【モノ申す】高校総体(インターハイ)の中止について
新型コロナウイルスのせいで
高校総体(インターハイ)の中止がほぼ確定した。
追記)2020年4月27日時点で中止が確定。
これはどうなんだ?
私自身サッカーでインターハイに出た身からすると
こんなひどいことはないと。いうのが正直な感想だ。
これは、大人たちへの文句ではない。
コロナウイルスへの文句だ。
こと、サッカーに関して言えば、高校サッカーの目玉は「冬の選手権」だ。
インターハイは通過点。そんな風に思っていたのも事実。
個人的は話にはなるが、
インターハイと高校サッカー選手権はある意味同格でもある。
どちらかで全国大会にいくと、高校の卒業試験は「免除」という制度があった。
社会に出てから、「インターハイに出た」というほうがかえってわかりやすく自分のアイデンティティを示すものとして非常にありがたい存在でもある。
たとえ、1回戦で負けようがインターハイにでるかでないかで人生が大きく変わるようなそんな感覚だった。
何かを成し遂げたというか、当時は「勲章」を1つもったと先生にいわれた。
実際そんな気分である。
それくらい、スポーツ選手を志す少年少女にとって重要な存在なのだ。
進路にも大きく影響する。
サッカー以外ではなおさらではないか?
インターハイは高校生活3年間の集大成。
そうおもって日々のトレーニングをしている高校生が全国で何万人いることか。
今どんな思いでいることか。
くやしさ爆発という軽い言葉では終わらせることができないのではないか?
そんな風に思うのです。
延期はほぼ不可能。
学生の本分である「授業=勉強」すらもできていない状況だから。
それは言葉は悪いがしかたがない。
運が悪かったのだ。
「冬の選手権」もできるか今は分からない。
それどころか、大学に進みたいと思っていたけど
進学できるのか??
親にお金を出してもらえるのか?奨学金でるの?
社会がとにかく不況。
前代未聞で大人たちも意味が分からない状況。
でも、
あきらめないでほしい。
インターハイは無理かもしれない。
でも、人生は決して「中止」にはならない。
「人生は山あり谷あり」だ。
そんな言葉がある。
「谷は深ければ深いほうがいい」とサッカー日本代表本田圭佑さんは言っている・
「谷」とは何なのか?
サッカー人生の挫折なのか?
貧しい家庭に生まれたことなのか?
また別の言葉で、「すべての人生は平等だ」というのもある。
若い時に日の目を見なかった人が努力して努力してなった50歳。
わかり時に才能で輝いていた人が落ちこぼれた50歳。
平均すると誰もが同じくらい幸せを味わっているのではないか。
ちょっと話はそれるが、
「長く健康に努力して生き続ける」これこそがもっとも人を幸せにしてくれる唯一の方法だと思っている。
つまり、何が言いたいかというと
インターハイが中止になることは人生の中で試練かもしれないが
終わりではないということだ。
当事者ではないのに何がわかるんだという少年少女の言葉もちょっとは浮かびますが、それはいいのである。
高校で全国大会にでることに人生をかけているように考える高校生がいるかもしれないが、人生はもっと長い大きなものだというのをわずか一人にでも
もし悩んでいる少年少女がいたら届いたらいいなと思う。
私もコロナウイルスや不況経済と戦います。
ともに戦い、人生を最高のものにしましょう!
もしかしたら、文科省の文部科学大臣杯のような大会も検討されているようだが、それがもしあるのであれば、唯一の年の学生となる可能性もある。
何かと、「あの年の世代の人」例えば、就職大氷河期でしたとか、東日本大震災の年に就職活動してたとか(私)は実は人生にとってプラスに働く音も大いにあるのだ。
まあ、いいたいことは「人生は本当にわからない」「みんな人生は平等なんだ」ということだ。
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