その緊張感が良くも悪くも「二歳」ツアーの空気感だった。
そのツアーも結局コロナのせいで最後のゴールにはたどり着けず、そこから2年7ヶ月。いろんな出来事があった。コロナ禍、ツアー中止、フェス中止……もちろんそういうことだけじゃなくて。彼のプライベートでも、結婚、子どもの誕生、本当にいろんな出来事があった。
そのたびにファンやメディアからいろんな声が飛び交い、大きくなり。それはいい声もたくさんあったけれど。そればっかりではなかったのも事実で。時によくない憶測がネット記事を中心に飛び交ったり、一人歩きしたりしたこともしばしばあった。一度歩き出した文字はどんどん大きくなっていって、心ない人達の、あるいはそれを信じた人達の言葉や感情をさらに吸収して。さもそれが真実であるかのように、手に負えない大きな波となってしまうこともあった。私自身も、SNSやネット記事等々、嫌な心ない声を何度聞いたことだろう。そんな心ない声を彼自身が目にして傷ついているのではないかと思えることだって何度もあった。
けれど。どんな時もすばるくんは言い訳や反論をしない姿勢を貫いてきた。
どんな思いでいるだろうかと、胸を抉られるような気持ちになることもあったし、時にはもどかしいと思ったこともあった。
でもどんなに悔しいと思っていても、いくらもどかしいと思っても、腹立たしいことに心ない声っていうものほどなかなか強大で。それに立ち向かうにはただただ彼を信じることしかできなかった。
発信下手で、口下手で、嘘がつけなくて、優しくて。その優しさゆえに傷つき、そして傷つきながらも、ただ黙って自分の道を真っ直ぐに進む人。それが「渋谷すばる」なのだ。
以前インタビュー映像で「わかる人にわかってもらえたら」と言っていた言葉を思い出す。
見栄えのよい聞き心地のいい言葉でその場を取り繕わない。ただ、わかってくれる人に届けばいいというスタンスはずっと変わらない。
音楽についてもそう。ただひたすらに自分の音楽を突き詰め、いらない部分はそぎ落とし、シンプルに純然に音楽に向き合う。結果作り出した世界は指先の動き一つにしても全てすばるくんの音楽を表現し、そして楽しんでいるようだった。
本当に。この2年7ヶ月、生きてきた全てをギュッと凝縮してこのライブで爆発させているかのような。
何度鳥肌が立ったことか。何度涙が溢れてきたか。もうね、観客の入りなんか関係なかったよ。(余計な心配してごめんよ~)
「みんな好きなように楽しんでってください」(みたいな言葉)をすばるくんも言ってたけれど。
手を叩いたり、拳を突き上げたり。そこにいる全員がそれぞれ音を楽しみ、心を震わせていた。歓声は出せないけれど、そんなことも全然関係ない。それぞれのやり方で身体をめいっぱい使って音をすばるくんの音楽を楽しんでいた。
広島の1日目もすごく楽しく熱いライブだったことはもちろんなんだけれど。2日目だったか、すばるくんが「熱気のぶつけ合い(のようなライブ)」(相変わらずうろ覚えなんですが……)って言ってくれて。私自身もすごくそれを感じていて。今思い出しても、すばるくん自身もぶち上がっていて最高だったよね。
『ライブは生き物』ってよくいうけれど。 そんな言葉がぴったり当てはまるような、そんな感じの――。
 
そう、例えば……『7月5日』。サビで手を左右に振るようなノリができて、それが会場に波及していく。まるで水面に石ころを投げた時の波紋のように、“手を振る”ノリが会場全体に広がっていって、終いにはみんなが手を振っていて。すばるくんもすごくうれしそうに幸せそうにその景色を見てくれていたんだよね。
私的に参戦したのが広島が初めてなので、先にどこかの公演でやっていたなら申し訳ないのだけれど。少なくとも広島の1日目にはなかったノリだった。なんでその場の勢いでできた振り付けと思っているんだけれど。曲の持つ雰囲気にあっていてとてもいい感じだったなぁ。
もちろん音楽を楽しむ方法は人それぞれで。もしかしたら事情があって、そういう動作ができない人もいるかもしれない。そういうことは踏まえつつも、やっぱりみんながノリノリなのはやっぱりとってもうれしいよね。最初は気恥ずかしそうにしていた隣の人が、そのうちノリノリになってきた時なんか、この楽しさをみんなで共有できてるぞぉ~って思えて、みんなですばるくんの音楽を楽しめていることがとっても幸せでうれしくなるんだよねぇ。
 
とにかく言いたいことは『7月5日』では終始ニコニコだったすばるくんがめっちゃかわいかったのよ!
「あぁ……そうか……この人のこの笑顔が見たかったんだなぁ……」ってストンと腑に落ちて(表現が合っているかどうかわかんないんだけど。本当にスッとそう思えたんだぁー)気付けば涙が溢れてきてしまって、号泣でした。(BBAなんで涙腺が脆くなってしまっているので、それまでもすでに何度か泣いちゃっているんだけれど笑)
ずっと見続けたい、そしていつでも彼がこの笑顔になれるように守り続けたいと、本当に心の底からそう思った。何度も何度も「最高です」って言ってくれていたけれど。私の方こそ、この笑顔に会わせてくれてありがとうって最高ですって伝えたいよ。
 
広島の2日目でも「最高です」「でも上手く喋れないから」ってすごくもどかしそうに髪を掻きむしるような仕草していたけれど。でもすばるくんの気持ちはその場にいた全員にすごく伝わっていたと思う。「最高です」って何度も何度も伝えてくれて。すごく幸せそうな笑顔を見せてくれたこと。それだけでいい。それだけで伝わるものがある。言葉なんかなくても、確かに伝わっていたよ。この広島の2日間はきっとずっと忘れられない。
 
大阪城ホールで私が見た景色でとっても印象的だったことがあって。大阪城ホールでは2日ともスタンドだったんだけれど。スタンドからアリーナを見渡すと、みんな手を上げたり、叩いたりしていて。その場にいる全員が「渋谷すばる」という1アーティストの歌に歓喜していた。
なんかもうね、たまらんかった……
ここにいる全員がすばるくんの音楽をこんなに楽しんで喜んでいるんだなぁって思うと、その場にいることができたことが幸せで胸がとても熱くなっちゃって。この景色をずっと忘れたくない、と心の底から思った。
声はあげられないけれど、きっとすばるくんにも届いてると信じている。
すばるくんが大好きな人達があんなたくさん集まってこの景色を共有してるんだって思うと、本当に本当に幸せな空間だったと、今も泣きそうになる。
 
 
今回痛烈に感じたことがもう一つあって。それはBillboardでも思ったことなんだけれど。
すばるくんってアレンジの天才だ!っていうこと。
音楽って自由だ。静かなバラードが好きだという人もいる。そしてまた骨太なロックが好きだという人もいる。とにかくどのジャンルが好きだったとしても、個人的にはロック好きな方には特になんだけど、すばるくんのアルバムを聴いて欲しい。ファン贔屓の甘々発言だと思われてしまうかもしれないけれど、すばるくんの音楽っていろんな音楽ジャンルがベースになっていて。時にはフォーク、時にはロック。時にはブルース、ファンク……。本当に多彩な音楽の引き出しがあって曲が作られてるんだなと、アルバムを一枚通して聴くとよくわかる。音楽的専門知識はないし、全くのズブのド素人が何をエラそーにって言われちゃうかもなんだけど。いろんなジャンルがベースとなっているから、聴いていてもすごく楽しい。フォーク世代の人にもブルース好きな人にもきっとハマると思う。
曲だけじゃなくて、今回のアレンジもそうで。アレンジによって全く違う表情を持つ曲になっていたよね。まるで新たな曲みたいに全然違う色合いに生まれ変わっていた。それもひとえに彼の持つ音楽のジャンルの広さとあとセンスだと思っているんだけれど。ファン贔屓はあるとしても、それでも本当にすごかった!
あの胸熱骨太ロックの「ワレワレハニンゲンダ」もBillboardではファンク(ファンクで合ってる?)っぽくなっていたし。何度も聴いてきた曲なのにすごく新鮮で、すごく好き~ってなっちゃったし、いやもう、可能性は無限大だと思う。
まだ渋谷すばる未経験者だぞっていう方はぜひとも聴いてほしい!
 
アレンジでいうと、バンドメンバーひとりずつとのコーナー。あれもすんっごくよかったです。次回のツアーでもぜひやってほしい……。マジで最高やった……。
「この曲がこうなるんか……ヤバっ……鬼かっこいいやん……」ってどの曲も思ったんだけど。
 
『さられ』はアルバムではエフェクトのかかったギターの音から始まって、途中からフルバンドになって盛り上がっていく感じなんだけれど。今回の新井さんのギターだけのアレンジが最初っから力強くて、めっちゃかっこよかった。むしろこっちの方が好きなくらいかも。ギターだけだからすばるくんの声もすごく際立って聞こえて。本当にすごくよかった!『さられ』さらにめちゃくちゃ好きになったわ。
 
『Noise』の本間さんの鍵盤もすごく繊細で優しくて、まさにNoiseの世界観。個人的勝手解釈なんだけれど。『Noise』って、いろんな雑音や雑念がある日常の中、人と人との関係って儚く危うげで、ややもするとすぐ壊れそうなんだけれど。だけどそれでも愛おしいという気持ちさえあれば、新しい答え(関係)を見つけられるよ、見つけようよってことなのかなっ思っていて。それは恋人でも家族でも、もっというなら知らない誰かと誰かでも当てはまるわけで。この優しく透明な曲の世界観に優しく繊細な本間さんのピアノがすごく合っていてとってもよかった。
 
『水』も安達さんのベースよかったよねぇ。特にアウトロですばるくんのハーモニカとのセッションになるところ、めちゃめちゃいいよねぇ~~。城ホの1日目は安達さん違いで別の安達さんがベースに入ってくれていたんだけど。個人的印象としてはいつもの安達貴史さんは低めの音で重厚感のあるベース、安達さとしさんはキレがある音、のように感じた。ベースが違うだけで『水』も違うように聞こえて、ベースってすごいな!って改めて思った。個人的には安達貴史さんのベース大好きです。
 
あと、特に印象的だったのが『ライオン』。
『ライオン』の茂木さんのドラム、すごく印象的かつ独特なアレンジだったように思う。なんだかこう心臓が苦しくなるような……心の奥にドスンとくるような……そんな感じの……。
曲の始まり「勢いよくとびだしたものの~」とすばるくんが歌い出してすぐ。まるで落雷のような音でドラムが打ち鳴らされる。それを聴いた時。『ライオン』の歌詞とソロデビューしてすぐ“コロナ禍”という大嵐に見舞われたあの頃とが、私の中でなんだか重なってしまって。勝手な思い込みかもしれないけれど。このドラムはこのツアーまでのすばるくんの心情とか道のりみたいなのを表そうとしてるんじゃなかろうか……と思ってしまった。そう思ったら、その後のドラムの音全てがそう聞こえてきて。あの当時のすばるくんのなんとも言えないもどかしさや辛さ、苦しさ、激しい鼓動のようにも聴こえるドラムの音になんだかすごく胸が苦しくなって涙が零れる。
その後、一転して、リズムが早くなったところ。あそこは新しい希望に満ちて力強く走っていく感覚になって。聴いていても心に光が差したような気になって。
最後はドラムとギターだけだった音にバンドメンバーが集まって、音がフルバンドになってくのも胸が熱くなった。シンプルだった音がバンドという形を得て、今の彼の音楽を支えている――それを体現しているように感じられて、胸がグッと熱くなる。
 
まさに“バンド”なんだなぁ~。
ふとそんなことを考える。
 
バンドVSサポメン論争とかもあり。すばるくんが「サポートじゃない、バンドなんです」って言い続けてきたこと。
正直あまりよくわかってなかったところもあって。心意気ってことなのか?と思ったりしたんだけれど。今はめっちゃわかる。まさにバンドなんだよね。
すばるくんを中心に安達さん新井さんの3人がギュッと固まって楽器を鳴らす。ドラムも鍵盤もそんな3人を楽しそうに見ながら演奏している。それだけでいい。理屈とかそういううんじゃなくてそれはもうバンドなんだ!そして何より楽しそうなすばるくんに胸がキュンとなったわ。
このバンドで本当によかったって思ったし、何より私自身が今のバンドメンバーが大好きだ。
入る度にあの人見知りのすばるくんがバンドメンバーさんとどんどん仲良くなっていって、雰囲気もすごくいいのが伝わってきた。
例えばMC。広島ではなかった新井さん、安達さんとのMCでの絡みとかはなかったのに、いつの間にやらお二人がMCに参加。どころか、むしろ新井さんが進行をしていたような気もするのですが笑。それがもう、最高に面白い!
新井さんの「すばちゃん」呼びとかめちゃくちゃかわいいじゃないですかっ!すばるくんが言葉に詰まった時は助けてくれたりして。MCが苦手で、一人で頑張って話しているのは「頑張れ!」って応援したくなるし、もちろん周知の通り、天才的な間で喋ってくれるからそれはそれで超絶面白いんだけれど。3人で仲良く楽しそうに話している様子は何というか、あまりにかわいくて。すごくニコニコしてしまうし、メンバーの皆さんに愛されているのがすごくうれしくて、ね。こういうのいいなぁ…って。心がぽかぽか温かくなるなぁ~。そう、まるで陽だまりみたいな和やかな雰囲気だったなぁ。
すばるくんはすごく人見知りで打ち解けるまで時間がかかる人だけれど。でも一旦打ち解けたら本当に愛が深い人だから。これからももしかしたら、バンドメンバーが変わるかもしれない。それは仕方がないことだと思っているんだけれど。でもバンドメンバーがどのように変わったとしても、すばるくんの周りは優しく愛のある空気に包まれていてほしいと、心の底から願っているモンペ担なのです。
 
 
 
 
 
すばるくんは元々そんなに強い人ではない。
生き方が下手で、ほんと不器用な人。不器用ゆえにバカがつくほど真っ直ぐにしか生きれなくて、苦しんだこともあっただろうし傷ついたこともあっただろうと思う。ストレス抱えて病み病みモードに突入していた時期もあった。それが表情や行動に表れていろいろ波紋を呼んでしまうこともあったよね……
でも、そういう人だから、人間の弱さとか迷いとかそういう気持ちもわかっている人だから。だから、逆に、どこまでも優しくてそしてものすごく強い。
コロナ禍でみんないろんな思いを抱えて生きていた頃、NEO LANDのステージがあって。その時に「安心感はあるけど達成感はない」「とても深い世界の入り口までやっと来れた感じ」って言っていた。でも確実に、あの時から確実に、すばるくんの“何か”が変わったと思う。「俺はもう絶対に止まりませんーっ!」って叫んでいたすばるくんの声が心の中で響き続けている。いい意味で振り切ったんだなって思えた瞬間。babu会からは何度も言ってくれていたけれど。このツアーでのこの言葉はトクベツ!この瞬間を待っていた。この2年と7ヶ月の思いの全てがこの言葉にある。強くて熱い思いの全てが、ね。ここに詰まっているよね。
これから先、走り続けるすばるくんはどんな景色を見せてくれるのだろうか。
すばるくんがどこへ連れて行ってくれたとしても、どんな場所でだって、どんな時だって、彼が歌を歌っている限りそこは素晴らしい場所になると信じているよ。
そう。いつでもどんな場所でも、すばるくんは「歌を歌わせてくれませんか」と叫び続けているはずだから。
『ぼくのうた』
ソロになって1枚目のアルバムの一曲目。
『二歳』ツアーのオープニング。
『ぼくのうた』はまさにそれがすばるくんの生き方そのものであり、だからこそ今回も第一曲目はこの曲でスタートしたんだと思っている。
『歌を歌わせてくれませんか』という言葉は『二歳ツアー』から『NEOLAND』を経た今、願いよりも渇望、いや、むしろもっと強く熱くフツフツと滾る強い決意になっていた。
「俺はもう絶対に止まりません――」
何度だってかみ締めようと思う。こんなうれしい言葉は無いよ。
そして――
その先の、ずっと先の景色も一緒に見ることができたなら、こんな幸せなことはないよね。
 
 
 
言いたいことは山ほどあって、全然まとまらないんだけれど。
例えば、Billboard LIVE YOKOHAMAの時の煽りがかっこよすぎて血が沸騰したこととか笑、あと怖そうなお兄さん二人組が私の2,3列前の席に座るから違う意味でドキドキしていたら、スカジャンの下はおそろいの二歳ツアーのトレーナーを着ていて、ノリノリでノってらしたこととか。あとツアーのオーラスなのに逆にツアーを着ていなかったこととか(私が入った公演、広島もGREEN DAYやったんよね笑)。あと『ないしょダンス』の前に「一緒に踊ろうぜ」って言っててすんごい煽り上手に成長したやん~って思ってしまったこととか。一つ一つがその時にしか感じられない大切な思い出で、本当にたくさんの宝ものをもらっていて、その全ては書き切れないけれど。
 
 
最後に。
私、今のすばるくんが大好きだ。顔もドストライクながら、すばるくんの作る音楽も大好きだ。すばるくんがステージで歌うだけで、いつも胸が熱くなり、全身に鳥肌が立ってシビれる。時に胸が抉られ、苦しいと思う時もあるけれど。大好きだからこそ、なんだよね。
いつだってすばるくんに会う時は緊張して、心臓バクバクして、泣きそうになる。会いたくて会いたくて、その音楽を浴びたい人。そう思わせてくれる唯一の人。
でも、今でもいろんな思いを持ってらっしゃる方がいるのはわかっている。先述したようにSNSなんかでも傷つけるような、貶めるような言葉を何回もみてきた。そんな言葉をみるのはやっぱりすごく辛いしとても悲しいと思いつつも、人の口に何とやら…という言葉があるように、誰かが何かを言うのは止められないのかもしれない。
今まではそういうことはもう仕方ないし、どうでもいい……と思ってきた。だけど一方で、今回のツアーに参戦して思ったのは、そういう人こそ今のすばるくんをみてほしいとも思う。
すばるくんがステージに立って歌う。ハーモニカを吹く。音楽をする。
そこに全てがある。
彼の進む道も、応援する思いも、このツアーの意味も、全部、答えはそこにあると思う。
 
私には推し量ることすらできないほどの思いを抱えてきて。
ニンゲン達もみんなそれぞれいろんな思いがあって。
そういう思いの先にこのツアーがあって、完走して見えた景色があって。
Billboard LIVE YOKOHAMAへと繋がっていった。
行き着いた先にこんなにも輝いているすばるくんの笑顔があって。この笑顔を見ることができただけで私も本当に幸せだと思えた。
 
時には荒ぶるような声で。時には色っぽくもあり、時には苦悩したような表情で。
かっこよく、男っぽく、ものすごいパワーで。歌って、楽器を鳴らす。
渋谷すばるの歌声は、強くどこまでも真っ直ぐに届く。
そして何より誰より優しく寄り添ってくれる。
少なくとも私は彼の歌に音楽に何度も救われ、力づけられてきた一人だから。
 
何度も言ってしまうけど。しつこくこれからも何万回だって言うよ。
渋谷すばるの歌を本当にたくさんの人に聴いて欲しい。
そして彼のLIVEを見に来て欲しい。
どこまでも真っ直ぐで優しく熱い彼の音楽を。
必ず何か感じるものがあるはずだから。
 
すばるくんがいるだけで私の世界はたくさんの色を持って輝いている。
すばるくんに出会って、好きになったその日から、この世界の全てが色づき、輝きだした。その思いはずっとずっと変わらない。
楽しいもうれしいも幸せも、切ないのも悲しいのも、時には苦しさだって、すばるくんがくれた大切な気持ち。すばるくんが歌ってくれることで「素晴らしい世界」になる。世界が愛おしいと思える。大げさと思われるかもしれないけれど、生きる意味があるとさえ思えるんだよ。
大好きな笑顔ですばるくんが歌ってくれる。それが全てで、それだけでいい。
すばるくんは何度も「ありがとう」って言ってくれているけど、その何倍も何十倍もありがとうを伝えたいんだよ。
私の世界を照らしてくれてありがとう。
たくさんの宝ものをくれてありがとう。
たくさんのご縁をくれてありがとう。
たくさんの愛をくれて本当にありがとう。
私がお返しできることなんて少しかもしれないけれど。それでも、何かをお返ししたくて。だから愛を届ける言葉をこれからもたくさん綴っていこう。
大好きを伝えていこう。
そうすることしかできないけれど。ニンゲン達の思いはきっと届いていると思っている。
そうすることですばるくんをまだ知らないどこかの誰かに届くかもしれない。
そうすることですばるくんの歌ももっとたくさんの人に届いていくと思うから。
 
大好きな人が大好きな場所でこれからもずっと大好きな歌を歌い続けることができますように。
これからもずっと、愛しています。
 
 
 

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