高知移住日記 初級編その４（慣れた頃に事故を起こす）
突然の学校からの呼び出し
晴天が続いた後の冷たい雨の朝。火曜日は部活がオフなので、久しぶりにゆっくり支度をする息子。毎朝朝練で6時過ぎに弁当持って家を出るので、たまには寝坊させてやろうと、こちらもゆっくり朝支度。
そういう時に、ゆっくりしすぎるのよね。結果、家をギリギリに出ることになり、「大丈夫、ゆっくり行っても１時間だから。余裕」とか言いながら始業１時間前に家を出た息子。
こういう時に事故るから、「気をつけてね。ゆっくり行けよ」と声をかけたけど、心配した通りになったわけで。
9時半からメナードチームの交流会があるので、さっさと掃除を済ませて準備していたところで突然の電話。
電話の相手は、高知の市外局番。あれ？電気屋さんかしらと思って電話を取ってみると、息子の担任からだった。
「息子さんが、登校途中で車と接触事故を起こしました。本人は転んで手をついただけなんですが、これから警察の現場検証があるので来られますか」
とのこと。ありゃりゃ、、、心配した通りになったよ。
大急ぎで、店長にzoom欠席の連絡を入れて、雨の支度をして自転車で向かう。
そう、まだ車手に入れていないもんね。
退職金てさ、退職したらすぐにもらえるもんかと思っていたら、１ヶ月近く経つのにまだ振り込まれない。だから、車も買いに行けない（笑）
ということで担任の先生には「１時間ぐらいかかりますすみません」と答えて雨の中を自転車で向かった。
この時、入学式でも自転車で行ったんだから、１時間かかるって言ったら自転車で行くもんだと思っているよね。と勝手に思っていたんだけど、これが失敗。そうよね、私の「普通」はあなたの「普通」とは違うんだから、必要なことはちゃんと言わなくっちゃ。「自転車で行くので１時間ぐらいかかります」ってね。
自転車保険の失敗
自転車と車の事故はよくあることで、次男も自転車通学中に車と接触。しかも相手が黒のベンツという怖いシュチュエーション。ぶつかった傷は大したことがなかったのに、相手が勝手に違う部分も修理して保険屋に１００万円も請求が行った事件があったので、自転車に乗っているなら、対自動車用として絶対保険に入らないとならないと実感していた。
なのに、高知に引っ越してきて、イベントなどで忙しかったり、自分のことで一生懸命だったりして、自転車保険を解約していたことをすっかり忘れていた。自転車で学校に向かいながら、「しまった！自転車保険入っていないのに車と事故ったわ。こりゃ、修理代は持ち出しだな」と超反省。帰ったら、速攻ネットで保険加入しよう。私だって遠出するから、保険必須だったわ。
事故の相手は優しいお姉さんだった
学校に到着すると、正面玄関前に警察官、先生と事故の当事者らしき方と息子本人がずらっと並んで待っていた。いやぁ大変申し訳ありません。
私、自転車で来るっていうの忘れていましたよね💦
早速、会議室に移動して、まずは警察官に電話番号を伝え、事故の相手方に電話番号、名前、住所を書いて渡し、もう保険に入っていないので
「修理代は全額支払わせていただきますので、金額と振込先が確定したら連絡ください」と誠意をもって伝える。
相手のお姉さんは、「自転車保険にはすぐ入れるから、入っときね」と優しくアドバイスをもらう。
はい、全くその通りです。
担任の先生は、「一言、何でいらっしゃいますか」と聞けばよかったですねと恐縮しきりだったが、いやいや私が「自転車で」と一言言えばすんだことですって。
息子は、ほぼ３週間事故なく長距離通学していたけど、日曜日の部活がえりにドブにハマって転んでいるし、今日も雨の中をこけて車にぶつかっているし、慣れた頃に事故を起こすんだよね。
そろそろ、自転車で通学するリスクもわかったと思うから、大きな事故になる前に、リスク回避の方法を息子と話し合ておかなくては。保険はあくまでも保険であって、使わないこと前提だからね。
転んでもタダでは起きないぞ
学校から電話があった時、片道１時間も自転車で、しかも雨だからマウンテンバイクを使わなきゃならなくて疲れるなぁと思っていた。
雨の中を走る時は、ただでさえ気持ちが落ちるのに、到着先でも気が滅入る事故後の話をしなくちゃならない。何か気持ちが持ち上がることを考えて走らなくっちゃと思いながら走行。
そして思いついたのは、TikTokのシナリオ作り。最近の嫌だったことを、どんなふうによかったを探して陽転したかなと考えて、思いついた。
それは、9月に職場復帰した時に仕事を干されたことだった。あの時どんなよかったを探しただろう、それをどんなふうに感動を呼んで共感できるシナリオにできるだろうと考えた。ぐしょぐしょに濡れる雨の中では、あの時の悔しい気持ちを思い出すのにぴったり。
おかげで、往復２時間で新しいシナリオ完成しました。さあ、動画編集しようっと。