家族のはなし〜よくある話〜
時間も曜日もあまり関係ない働き方をしている。
飼い猫の一匹が具合を悪くしたので、今日は1日家にいた。
朝一で獣医に診てもらい、様子を見る。
このまま快方に向かいますように。
人間の私と食べ物とトイレ以外の全てを共有し、
彼女(ネコ)はどこまで本来あるべき姿で
生活をしているのかは謎ではある。
そうやって甘やかしている割には、
彼女が具合が悪いと「猫だしな。」と
急に彼女の本能をあてにしがちな部分も以前はあった。
そんな人間の勝手な解釈に具合が悪い時まで付き合わせるのは、不憫かなと、
何かあるとすぐに獣医にかかるようにしている。対処法の正解は今も不明だ。
かといって、猫たちと獣医との気の利いたエピソードはないんだな。
上の子(メス)はとにかく獣医さんがきらい。というよりみんな嫌い。
引っ掻くわけでも、噛み付くわけでもないが、
とにかく「ウーウーシャーシャー」言ってみせるのだ。
10年以上もお世話になっている獣医さんにも毎回もれなく、
親の敵のよう…ウーウーシャーシャー
みんな困っている。猫も先生も。その親は間違いなく私ではにゃあ(ない)。
下の子(オス)はとにかく人が大好きだ。私のPC作業の邪魔も忘れない。
来客にはとことんまとわりつく。許されるなら膝にも乗る。
獣医さんには診察にならないほど、擦り寄り甘えにいく。
と、まあ、「きっとそんなもんだろうなレベル」を超えない話ばかりだ。
それが我が家の猫たちである。
上の子がうちにきて、10年半。
下の子が加わり3人(?)暮らしになって9年。
我が家で一番猫らしいのはもちろん飼い主の私である。
なんの自慢だ。
上の子は私より人間らしいし、下の子は猫というより振る舞いは犬のようだ。
住む家がなかった彼らとの暮らしは暖かい。
あまり共有を得意としていなかった私ではあるが、
彼らを受け入れて、
彼ら側から沁みてきた温もりに
共有の喜びを教わる日々である。
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