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交通事故で入院中の病室日記 その9(墨東病院最後の夜)

最後の夜に

明日、葛飾リハビリ病院へ転院になりました。金曜日突然に決まった転院。週末に鞄が届かなかったり、書類作成が間に合わなかったり、思ったようには進みませんでしたが、なんとか体だけは移動できそうです。

夫に鞄の必要性を、一生懸命説明したり、転院先に午前中到着のために早めにきてもらうように念押しの電話をしたり。
説明するだけでイライラして、詰め寄りたくなったけど、ここはじっと我慢して、「怒ってないよ」モードで優しく説明。いやぁ、難しいったらないわぁ。今まで、話を聞かないタイプの人には、割と強めに詰め寄っていたんだけど、それでは通じない。同じインプットしても、同じアウトプットしか出ないから、ここはやり方を変えなくてはいけないんだけど、これは苦しいわぁ。今までやったことないような話し方、頼み方で説明するのがこんなに苦しかったとは(笑)

しかし、違うアプローチで関係を作ろうとすると、大変苦しいんだってことがわかっただけでも、12日間も学びのデザインをクラブハウスで学んだかいがあったってことで。

そして最後の夜に、デイルームでクラブハウス「自転車部屋」
モデレーターをやりながら、「サイクリングしまなみ」のエントリーにチャレンジして、無事エントリーできました。宿は福山で予約できなかったけど、シャトルバスがあるようなので(朝4時出発!!)まあいいかな。
ここ墨東病院でできることはみんなやったので、明日の朝は気持ち良く退院(転院)していきましょう。

病室仲間とライングループ

2ヶ月半も入院していて、そのうちの2ヶ月一緒の部屋だった向かいのベッドの方と、夜中の震度4の地震の時に一緒の部屋にいた私と同じような交通事故にあった方の、3人とライングループを作りました。
退院(転院)しても、頑張りましょうねって。

この3人で、毎夕方女子会のおしゃべりをしたのは本当に楽しかった。
私は笑っておちゃらけていただけだったのに、二人とも「元気が出るわぁ」と言ってくれて、こっちが元気をもらっていました。どんな時にも仲間には本当にエネルギーをもらえるなぁってことですね。

リハビリ病院って

明日から移るリハビリ病院では、毎日3〜4時間はリハビリで、朝すぐに着替えて一日ジャージでいるんだそう。「ベッドに横になってゆっくりしている暇なんてないわよ」って看護師さんに脅されたけど、望むところですって!
なんと言っても、半年後にはしまなみ自転車イベント参加するんですから!
どんなところだろうかと、ちょっと不安もあるけど、まあなんとかなるでしょう(笑)

それに、やっと自宅近くに帰れるのが嬉しい。やっぱりここは、いい病院だとは思っても、自宅から遠く離れていて、家のことが心配だったからね。
いや、自宅から5分の病院だとはいっても自宅じゃないのだから、まだまだ我慢しなきゃならないことはたくさんあるのだろうけど、すぐ近くに自宅があると思えるだけで、ちょっとは違うからね。

感謝・感謝・感謝

墨東病院最後の夜に、ここで書いても伝わらないかもしれないけど、
毎日日勤・夜勤と忙しくしていた看護師さんたちに、細かいことに気を遣ってくれていた看護助手さんたちに、毎日いろいろな話をしてくれたリハビリの先生に、薬のことをいろいろ説明してくれた「ハルキスト」の薬剤師さんに、入院時から転院まで何かと気にかけて相談に乗ってくれた相談員さんに、毎日ゴミの回収と掃除をしてくれた清掃員さんに、毎食工夫して食事を作ってくれた栄養科の職員さんに、そして3月末までと4月からと担当してくれた主治医の整形外科の先生方に、たくさんの、目一杯の、感謝を!!
本当にありがとうございました!!

次の病院でもリハビリ頑張って、明るく前向きに病院バカンス過ごします

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