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唯一の拠り所も気づけば辞めていた【第二新卒の就活の結果は準社員という選択でした】
こんにちは。私は新卒で入社した会社を1年1ヶ月で退職しました。
どんな会社でどんなことをしてきたのか?
こちらの記事にも書いております。刺激的ですが、もし興味があればご覧ください。
こちら入社して数ヶ月で取り組んできた事もかいています。↓
そして罵声と恐怖と闘ってきた時の事も少し書きました。↓
新人にも容赦なく罵声と人格否定を続ける営業部長の元、唯一、辞めずにいた技術職入社7年から営業職3年目のFさん。
誰が辞めようが、私が営業部長に怒られようが、1人事務として責任を持って仕事に行く。と思えていたのは、
Fさんが入社以来、何があってもそこにいてくれたから。Fさんが怒鳴り散らされる事を少しでも減らす為に営業事務として出来ることをとにかくやるぞ。と言う気持ちになっていました。
だってFさんは、
『こんなんじゃみんな続かないよね。』
『PUIMYさんおはよう。いつもありがとう。お疲れ様。』
『大丈夫ですよ。何とかします。』
『ラーメン食べに行きますか。』
『日常の会話…』
そう言ってくる唯一の人でしたから。
2人でほぼ過ごし、時々中途が入り、1〜2ヶ月でやめていく。これを入社1年で8回ほど繰り返しました。
Fさんとのこのコミュニケーションと相談ができたから、辛くても仕事に本気で向き合えたんです。
そして1年が経った時、Fさんが営業部長の怒りに触れ、
遠くの工場に明日から行け!と言われて、行きました。
Fさんが帰ってくるのはいつ?
ただの出張?
1週間待ち、2週間待ち、その間も本社からのやりとりや他支店からの営業応援の方の対応と事務仕事はもちろんバタバタとやり過ごしていました。
ただ、私も、Fさんの事を誰も触れないこの雰囲気に嫌気がさしていましたし、この会社でずっと頑張るにはメンタルも持たない事は分かっていました。
なので、転職サイトに登録して転職の準備を始めていました。
少しづつ、1年間の自分のスキルを自信の無さもありましたが、面接を受けました。
Fさんが急に消えてから1ヶ月の間、春からの新卒の受け入れ準備や事務職の引き継ぎが上手く行くように準備をしながら。
そして、転職先が決まりそうな時にFさんに初めて連絡を入れました。
『もう工場の仕事は終わりましたか?お疲れ様です。』そしたらFさんが、
『え?僕はもう工場にはいません。誰からも聞いていないですか?言うなと言われて連絡しませんでした。僕はもう、退職しました。』
えっ?…頭、真白。誰も何も言わない。なかった事にしてる。なんだこの会社。最悪だ。
誰よりも頑張っていた社員の、私が一緒に頑張ってきたFさんのことを、何もかも無かった事にしている。
クソだ!!
みんなクソだ。
営業部長も本社も他支店の人もあれだけ私と毎日電話やメールで仕事していたのに。
唯一一緒の支店で働いて、長年こんな会社に尽くしてきた人に対する態度ではない。
会社としても、人としても、終わっている。
誰も信じられない。
と私の心がなりました。
Fさんには感謝を伝えて、私も転職活動をしていて、頑張れるところまでしかこの会社では働けないことも伝えました。
そして、私は転職活動で面接を受けた会社の人事部で新卒や中途採用の仕事をする採用アシスタントの仕事をする事に決定しました!正社員ではなく、準社員。
月給ではなく、時給。
第二新卒の仕事として選んだのは、やりたい仕事でした。
営業事務として働いた1年間。
出納帳管理も銀行に行くことも。
経費の簡単な精算も。
中途新卒リクルートのやりとりも。
説明会準備に説明会に面接に入社説明会に。
名刺の発注に。
もちろん、見積もり作成。
稟議書の作成。
工場と取引先様との運搬手配のやりとりも。
お取引先様とのやりとりも。
支店の引っ越しも。
たくさん経験させていただきました。
これはきっと、短いながらも豊富な経験をさせてもらったと思っています。
パワハラで苦しくても、怒鳴られて、馬鹿野郎、お前、舌打ち、書類を捨てられる、遠隔カメラでデスクを常に写されて、それでも自分なりに一生懸命走り抜けた1年1ヶ月でした。
この幅広い業務を経験をさせてもらった事は感謝に変わっています。だって私が得た力ですから。
ただ、働く環境としては、私には合わなかったです。
恐怖と共に仕事をするのは、私には無理でした。
退職の話をした時も、『そんなんで辞める人はいません。あっそうですか。はいはい。』と言われました。
でももう、1年1ヶ月の間に8人が辞めていますから、そんな風に言われるのは想定内でした。
そして、退職届を出し、本社にご挨拶をして退職をいたしました。
そして私は、退職から土日を挟み、すぐに新しい会社で準社員として採用アシスタントをスタートしたのでした。
スピーディーな転職でした。私の生活をかけて自分で自分の人生を肯定するために。
23歳だった私の凄まじく激しい1年1ヶ月。
10年以上経った今、それは肯定に変わりました。
もちろん仕事が続かない事に、自分で落ち込んだのも事実。
ただ、それでも自分の足で生き抜くために。
私は自分で次の仕事を探すアクションを起こしました。
自分を守れるのは自分。
心が壊れるかもしれない。そう思った時は、環境を変えてもいいと思う。
環境が変われば、覚えることも人間関係もまた一からだけど、その方が仕事に打ち込める事もあると私は思います。
休む事も一つ。
環境を変えることも一つ。
良かったら、スキやフォローもよろしくお願いします。
あなたに届きます様に…
私は今までの経験から、ゆるくしなやかなメンタルを築き上げる事の大切さを実感しています。
そしてそのメンタルが私を支えてくれています。
挫折や苦悩も打ち明けてみると、行動する力も少しづつ取り戻せて行きます。