生活保護は現物支給にすべきか?【イタリアの事例に学ぶ】
生活保護制度は水際作戦などはなくなるべきで、必要な日本国民が誰でも受け取れる制度運用にすべきだが、お金を儲けられるギャンブルだけはできなくすべきだろう。
ギャンブルで生活保護費を費やす
私の現実で知ってる限りでも、生活保護費をパチンコに費やす人がいる。
(そもそもパチンコのような違法ギャンブルは国が禁止すべきなのだが……)
その人は病院でエンシュアという栄養剤を処方してもらい(もちろん生活保護なので無料)それで食いつないでいる。
ちなみにXでも似たような事例を見かけた。
生活保護を現物支給にすべきか?
タイトルと同じことを書くが、生活保護を現物支給にはすべきではない。
今の日本で生活保護を現物支給にしたら、特定企業の商品に偏ったり、企業の中抜きなど、そういうことが起こったりすることは予測できる。
また日本国憲法上では文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると書かれているため、生活保護受給者であっても最低限度の文化的な娯楽(映画や本など)を制限することはできないはずだ。
文化的な娯楽を現物支給するというならば、それこそ特定の主義思想の本でも配るのか?という話にも繋がる。
イタリアの生活保護制度(ADI)
イタリアの生活保護費用は現物支給ではなく、基本的に使い道は自由だが、以下の禁止物品や主に禁止物品を扱う店では、このADIカード(生活保護カード)を利用できない。
ADIカードは電子支払いカードのようだ。
最後に
日本の生活保護も電子支払いカードにし、日本国憲法上の理由からイタリアより少し緩い程度で運用されるべきで、お金を稼げるギャンブルは禁止すべきだが、文化的な娯楽は一切禁止にはできないため、文化的な娯楽や煙草や酒の購入には月の限度額を定めるべきだろう。