動画で振り返る【みん俳④】鶴亀杯
皆様、こんばんは。
『動画で振り返る、みんなの俳句大会』連載記事４回目。
今回は2022年 夏、みんなの俳句大会 第5回『鶴亀杯』の動画を振り返りましょう。
鶴亀杯は、『つる』さんと『亀山こうき』さんのダブルホストの大会でした。
演出チームは
イラスト：ほっこり癒し絵の『しろくまきりん』さん
音楽：AIボーカル使いの『あずき』さん
タイトル・レイアウト：おなじみの『rira』さん
動画：PJ
鶴亀杯は、大会自体にストーリーを持たせようということになり、作詞のあずきさん主導で物語が紡がれていきました。
「宇宙から帰還したクリエイターが海の上に出たのも束の間、竜宮城からの遣いの鶴と亀がやってきて夏を詠みました。
するとたちまち宇宙船は潜水艦に変わります。
そして鶴と亀とクリエイターは海の底の竜宮城に向かいます」
その物語に合わせて、しろくまきりんさんが、かわいらしくユーモアあふれるイラストを用意してくれました。
riraさんの用意してくれた、タイトルも素敵でした。金色のロゴがめちゃくちゃかっこよくて、動画で何度も使いました。
さて、動画制作。
歌物で約2分。物語付き。。。
これは難しい。
悩みに悩みましたが、この時アフターエフェクトというソフトを勉強中だったので、それを使いながらいろいろと演出にチャレンジしてみました。
私の動画編集のメインであるダヴィンチディゾルブのエフェクトや設定も勉強しながら、静止画をいかにアニメーションに持っていくかに労力を注ぎました。
あえて文字情報を入れず、昔話のような童話のような、別世界の雰囲気を目指しました。
そのため、実写のフリー素材そのままということを自分の中で禁じました。
今となれば、いろいろ直したいこともありますが、この頃のベストは尽くせたと思います。
結果、あずきさんのかわいらしくしみ込んでくるような音楽と、しろくまきりんさんの愛らしいキャラクター達。それに動きをつけて命を入れることができたと思います。
制作でがんばった、ぜひ見て欲しいポイントがいつかあります。
まず、頭の『かっちー宇宙船』が大気圏を降りてくるところ。
着陸した海も、一からアフターエフェクトで作りました。
海の上で揺れているところ、よく見たら水面にちゃんとキャラクターが反射しているんですよ。
潜っていくところのアニメーション。キャラクターを動かすことも、この頃の初チャレンジだったように思います。
海の中で揺れたり、色味を変えたり。
そして、サビラストの盛り上がりのアニメーション演出。
ラストのロゴの波紋。
効果音もいろいろ探して頑張って作った記憶があります。
一素人の作品ではありますが、イラスト・音楽・そして大会のコンセプトに乗った動画ができたのではないかと思っています。
あー疲れた😁
その割に再生回数が低いので、皆様ぜひ見てください。宜しくお願いしますm(__)m
鶴亀杯オープニングムービー
「詠みましょう鶴亀杯」
作詞・作曲：あずき
歌：CeVIO AI 東北きりたん
見渡せば 晴れ渡る空・青い海
境界のない夏に浮かぶ
遠くからこちらに向かう鶴と亀
竜宮からの使いのふたり
夏詠めば たちまち変わる 潜水艦
いざ向かいましょう海の底まで
透き通る海の中ではタコが舞い
クジラの群れは仲良く泳ぐ
窓の外 豊かな海を眺めつつ
近づいてきた 宮殿の門
鶴亀杯
鶴亀杯応援歌
鶴亀杯でも宇宙杯に続き『勝手に応援歌』イベントを行いました。
私の元歌『春すぎて、夏』という曲をベースに替え歌を募集しました。
長い尺の歌にもかかわらず、5名の応募をいただき、その全てを歌にさせていただきました。南国バージョンや、切ないバージョンなどいろんな形で作りました。
・つるさん
・のんちゃさん
・むしえびさん
・はやしっぷ
・riraさん
その節はありがとうございました。
今日はその中から『のんちゃさん』さんバージョンをお送りさせていただきたいと思います。
つるさんや古今和歌集への返歌をテーマにしている歌詞とのことですので、詳しくはのんちゃさんの記事をご確認ください。
なお、今回もデータが壊れていましたので、折角なのでボカロで作り直しました。
また、riraさんからは切ないイメージの依頼があり、ギターのみで切ないバージョンを作りました。
それをもとに『七田苗子』さんが、riraさんの歌詞への返歌バージョンを歌っていただけました。そちらも素敵ですよ！
鶴亀エンディングロール
さて、楽しかった鶴亀杯もあっという間にフィナーレを迎えました。
私も前にあるのは、5分間という長尺の動画制作、、、
動画制作で5分は結構長いんですよ。。。
まあ、ええんすけど。
この頃は背景抜き加工が私の中で流行っていたんですね。
その手法を使い、静止画に動きをつけて行きました。
しろくまきりんさんがたくさんイラストを用意してくれていましたので、なんとか形にすることができました。。
その経験を活かし、次大会の『十六夜杯』では歌詞だけではなく、動画を主体にしたストーリー構築のため、イラストレーターへ欲しい絵のお願いをしていくようになったのでした。
ちなみに『十六夜杯』では1年ぶりの音楽担当になり、歌詞制作もできるこということもあったので、私はストーリーの作り込みの沼にハマっていくのです……
【十六夜杯演出スタッフ】
ホスト：『十六夜』さん
イラスト：『しち』さん
タイトル・ロゴ：riraさん
ボーカル：シズゴン
音楽・動画：PJ