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『ノーカントリー』『ゼアウィルビーブラッド』など2008年第80回アカデミー賞について
こんばんは
今回は、私の人生を狂わせたといっても
過言ではない表題の件
2008年第80回アカデミー賞について
お話しします
the Oscar goes to...
ですね
2008年当時私は
高校を辞めることになり、
引きこもりを始めた時期でした
この時期についても
大好評連載中の
「私と自分について」
にて詳しく語ろうと思いますが、
そんな私を救うきっかけをくれたのが
第80回アカデミー賞でした
詳しくはWikipediaをご参照ください
さて、この年の特に作品賞は
主観ではありますが、近年稀に見る
傑作揃いで、どれが受賞してもおかしくない
ものでした
○ノーカントリー
○ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
○JUNO/ジュノ
○つぐない
○フィクサー
また、作品賞以外でも
○潜水服は蝶の夢を見る
○スウィーニー・トッド
フリート街の悪魔の理髪師
○イースタンプロミス
○エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜
○アイム・ノット・ゼア
○レミーのおいしいレストラン
などが候補に並びます
今見ても豪華です
当時の
賞レース予想としては
ノーカントリーとゼア・ウィル・ビー・ブラッド
の一騎打ち
次点でJUNO
だったことを思い出します
正直映画の「評価」というものは
何が正解かわからなく
人それぞれの意見があってこそ
盛り上がるものだと思っており
「賞レース」による「勝ち負け」が存在する
ことはどうなのだろうと思いますが
やはりワクワクは止まらないんです...!!!
プロモーションも上手く出来ていますし、
規模もどデカいものですから、
毎年取り敢えずは
斜に構えつつ横目に
今回の受賞作はコレだな
とか思っちゃいますよねー
て言うことで私は「ノーカントリー」推しでした
だって、
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この顔ですから!
宣伝の時に見るたびに、
この映画、ヤバそう...と思っていました
当時の私のアメリカ映画に持つ感情としては
例えば、
『スターウォーズ』や『ロードオブザリング』
などの一大スペクタクルもの、こそ
さすが、アメリカ!
という感じで
かつ、父の影響で
ジャッキー・チェン『ラッシュアワー』や
『007』(当時のボンドはピアース・ブロスナン)
などのアクション映画が好きでした
しかし、それは
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この二つの映画で
そんな固定概念を破壊されたのでした
なんと言っても、
とても激しい、烈しい、劇しい画作りなのに
哲学的で重厚なストーリーに
演じる俳優の一挙手一投足その全てが
目を離せない凄まじさ
本当にすごいんです!!
これもまた、個別に記事として
取り上げたいと思っていますが、
これからの人生どうしようか
全てが自暴自棄で投げやりで
寝ることでしか時間を進められない
ような状態だった私に
映画という人生に彩りを与えるのに
うってつけの手段を提示してくれたのは
運命だと思っています
それからは、映画を特にアメリカ映画を
深く知りたいと
思うようになり
とにかくTSUTAYA!
とにかくGEO!
でまずは
「コーエン兄弟」と「ポールトーマスアンダーソン」
監督の映画を観まくって、
そして私の映画好きを決定づける
第3の監督
「クウェンティン・タランティーノ」
を見つけるに至るのです
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今回は第80回アカデミー賞が
私を映画好きへと変えるキッカケになった件
について書きました
昨今、映画の2時間がどうしても長いと
早送りやながら見で要点のみを抽出する
ような見方が、ストリーミング配信によって
流行り出しているようですが、
まあまあまあまあ
落ち着いて
気になっていた映画でも
見てみましょうよ。