棗いつきファンミーティング「百歌繚乱」~和装オタクの暴走~
こんにちは。
トレミーと申します。
今回は棗いつきファンミーティング
「百花繚乱」
のレポート記事になります。
冒頭から恐縮ですが今回の記事、
だいぶ暴れそうな予感がしてます。
諦めて下さい。
では。いざ、参ります。
1.和装+推しバ
いつか着てみたいなーと思ってた服。
とはいえ普段着には心理的ハードルが高いし
かといって普通のライブに来ていくには
袖が邪魔だし、裾踏まれそうだし。
棗いつきさんのライブはだいたいが
スタンディングというのもあり中々
機会に恵まれなかったものでした。
そんな時に出たファンミの情報。
場所は「浅草 花劇場」
形態は「整理番号順 自由席着席」
中身は「トークメイン(多分)」
なんとびっくりするほど綺麗な全解決です。
こんなに条件が整った上でしかも舞台は浅草。
もう「テメェ、日和ってないで和服着ろ!」
と神様に背中を押してもらったようなもんです。
そんなわけで高校時代の和服普段着の友人を
頼って情報を集めて買い集め。
着付けや帯の締め方も自力で調べて
なんとか当日に着て行ったのがこちら。
初めてにしてはそこそこ様になったと思います。
風通しがいいので見た目より暑くないし。
羽織の裾からはふぁんふぁおれ扇子がすぐ出るし。
あとは客引きに引っかからない。
難点を挙げるとしたら、そうですね。
歩きにくいのと、周りの目が痛いこと。ですか。
歩きにくさは、まあご想像に難くないでしょう。
ズボンと違って歩幅が制限されますから、
慣れるまでは脚の裾を引っ掛けないように
かなり気を遣って歩かざるを得ませんでした。
慣れたらまあまあ楽なんですがね。
改めてライブ向きでは無いな、と。
後者の周りの目線についてですが、
今回は電車で最寄りからこの格好でしたので
その車内が1番人の目を集めていたと思います。
こればっかりはどうしようもないっすね。
浅草まで来ればそこそこ和服の人も多く、
街並みにもしっくり馴染んでくるんですが。
どうしても気になるなら現地でレンタルなどして
着付けてもらうのが手っ取り早い気がします。
でもやっぱり街並みに馴染むといいですね。
ただの散策にも箔が付いてきます。
さて、和服ばかりでスルーしてましたね。
手持ちの推しバに軽く触れときましょう。
改めて今回のバッグはこんな感じ。
「百歌繚乱」のキービジュを缶バッチで囲い
中途半端な隙間を丁度いいサイズのグッズで
穴埋めする形で作成しました。
当然光る。
ちなみに一つ、面白エピソードを。
ファンミの帰り道、仲見世通りも
お店が閉まって人通りもなく暗かったので、
いそいそと、このバッグを光らせたんですが
通りすがりのお姉さんにこれでもかというくらい
驚愕の表情をされました。
まあそういう反応するよな…すみません。
そんなわけで和服+光るバッグといった
前代未聞のハイパージャパニーズスタイルで
挑んだ初のファンミ。
果たしてどのような結末を迎えたのでしょうか。
2.開宴、花のウタゲ。
第一部。
私の座席は上層席の真ん中あたり。
入場してから思いましたが、
ステージと客席の距離がめっちゃ近い。
それもそのはず、この花劇場、
キャパが300を切る程度しかありません。
(スタンディングだと400以上ある)
そのため2階席とはいえども距離感は
全く気にならなかったですね。
双眼鏡とか全くいらないくらい。
整理番号の割にいい席やな~と
スクリーンの距離に感心しつつ。
途中スマホの呼び出し音の事故なんかが
あったりしましたが
暗転、そして颯爽と登場したのが
我らが棗いつき!
あんまりに颯爽と登場するもんで、
ライブの時みたいな演出があるのか???
なんて一瞬空気ごと身構えますが…
「こんにちは~~~」
挨拶と共にふわ~と空気が和みました。
口を開けばやはりたむ。
一週前のリリイベを彷彿とさせるような
開幕の立ち上がりでしたが、流石はファンミ。
開幕トークパートから変化球のオンパレードです。
Ⅰ.ドキドキ?くじ引き&質問ターイム!
もうしょっぱなからコレです。
心臓に悪いなんてもんじゃない。
たむがボックスから引いた整理番号の
ニキネキがいつきさんに好きな質問ができるという
このハイパー無双クジ。
2部合わせてにつき10人程度当たりましたが、
まあ~~~これがおもろいのよ。
しっかりと固まった用意してきたであろう質問を
念入りにストレートで投げるオタク。
まさか当たると思っていなかったために
ヒェみたいな、死にそうな声を震わすオタク。
ちなみに個人的に一番面白かったのは海外のニキ。
彼も例に漏れず、当てられた瞬間から
動揺に動揺を重ね、思わず立ったまま、ダンマリ。
頑張れー!と誰もが手を合わせる中、発されたのが
「いつきさんのASMR、まだですか。」
もう最高です。
欲望に忠実なのが最強すぎる。
会場は拍手喝采、爆笑と歓喜の渦。
2部での出来事だったのですが
1部でもASMRの話題が挙がっていたこともあり
なおのこと盛り上がりをみせました。
まあ個人的に最近初めてASMR聴いたってのが
だいぶデカいんですが!
アレ、やばないっすか。あの多幸感。
常習的に聴くの、一週回って罪悪感まであります。
ちなみに本人の答えは
「今は歌に集中したいから、やる予定はない…
ケド、今後メンシとかならやってもいいかも?」
海外ニキ、やったな!
いつかしっかり固い握手を交わしたいものです。
そんなわけで面白いオタクで和んだ後は!
Ⅱ.「百花繚乱」ライブパート大戦争。
まさかの新曲の初披露です。しかも
作曲:sky_deltaさん!!!
編曲:グシミヤギさん!!!
たむから名前が挙がるたびに大歓声が上がります。
というか名前だけで安心感ヤバイっすね。
神曲確定演出の前に震えておりましたが…
まあ結論から申しましょう。
最強でした。
まあそりゃそうよ。
sky_deltaさん&グシミヤギさんだもんな…
最強よ。
あのねえ、あの和のテイストにロックが
めちゃくちゃ合うのよ…!
初めて聴く曲なのにまあ体に馴染む、馴染む。
和の雰囲気ってたむのオリ曲だと超レアだから
マジで助かりました。
そしてその余韻のまま。
噂の大じゃんけん大会へと突入します。
そう。血で血を洗う戦争です。
最後に立っていたオタクのみが勝者となる
無慈悲なるデスマッチ。
そして勝者には棗いつきに好きな曲を
歌ってもらう権利が与えられます。
結果は…
第一部①「モラトリアムデイドリーマー」
第一部②「Beginning」
第二部①「ハイライトフルデイズ」
第二部②「アノニマスビーツ」
どれもこれも錚々たる激レアメンツ。
まあ特に前3曲は今後のライブなどで
聞く機会があるかと問われれば、
相当可能性の低い曲たちです。
そして私にとってすれば全部私が棗いつきを
知るよりも前の曲たち。
めっちゃ思い入れがあるか?と言われたら
まあ、そうでもないかな…くらい。
勿論サブスクではガンガン回してますが。
なのでここで各曲に対するアツい想い!
みたいなのを書くことはありませんが…
2024年版のこの4曲。
めちゃくちゃ上手くない???
特に顕著にそれを感じたのは
「ハイライトフルデイズ」
この曲は1st.album「ビタミンノーツ」収録の
棗いつき名義ではかなり昔の一曲ではありますが
曲全体としては、パワフルで女の子らしい、
元気に満ちあふれた棗いつきって感じの楽曲です。
棗いつきの可愛い感じの声に寄せてるだけあって
サブスクなどの音源で聴いてみると、
自分の声音を活かした、軽やかで心地良い歌声が
耳触りよく響いてきます。
そう、これが当時の棗いつきだったわけです。
で、現在の棗いつきの歌う
「ハイライトフルデイズ」
視界に電流が走りました。
今の棗いつきの歌声を知ってるはずなのに、
その歌声でこの曲が歌われてるというギャップ。
ものすごく力強く、芯の通った発声は
Aメロの第一声から私たちに衝撃を与えました。
同じ人が同じ曲を歌ってるだけなのに、
こうも印象が変わるのか…!と
この数年の成長の歴史を否が応でも感じさせます。
あの、マジで過去楽曲の再録版とかだけで
アルバム組んでくれませんかね。
ほんと、曲の色から全然違ってました。
1部につき2曲。
本当に泡沫の夢のような僅かな時間でしたが
大変素晴らしいライブパートでした。
でもまだ終わりません!
ここからトークパートの、再演です。
3.ご指名制全公開タイマン、開幕。
先の質問タイムはオタク→棗いつき方向への
聞きたいことを質問するお時間でした。
しかし今度は逆。
棗いつきが適当に指差したオタクを
質問攻めにして限界化させるコーナー。
漏れなく公衆の面前で粉々に粉砕する
オタクの雄姿を拍手で称え、
我先にと、次の犠牲にと懇願する様は
もはや狂気の衆。元気なオタクたちよ。
質問の中では
「棗いつきを知ったきっかけ」を始め
一介のオタクを容赦なく掘り進めます。
レールを踏み外したオタクの饒舌や、
ASMRに魂を売ったオタク、
急に隣からマイクを投げられて
すんごい挙動で発狂するオタクetc…
いやー皆さんほんまに面白い。
…
さて。
なんだかだいぶ他人事みたいな紹介をしました。
「じゃあ…」
「そこの和服で両手ぶんぶん振ってるお兄さん!」
まあ、指されましたよ。はい。
目立つよな~…和服って。
別にトークパートの話が出るより前から
和装の準備は進めていたので
こういうのを狙っていた訳ではないのですが
ともかく、結果オーライ。
不肖トレミー、タイマンの開幕です。
まあ、とは言ったものの。
私はかなりの密度で棗いつきとお話してるし。
棗いつきもまあまあ私のこと知ってるだろうし。
今回の指されたオタクの中では
相当落ち着いていた方だったと思います。
多分ガヤの方が湧いてたまである。
いや、知り合い多いとは思ってたけど
やたら湧いてたよね、おもろ。
私の名乗りを済ませてから
まず、いの一番に聞かれたこと。
た「和服、すごいね!レンタル?」
そうこれ、オタクにもめっちゃ聞かれました。
ところがどっこい、私は頭がおかしいので
そもそもレンタルなんて選択肢は、ない。
ト「いえ、今日のために買い揃えました!」
途端にどよめく会場。
いちいちオタクの反応がおもろい。
推しのためなら和服一式くらい揃えたるわ。
た「和服って肩凝らない?」
ト「袖にスマホとかペンラとか放り込んでる
ので、だいぶ重いっすね!」
…どんな会話してんだ?
こういうの書き出してるとその都度、
当時の受け答えに反省するのはオタクのサガ。
幸いなのは、反省が次回に繋がるところか。
その後はまあ、他の人と同じような
質問が投げられるんですが…
まあ、全部、もう棗いつきに吐いてるんだよな…
例えば私が棗いつきを知ったキッカケとか。せっかく私に布教したオタクとして表舞台に
出れたかもなのに、残念だったな!S1r〇maru!
なんかね、全体的に反応がね、
「おう、知ってるぜ!」
みたいな感じ。
台本なんてないのに、文字を読んでるかのような
私の回答にまでそんな謎の安定感がありました。
その最たるが、この質問。
た「ライブとか全部の曲とかの中で、
一番好きな曲って何ですか?」
ト「はい、私は
『AIとCodeQの果て』が一番好きです!」
途端にあ~~~と感嘆の声で頷く会場。
そして、あんたは、そうやろな~~~っていう
あのたむの、たはーーーって顔!
これに関してはもう機会があるたびに
ひたすら擦り続けている話題なので…
オタクたちの反応も相当
「あんたは、せやろな。」
みたいな反応だったのも納得です。
お話の概要自体は、ざっとこんなもん。
よく考えたら深堀るもなにも、自主的にひたすら
この辺は記事で掘り下げてんだよな…
今度はもっと面白い話、準備しとこう。
そうして終わった公開処刑トークパート。
そして本当の最後。シメの一曲が。
「約束のリンカネーション」より、
「Make sense」
いわゆる一二三の考える最強の
棗いつきオリ曲ってやつです。
これ、リリース当初から思ってましたけど
やっぱライブ映えがすっごい。
もうね、聴いてるだけでこれが正解だって
頭じゃなくて身体が理解ってるんですよ。
あのリズム感の刻むノリといい、
たむのパワフルな歌声の映えといい。
めちゃくちゃよかったです!
夏のライブがますます楽しみになりますね。
そうして怒涛の勢いで幕を閉じたファンミ。オマケのようなたむの見送りに頭を焼かれた
オタクも少なくないはず。
改めて皆様、お疲れ様でした!
4.終わりに。
余談1。
今後のイベントに和服を検討している方へ。
オルスタライブには死ぬほど不向きです。
機会を見極めないとトラブルの元になりますので
十分ご注意ください。
余談2。
お花、出してました。
いや、たなさんの手配力には脱帽です。
きくコーンさん、Lynfieldさんもご一緒出来て
嬉しかったです!ありがとうございました!
こういうのは喜んでもらえてるのみると
尚のこと嬉しいものですね。
私事ながらツアーの方も頑張りたいものです。
そして、最後に夜、オタクに撮られた写真を1枚。
これはこれで、雅…なのか???
まあ光るバッグ含め自己責任で頼みます…
というわけでここまでお付き合い頂き、
誠にありがとうございました。
今回は「和装ニキ」こと
トレミーでした!
また次の記事でお会いしましょう。