雑記
なんだか、前の記事で憂さ晴らしできなかったのでもう一本書いてみようと思う。
「Kachi」
深夜帯に一人で酒を飲んでいると考えてしまうことがある。
このまま誰からも必要とされず、誰にも理解されず死んでいくのかと。仕事で成果を上げて褒められても、職場で後輩にワードセンスがいいですねと言われても、決して埋められない隙間。そんな成功体験はすぐに忘れてしまう癖に、やたら頭にこびりつく失敗した時の記憶。それらが深夜帯に考え事をしているともくもくと8畳一間のフローリングから浮き出てくる。それらを気にしないように、酒を飲んで自分を麻痺させて濁らせる。でも、やがて残るのは二日酔いの倦怠感と消化不良な汚物だけである。多分子供の頃からずーっと誰かに耳元で「大丈夫だよ」「すごいよ」って言って欲しいだけなのだと思う。女手一つでありながらここまで育ててもらった母に、文句を言うのは27歳になった今、無益なことだと自分でもわかっている。でも、やはり俺は褒められたいのだ。24時間誰かに褒められたいのだ。
誰かにあなたが必要といってほしいのだ。
「生まれてきた価値と市場価値は別物」この前読んだエッセイに書いてあった。
別物なのだろうね、、、市場価値では埋められない満たされない自分への評価、価値に今もうずうずしながら、人生においてどうなれば勝ちなのだろうかと、アルコールに自分を割って今日も考えているのである。
「欲張り」
いつのことだろうか。今やってる仕事にというか環境に対して思うことができたのは。20代前半はなんとなくユーチューバーになろうとしていた。いまはそんな気はない。というか大変だろうし、そこを続けていく気力も興味もない。YouTubeは見ているのが楽しいのである。
入社以来ずっといたグループから移動になり、慣れない環境で見下されながらも、これは大事なので2回書いておこう。見下されながらも!
尊敬できる先輩に出会い、そこを目指すことで自分を立て直しなんとか慣れない課でやってきたが、最近後輩も増えて環境も最初とは大分変わってきた。
会社に自分を完全に埋めてしまう事は絶対にないが、最近はそこそこベットしてやってもいいかなと思うようになってきた。
自分の好きな周りと(嫌いな奴も一定数いるが)それなりにやりたい事で、金をもらえている。それでまだ、のびしろもある。そんな状況を楽しむことを欲している欲張りなのである。
完璧ではないが、同じく完璧じゃないアウトローな足りない奴らとクソ長い会社人生を渡っていきたい。
だが、組織とは残酷である。
このご時世と同じくすぐに空気清浄と言わんばかりに入れ替えたがる。
それでうちの足りないやつがひとり移動になった。変な自信で俺ならば、その移動になったやつがいてもうまくやる自信がある。しかし、まずはそいつをこっちに引き戻すしかない。
そいつと交換になったのは、俺の師匠である優秀な先輩社員の方だ。
でも、正直5年、10年で必要になるのは移動になったそいつであると思う。
だから、俺は師匠である優秀な先輩社員すらも唾をつけるほど優秀になり、そいつを呼び戻す必要がある。なぜなら、俺はこの課で最も欲張りなのだから。
だから、これ見てるならお前もちょっとは這い上がってこいよ。
欲張りな俺が欲しいのは偉そうな老いぼれじゃない。お前なのだから。