『リアルビーチボーイズ』
三浦半島か房総半島のどこかにヌーディストビーチがあるとの都市伝説を信じて探索した事がある
鬱蒼と茂った雑草をかき分け岩と岩の間をぬけた先にあるというこの世の桃源郷
おかげで両半島の海岸線の地形には伊能忠敬並みに詳しい
その経験とブラタモリ的な観点からオレの中でナイスな海岸線No. 1は三浦半島の油壺湾👍
両半島では唯一と言っていいリアス式海岸的な地形
陸地の奥深まで入り込んでる湾と水の青さと緑多い自然が絶妙なハーモニーを奏でていて
その静かな湾に停泊してるヨットとセンスがいい別荘がいい雰囲気を醸し出していてまるでコートダジュール
当然コートダジュールには行ったことないけどね😭
歴史的には三浦半島を治めていた三浦一族の終焉の地で『油壺』って地名の由来も三浦一族がまとめて殺されて
湾が油を流したように三浦一族の血で染まったというドラマチックな場所
昨日は天気がよかったので
宗岡プリズンに収監されてる囚人ナオキ君とそこの刑務所長と脱走対策として飼われてるハナちゃんと油壺散歩をメインにした三浦半島日帰り旅に行ってきた
囚人ナオキ君は刹那快楽追求型パリピ罪で終身刑の身
でも本人が間違いなく善人なのとキャバクラで飲んでて「今すご〜いモテちゃってるんだけど〜」と家に電話しても許してくれるという寛大な刑務所長のおかげでノルウェーのハルデン刑務所並みの自由な囚人生活を送っている
クルマやバイクやキャンピングカーやジェットや船や孫はもう手に入れて満たさているから次は別荘だろうなと思って昨日はオレのお気に入りの油壺湾を別荘購入目線でアテンドした
キレイな海とその先に見える富士山もよかったし
少し足を伸ばして三崎漁港で食べたマグロ丼やバンクシーの絵もよかったけど
一番のヒットは元油壺マリンパークの横を降りて行ったところの荒井浜にあるカフェのような海の家のような種別がよくわからない『海の美術館』というお店
Facebookでの住所は
〒238-0225Kanagawa三浦市荒井浜波打ち際
ワイルド〜
建物は海の家に少し毛の生えた感じで学園祭レベルなんだけどネーミングは美術館www
オーナーはロン毛にしたマイク真木みたいな雰囲気
「真冬だけどお客きますか?」って聞いたら無愛想に「全然こないよ」ってwww
去年の夏に仕入れた食材で調理された料理でお腹壊す恐怖を感じたのでとりあえず注文はドリンクだけにしといた
ナイスなのはテラス席は喫煙可でペット可なとこ
プッチもハナちゃんもまったりして
囚人達は当然喫煙者なのでゆったりまったり喫煙してコーヒー飲んで誰もいないビーチの景色を満喫
話を聞くとマイク真木はお店に住んじゃってるから真冬でも年中無休で営業してるとの事
夏には客がきて賑わい
そのあとの晩夏で哀愁を感じ
全くお客がこない秋を迎えて孤独を感じ
そして冬
リアルビーチボーイズじゃん
一年の大半はお客がこない季節だからおそらく自分の心と向き合う時間が多くて
なんか悟りを開いてて達観してる感じがかっこいい
囚人ナオキ君はマイク真木の生き方に共感してたから別荘を購入するというより海の家を終の住処にしそうな感じwww
オレにとってはもしかしたらここが探し求めていたヌーディストビーチだったのかもしれない
体ではなく心を裸にして自分と向き合える『心のヌーディストビーチ』
今ならオレあいみょんの『裸の心』うまく歌えると思う