登校拒否児童に登校を促すべきか
みなさま、おはこんにばんは。おなじみ伊智小寿々です。今回はスペチャル!なんと飛び出すタイトルです(特殊メガネをかければ)。まぁ、内容は真面目な小論文です。なぜ急にこんな真面目くさった議論をしようかと思ったかというと…
じゃじゃん♪(あれ?なんか写真デカすぎない?…ま、いいか♪)
こちらの「読み手を100%納得させる 論理的な小論文を書く方法」(小野田博一)を読んだからである。日本の教育現場や新聞に頒布する論説を「不味い出来」と一蹴する尖った口調で小論文の正解をまざまざと見せつけてくる、展開するその勢いは見事のこと。これを読んで居ても立っても居られず「今すぐ小論文が書きたいぞ!」という欲動の赴くままに筆を走らせ…もとい、キーボードを踊らせた結果が以下である。
登校拒否児童には登校を促すべきではない。生まれ持った性格が集団生活や学校教育に馴染まない児童にそれを無理強いすることは、本人の現在だけではなく、将来や周囲にも悪影響を及ぼす。
学校に来たくない児童を無理やり登校させると潜在的に、ときに顕在的に問題が起こる。集団生活や学校教育はその性質上、一定の型を取らざるを得ない。すると当然、様々な生まれ、経済状況、性格、知能、知的レベルを持った児童すべてに馴染むわけではなくなる。学校のやり方に馴染めない児童は学校生活で多大なストレスを感じ、時にはいじめや問題行動なども起こってくる。そうなれば学校生活が及ぼす影響は、本人の現在の学校での居づらさを越え、他児童への暴力、授業の妨害や本人の自己肯定感の低下など、周囲や将来にわたる悪影響を及ぼしかねない。
そうは言っても将来、社会に出て働くときに集団生活で鍛錬した協調性がないと児童本人が困るという意見もあるだろう。しかし、集団生活で我慢することで身に着けた協調性は、本人が一方的に自分を抑え込むことで維持できる、いわゆる過剰適応によるものだ。過剰適応がメンタルヘルスに及ぼす悪影響は大きく、うつ病や依存症などの精神疾患に罹患するリスクが非常に高くなる。過剰適応を続けることで一度は社会に適応できたとしても、けっきょく上記のような疾患で働けなくなるリスクを考えると、早い内から本人の性格に合った、協調性をさほど必要としない方法でお金を稼いだり、生活を成り立たせる策を模索した方が合理的だ。
したがって、登校拒否児童に登校を促すことは、本人の現在だけでなく将来や周囲への影響という点から見て適切でない。集団生活や学校教育が合わない児童が、自ら自分はこのやり方に合わないと判断し意思表示をしたら、大人はそれを尊重すべきだ。
じゃじゃーーーん!私もやればできるじゃん?と思ったけど、実は上記の本、まだ第1章しか読み終わってないんだ!(^_-)-☆だからこの先、読み進めてみて似た文章が悪い例として出てくる可能性もある…。まぁその時は潔く、筆者の辛口で斬られようと思います…。この文章を読んでくださった方は、なんで本ぜんぶ読み終わってないのに書いちゃったんだよって思ってると思うけど、それくらい、小論文が書きたくてたまらなくなる本だよってことです(^_-)-☆ぐばい★