グレートバリアのグレートな使い方
はじめに
こんにちは。わかばシューターをこよなく愛するとしゆきです。
スプラトゥーン3になって初めてのフェスが終わりましたね。
お疲れ様でした!
筆者は2日間のフェス期間中で合計26時間ほど、わかばシューターを持ち続けてナワバリバトルに明け暮れました。26時間でわかばシューターのスペシャルであるグレートバリアを何度使ったのか数えられません。
最終的には初期値2180から350パワーをあげ、目標だったフェスパワー2500を超える2530を達成できました!嬉しい!
本文ではフェスの備忘録も兼ねて、筆者がフェス中に編み出したグレートバリアの使い方と各ステージの効果的な設置場所を紹介します。
フェスパワーを上げるために
第一回のフェスでは、フェスパワーがバラバラな方々とマッチングすることが多いように感じました。
そのせいか、明らかにこちらのパワーが高いと思われるマッチングで負けてしまうと、大きくパワーを減らしてしまいます。
例えば勝ってもパワーはプラス5ほどしかもらえませんが、負けるとマイナス20のような試合があります。
「負ける試合に勝つよりも、勝てる試合に負けないようにしたい。」
ナワバリバトルではラスト30秒で勝敗が決まるといっても過言ではないルールです。
油断しがちですが防衛に失敗し相手の打開を許して逆転負けしてしまうことがあります。
このようなゲーム性から、ナワバリバトルのラスト30秒の防衛を失敗するリスクを減らす工夫が必要でした。
味方のデスを抑え、敵のデスのリスクを高め、相手の進行を食い止める。
グレートバリアならできそうじゃないですか?
なんたって、"グレートなバリア"ですからね。
グレートバリアを使って安定した防衛を
グレートバリアの特徴
グレートバリアをスペシャルに持つブキは現時点で、わかばシューター、スプラローラー、ホットブラスター、スクイックリンの4種類
発動後、キャラが立っている場所にビーコンを設置
設置後、ビーコンを中心としたドーム型のバリアを発生させる。
ビーコンの設置からバリアの発生まではおよそ48フレーム(例えば、遅いダイナモの横振りでさえ、見てから設置だと間に合わない)
ドームの中には味方だけではなく敵も入れる。ただし、ドーム外からの攻撃は相手のインクのみ防ぐが、ドームの中からの攻撃は敵味方関係なく外へ貫通
バリアが発生している時間は約15秒間
敵はバリアを攻撃して破壊可能。バリアには耐久値が設定されており、耐久値は1350程度
頂上にある装置またはドーム内部のビーコンを破壊することでバリアを破壊可能。それぞれの耐久値はバリアの約半分となっており、700程度
防衛時でのグレートバリアの使い方
特徴を元に効果的な使い方を考えました。
任意の場所に設置できるので、例えば防衛ラインに置くことで戦闘が起きて味方がデスするリスクを下げることができそう。また暗に防衛ラインを味方に示せる。
戦闘中の設置は避ける。戦闘中に緊急で利用してしまうと、発生までに時間がかかるため発動までにデスしてしまうリスクが伴う。
時間をかせげそう。耐久値が高く効果時間が長いので、残り30秒のうちの半分である15秒もグレートバリアが発生している。
相手インクを防ぎつつ攻撃できるため、グレートバリアに近い場所での戦闘が有利になりそう。
以上から、
「敵の進行ルートに前線の目印として事前に設置し、敵が前線より先は塗れないように時間を稼ぐ、あわよくば近づいてきた敵を倒す使い方」
が防衛では効果的であると考えました。
防衛が失敗するんだけど!?
僕の考えた最強の使い方をすれば防衛は安定する...はずなのに、防衛がなかなか成功しない。気がついたら別の場所で戦闘が起きて味方がデスをして不利になっている...なぜ...
メモリープレイヤーを利用して相手視点での打開の様子を見てみると、相手がグレートバリアを無視して別の場所から打開していることに気がつきました。
グレートバリアは設置した周辺に影響を及ぼすことができますが、敵はバリアを無視して他の場所にいくこともできてしまいます。別の場所で防衛している味方はグレートバリアの恩恵を得られずに相手と対面してしまい、人数や地形が不利な状況で倒されてしまうといったことがおこっていました。
ここで、グレートバリアはただ使い方を工夫するだけでなく、設置場所も重要であることに気がつきます。
設置場所を工夫して成功率UP!!
グレートバリアは設置した周辺では味方の対面を有利にすることも、相手に時間を使わせることもできるスペシャルだと思います。しかし、無視されて別の場所に移動してしまったら効果がありません。
そこで、たとえグレートバリアが無視されたとしても
味方がデスするリスクを抑えることができる。
無視した相手の移動先や移動経路でのデスのリスクを高めることができる
移動に時間をかけさせることができる
といったことが可能な場所が、防衛の成功率を高めることのできるグレートな設置場所であると考え、各ステージで散歩をしたり実践で試したりしながら効果的な設置場所を見つけ出しました。
各ステージのグレートな設置場所
各ステージで俯瞰視点のマップに以下のマークを追記してあります。
水色の四角で囲われた場所:塗り返えされると勝敗に響きかねない最後まで塗りを維持しておきたい場所
相手の進行ルート
赤矢印:グレートバリアを通るルート
緑矢印:グレートバリアを無視するルート
グレートバリアの設置位置にはグレートバリアのアイコンを貼りました。
マサバ海峡大橋:中央広場の相手スロープを塞げる場所
相手のリスポーンから中央への最短経路(赤矢印)を塞ぐことで、敵の侵入経路を右側(緑矢印)に限定させることが可能です。
グレートバリアを無視するルートから塗りポイントを多く獲得できる場所(青い四角)に向かうには、段差を2度降りる必要があります。中央への見通しが悪く段差も多いため、味方は敵を迎え撃ちしやすく、敵は出辛くなることが期待できます。仮に念入りにクリアリングをされたとしても時間をかけさせることができます。
また味方に「これ以上先に進むとデスのリスクが高まる」ことを暗に示すことで味方の無駄なデスを抑制できます。
ナメロウ金属:右奥広場のスロープを登った場所
右奥の広場からのルート(赤矢印)を塞ぐことで、敵の侵入経路を左側(緑矢印)に限定させることが可能です。
塗りポイントを多く獲得できる場所(青い四角)に向かうには金網を渡るか段差を降りて狭い通路を通る必要があるため、相手にデスのリスクを負わせることができます。左側(緑矢印)は崖下の見通しが悪いため、味方は崖下に潜伏して敵を待ち伏せしやすく、敵にクリアリングに時間をかけさせることができます。
塗りポイントを多く獲得できる場所を相手が正面から塗ろうとした場合、相手から見て正面と左にいる敵を相手にする必要があるため、味方にとっては敵が見やすく、敵にとってはデスのリスクを負わせた状況で塗りあうことが可能になります。
ヤガラ市場:中央広場奥の右スロープを降りる手前
右側のルート(赤矢印)を塞ぐことで、敵のルートを左ルート(緑矢印)に制限することが可能です。
敵視点から見ると塗りポイントを多く獲得できる中央の場所(青い四角)に向かうには緑矢印3の正面の身通しが悪いルートを使ってクリアリングに時間をかけるか、緑矢印4の大回りして左奥の高い段差を登らないといけないルートを使ってデスのリスクを負うかの二択を強いることができます。
敵が塗りポイントを多く獲得できる場所(青い四角)を正面から塗ろうとした場合、正面と左にいる味方を相手にする必要があるため、デスのリスクをおった状況で塗らせることができます。
また、バリアの位置をここにすることで、中央広場にいる味方が相手スロープまで移動して復帰してきた敵と戦闘になり無駄にデスしてしまうリスクを軽減することができます。
おわりに
グレートバリアのグレートな使い方と設置場所について、いくつかのステージを例に紹介しました。
この設置場所を編み出す前の勝率は5割程度でしたが、変更後は7割程度まで向上しフェスパワーを大きく下げず、継続的にあげていくことができました。
グレートバリアは置く場所によって効果が大きく変わる研究・考察のしがいがあるスペシャルだと思いますので、マップの追加や地形変更のアップデートのたびにグレートな設置場所を見つけて楽しめたらなと思います。
みなさんも是非、グレートな使い方を見つけてみてください。
ほな、カイサン!!!