高知移住日記 中級編その1(車が来た!!)
自家用車到着!名前は「そらいろちゃん」
ついに、そらいろちゃん(スペーシア)が我が家にやってきました。
車屋さん(ディーラー)から自宅まで、自分で運ばなければならないので、朝から憂鬱。何せ、3月の末にレンタカーを運転してからはや2ヶ月。最後に運転したのは、あの忘れもしない「ニトリ」駐車場の柱に車体を擦った日。
大丈夫かな。自宅の車庫にちゃんと入るかな。
そんなネガティブドキドキの時は、そのドキドキをワクワクドキドキに変えるのが一番。そうです!「吊り橋効果」
ということで、今私が一番ワクワクしている「TikTok」に振り返ることにした。
リュックに三脚を詰めて、撮影用の上着も持って車と一緒に撮影だ。いざディーラーへ。
保険の説明も使い方の説明もほぼ聞いていない状況。何より、車を連れて帰れるかが心配。
後部座席に乗ってきたマウンテンバイクの朱ちゃんを乗せたところで、営業のお姉さん「これで全て説明は終わりました」と早速出発を促す。
そこで「写真とTikTokを撮らせてください」とお願い。
するとお姉さん「じゃあ、金色の大きな鍵持ってきますね。レースとかでよく写真を一緒に撮るやつです」とノリノリで金色の鍵を取りに行ってくれた。
そこまでしてくれるんじゃ、金の鍵と一緒にTikTok取るしかないじゃありませんか(笑)
車の前で、鍵持ったバージョンで撮らせてもらいました。バックミュージックのiPadをお姉さんに持ってもらうなど、撮影の手伝いもしてもらって、2テイクも撮影。
大満足で、撮影を終えていざ帰宅の運転へ。
しかし、ビビっていた割には、いつも自転車で走っていた道だけあって、スムーズなこと。右折も左折も車線変更も迷うことなく自宅に到着。そして、鬼門の車庫入れ。
しかし、ここでも、前の家の車が出かけていてなかったため、スペースに余裕があって、切り返しをしながらなんとか思う通りに車庫入れ完了。
なんだ余裕じゃん、とご満悦。
でも、夕方の買い物は、もちろん自転車で行きました。せっかくきちんと入った車をどこかにぶつけたら怖いもんね。
そんなことをしていたからなのか、初日に車に鳥のフンをかけられて、早速綺麗にしてあげました。
2日目は車庫入れ練習だ!
2日目。ここで、車をお飾りにしていたら、いざという時に使えない。まずは8リットルしかガソリンが入っていないから、GSに行ってガソリン満タンにしなくては。それなら、GS→図書館→ニトリ→スーパーと回って、各駐車場で車庫入れの練習だ。
ということで、早速GSへ。
まずは、「セルフではない」GSで、一番近いところをGoogleマップで確認。セルフはまだ無理😢(初GSがセルフだったのでマイナスイメージ)
自転車でまず下見に行ってどう入るのかイメトレ。
その後、車でGO!
ガソリンの蓋をあけるスイッチは、ディーラーを出る時に忘れずに確認したので、ここは大丈夫。
でも、ちゃんと給油する場所に車がうまく入れるか不安。
しかも、出発する時に、大事な「初心者マーク」をつけて出るのを忘れてしまった。ああ〜ビギナーズラックが使えない。
心配はいろいろあったのに、下見のおかげで(笑)スムーズにスタンドに入ることができ、そんなに混んではいなかったので、誘導通り給油のところに行き着けた。
けれど、現実はそんなに甘くはなかった。さて、給油も終わりお金も払って出ようとしたら、私の進行方向に新たに給油する車が入ってきたではありませんか!!
車と機械の間は、多分私の車が通れるほどの隙間は空いているようだけど、何しろ車体感覚がわからない。ぶつけると怖い。そろそろとその隙間を通ってなんとか無事脱出!もう、心臓がいくつあっても足りないですよ。
手には汗びっしょり!(しかし、その後も更なる試練があったのだ)
無事にガソリン満タンミッションをクリアしたので、今度は図書館へ。
予約していたのは、心理学(交流分析)の専門書で結構分厚いやつ。とにかく2週間でパラパラでいいから見て勉強しようと思って予約したんだけど、専門書だから自転車で持って帰るのは重いよなぁと思っていた本。
ちょうど、車も来たことだし、図書館には駐車場もあったから、車庫入れチャレンジだよと向かった。
いつも自転車で行く道を走って、高知城近くのオーテピア(市立図書館)へ。ところが、入ろうと思っていて方向には「右折での駐車場への入庫は禁止」の赤い看板か。「え?どこから入ればいいの」と迷いながら、図書館に沿って曲がってみると、正面に左折で入れる入り口を発見。ホッとして駐車場に入る。すると駐車場の警備員さんが立っていて、「では14番に入れてください」と駐車場所を指定。ええ!!!場所指定されるの?!入れられるかわからないよ!ほとんど涙目状態で、14番の場所に行くと、案の定左右には車が止まっている非常に危険な場所。
もう、これはYouTubeで何度かイメトレした「あれ」をやるしかない。それに駐車スペースの前は、我が家より十分は広さがある。大丈夫いける。
うまく行くイメージをしながら、ちゃんとサイドミラーで確認して、バックモニターをガン見することなく車庫入れ成功!やった!バンザイ!成功を意図すればちゃんとできるのよ。私だって。だてにレンタカー3回も擦ったわけじゃないわよ(笑)
さて、初の駐車券付き駐車場をクリアした後は、「あの」ニトリの駐車場。
ニトリは何回も行っているからね。楽勝でしょう、と大通りをニトリ目指して走る。そして駐車場目指して左折で入ろうとしたら、、、出口でした。入り口を通り過ぎてしまっていたので、そのまま大きく回り込んで再度裏から入庫にトライ。今度は、柱に擦ることもなく。無事に入れたい場所に駐車できて満足。これであの悪いイメージは書き変わったかな(笑)
最後のスーパーでは、スーパー周りの駐車スペースがほぼいっぱいだったので、屋上駐車場へ。すると、広々とした駐車スペースには、数台の車しか止まっていなくて余裕。そうか、スーパーやショッピングモールでの駐車は、遠くのところに止める方が実は初心者には優しいのだということに気がつく。ショッピングモールでも立体駐車場の高層階にしようっと。
家に帰ってきた時にトラップが
3箇所の車庫入れが成功していい気分で自宅に到着。昨日成功しているんだから大丈夫でしょうと昨日のイメージでチャレンジ。底にあったのがトラップ。
我が家の駐車場の前には割と深い溝があるんです。そこにはよくある鉄の網になっている蓋がしてあるのですが、家の前の道が微妙に曲がっているのと、蓋が駐車スペースの入り口にだけしかかかっていないために、変なところを踏むと蓋がガシャンと浮くんです。
そう、トラップを踏んでしまって、蓋がガシャンと浮き上がり、車体の底に「ガリガリ」と嫌な音が、、、(T . T)
しまったと思ってやり直すも、さらに蓋が持ち上がってしまって、ついに1枚外れてしまった。
私が焦って降りて直そうとしたら、激しいガシャガシャ音に気がついてくれた、路地の突き当たりの家でクーラー設置していたお兄さんが走ってきて直してくれました。感謝しかない!!
三度目の正直でなんとか車を入れた後、隣のおじさんが出てきて「ここまで出てからバックするんだよ」とレクチャーをしてくれました。
なんでも、我が家の路地の奥には我が家より入れにくい車庫の家があって、そこの方は、我が家の家の前の50センチぐらいある段差から落ちたり、壁にぶつけたりと、初めは大変だったそうな。
「何事も練習だよ」
おじさんは優しく言ってくれました。
そして3日目の今日は、さらにハードルの上がるチャレンジが待っていた(つづく)