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小学生フラッグフットボール"速く反応する"ディフェンスについて

パス捕ったと同時ぐらいにディフェンスにフラッグプルされた、パスミスでもないのにインターセプトされた、一回かわしたのにしつこく追いつかれてフラッグプルされた…

オフェンスからすると、こんなディフェンス、イヤです。
いかにプレッシャーをかけるか、いかにミスを誘うかがディフェンス。オフェンスからすると、プレッシャーがかかり、ミスし易くなるので、反応が速いディフェンダーと勝負することを避けたくなるもんです。

富士通フロンティアーズでラインバッカーとして活躍した木下さん(#41)が言ってました。ディフェンスはリアクションだと。なるほど…と思いました。オフェンスはどういうプレーをするかをハドルで決めますが、ディフェンスはそのプレーを知らないので、オフェンスのアクションに"リ"アクションするんだと。

ディフェンスの大事な練習は、リアクション練習なんだと思います。ぶっちゃけ地味😅😅
リアクションを速くするというのは「脳が出した信号を、即座に身体の反応に繋げること」ですから、様々なシーンを体現し、身体が勝手に動くようになるように訓練するってことだと思います。

スタートの姿勢はFFP(DBは足幅を狭くします)が基本。FFPは文字通りファンダメンタルフットボールポジションであり、その姿勢が崩れないようにスムーズなリアクションが体現出来るように練習し、そのスピードを上げていく、これが『速く反応する』というテーマへの向き合い方かなと。

実際にどういう練習メニューが考えられるかというと、ベーシックパターンは、
①前後2方向のリアクション
②左右2方向のリアクション
③前後左右4方向のリアクション
④前後左右斜め8方向のリアクション
の4つかな。

応用パターンとしては、
①バックペダルで下がっている姿勢から、ランorパスへリアクション
②LBがQBとミラーで動く姿勢から、ランorパスへリアクション
とかとか、色々考えられる。


ではどうすればリアクションを"速く"することが出来るのか?
実はよーわからんのです😅
でも、しっかり地面を踏むこと、蹴ることが大事なんだろうな… 棒立ちの姿勢では途端に転倒するし、お相撲さんみたいにすり足では素早いリアクションは難しい。選手それぞれに一番ベストな姿勢があるはず。それを一緒に探してあげるのがコーチの役目かなと思う。

僕は最近までFFPすら知らなかったので、先輩コーチや他チームコーチに教えてもらったり、FFFCのOB(佼成学園、早稲田、関学等でアメリカンフットボール選手として活躍)に積極的にアドバイスを求め、選手達の練習を見てもらいました。餅は餅屋っていいますしね。

ただ、得たアドバイスがその選手にFITするのかどうか、FITする時期かどうか、理解できるのかどうか、そーゆーことを考えながら一緒に学ぶといいんだろうなと思います。

#フラッグフットボール #小学生スポーツ #アメリカンフットボール #ディフェンス練習


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