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子育てに役立つ四魂の考え方

以前3回に渡り四魂について書いてきました。

四魂の考え方は、恋愛、職場の人間関係、夫婦間、子育てなどいろんな場面で役立てることができます。

今回は子育てで使える四魂の考え方について書いていきます。

みなさんのお子さんは「智・親・勇・愛」のうち、どの傾向が強いですか?

私は子供が3人いますが3人バラバラ。
また自分の子というのは近すぎて、四魂を考えるのが逆に難しいなと感じました。毎日、何年も一緒に過ごしているのでいろんな側面をみているからかも知れません。

第1子は身体を動かすことが好きな「勇」タイプ。
ちょっとでも段差を見つけると乗って飛び降りる、という何においても「できるかできないか」を常に求めていまいした。
親は良かれと思い動物園や水族館などに連れていきましたがそれらには全く興味を示さず、走り回ったり段差ぴょんぴょんに夢中になっていました。
今思うと公園や遊園地の方が喜んだと思います。
「勇」タイプなので、今でも少し高めの目標を与えると果敢に挑戦したくなるようなので、こちらも「じゃあ次はどうする?何する?」と目標設定できるように働きかけたりしています。
「勇」は過程も大事ではありますが結果を求める気持ちが大きいので、褒める時も「ここまで頑張ったからいいじゃない」よりは「もっと良くするために次はどうしようか」と前を見る声かけの方がやる気が出るようです。

第2子は小さい頃から探究心が強く、「智」のタイプ。
道端の草や虫も見始めたら進まないので朝保育園に連れていく時は時間がかかって仕方がありませんでした。
そのためほぼ自転車でスイ〜っと連れて行っていたのですが、本当は思う存分探索に時間を取って、本をたくさん読んであげたりすればよかったな・・・と思います。「なんで?なんで?」の質問も多かったのですが、スマホのおかげで大体のことはその場で答えてあげられたのはよかったと思います。
今でも興味があることは積極的に調べたりそれについて話したりしてくれますが、家族でどこか行こうと言っても自分が興味がなければ「行かない」とはっきり断ります。
スイッチのオンオフがはっきりしていて、オフの時は見ているこちらがヤキモキしてしまうのですが、そのような時に動くように促しても聞かないので、きっとオンの時が来ると信じて見守るようにしました。「智」のタイプの集中力は誰よりも強いので、オフの時間も「智」には大事なのだろうと思うようにしています。

第3子は親のタイプ。
なかなか自分の気持ちを出さないので、汲み取ったり話しやすい時間を作ったりするよう心がけています。「親」タイプは人の気持ちを汲み取ることに慣れているので、つい自分の気持ちも言わなくても相手に汲み取ってほしい、汲み取ってくれるだろうと思っています。
基本的に波風立たないよう親の言うこともイエスで答えますが、本当はしっかり自分の意見を持っていることがほとんどなので、後々「お母さんがそう言ったからそうした」などと言われることがないように、その場で気持ちを自分の口から話してもらうことが大事なタイプだと思います。

三者三様ですが、基本的に子供の幼いうちは「愛してほしい、自分の方に向いていて欲しい」と言う「愛」の魂の傾向が強いのはみんな一緒なのではないかと思います。

親も人間なので難しい時もあると思いますが、できるだけ平等に、均等に、それぞれを『特別扱い』して、子供たちの『承認欲求』を満たすことが大事なのかなと思います。



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