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バンドライブってすごい。【TRAVEL2U 大阪公演】

この記事は「棗いつき 1st TOUR LIVE 『TRAVEL2U』大阪公演」の
ネタバレを含みます。

こんにちは。
トレミーと申します。

今回はタイトル通りのライブのレポ記事ですが、
これに手をつけてるのは翌日の午前中。
何が言いたいって感情が大暴走してます。
ある程度、ご覚悟ください。

あとセトリもかなりうろ覚えです。
大体ヤバかった記憶をなんとか掘り起こして
文字起こししてますのでよろしくお願いします。

では、早速。




1.昼公演

時は14時前。
「ESAKA MUSE」へと伸びる外階段では
暑さに唸りながらオタクがひしめいておりました。

今回はオルスタのライブですからね。
整理番号順入場ということもあって
乗り遅れないようオタクの気合はバッチリです。

その例には勿論私も漏れることはなく。
何を隠そう、昼の整理番号はなんと一桁でした。
ツアーのスタートダッシュを最高の場所で
迎えられるのは何にも代え難い経験ですからね。

そしてまもなく入場が始まり早々に会場へ。
冷房の効いたフロアは汗を拭ってくれましたが
最前列の私はそれどころじゃありません。
というのもこの会場、今までのワンマンライブの
会場よりもキャパが狭いんですよ。

要するに。
ステージ、ひいては推しとの距離が、近い。
しかも何故か私が撮れた場所はど真ん中。


正真正銘、世界で一番推しに近い場所!


…ライブ前の緊張感と相まって死にそうでした。
ほんま。

呼吸をなんとか整えて
ご近所への挨拶回りも終えたタイミング。
まず先んじて舞台に上がったのはバックのお三方!
今回の構成は

・Gt. 三木雄輝
・Mani. 北平純平
・Dr. 多部いなば

のお三方に、我らが

・Vo. 棗いつき

を加えた計4名。

チューニングから始まった前奏で
既に爆発寸前のフロアが熱を帯びていき。
どこか聞き覚えのあるようなビートが
空気を揺らし、風を呼ぶ!

風に揺られ、颯爽といつきさんが登場し始まったのは

「八月の風が吹く頃」!!!!!

私の、今回ライブに来た理由の、8割。
そう言っても過言じゃないくらいの一曲。
実際、始まる前には知り合いと
「八月の風吹いたら、後はもう何でもいいっす。」
みたいな会話するくらい。

はい、これが1曲目!!!
そして、最前中央!!!

最強。神。いやもう語れる言葉に足りず。
こんなことされたらオタクは死にます。
やってくれたな棗いつき

あと最前ってモニターの関係もあって
めっちゃ自然に目が合うんですよ。
はい。そういうことです。

というわけで、私は一曲目で蒸発しました。
で肩から息してるとこに二曲目。

「Limitless」!!!

恐ろしいですね。素直に死を覚悟しました。
ステージ上を縦横無尽に駆け回る推しを見て
棒立ちできるオタクがいてたまるかよ!!!

というわけで今日の私の身体は死にました。
やってくれたな昨日の私

というか、前2曲でこんなヤバい調子ですけど
バンド編成ってこともあってずっとこんな感じ。
知ってる曲だと思っても必ずバンドアレンジで
ブチ上がれるのはもちろんのこと、
そもそもバンドにバラードなんてねえよってことで
間髪入れずに追い打ちがに脳を焼かれる
とんでもないセトリでございました。

なのでマジで激アツだった曲をピックしときます。
多分一個一個書いてると終わらん。


1.「イノリゴト」

まさかまさかのイノリゴト。
前2曲に比べたらパンチが収まるかと思いきや
そこは流石のバンドパワー。
音圧とアレンジに粉々にされました。

「HYPNOSONIC」の時から生で聞けたら
そりゃいいだろうな…とは思ってましたが
まさかバンドライブで叶うとは…

ラスサビのピアノが暴れるとことか、
ドラムがめっちゃ気持ちよさそうに
ガンガン鳴ってて迫力満点だったり
オリジナルの音源とは全く違う表情の
イノリゴトがとっても新鮮でした。


2.「夏の残り香」

またしても「HYPNOSONIC」より。
前回の「パラレルショット」でも歌われた曲ですが
バンドとなると曲の色も大きく変わります。

ただようダーティーさの中でも刻まれる
力強いビートに心も身体も震えたものです。
生の音ってだけでこうも変わるか!と
全身でそれを浴びながら感心してました。

いや、ほんと想像以上にライブ映えしますよね。
いつきさんの曲の中だと割とゆっくりめでは
あるものの、その分余裕をもって感じられるというか。
これにバンド要素が乗算効果で最強でした。


3.「天気雨の旅」

約束された勝利の表題曲。
旅路を照らす、導きの曲一曲。

今までの曲はあくまでも収録を前提としていたり
音源でのライブを想定しているものでした。
ただ、この曲を除いては。
バンドライブのこのツアーのために
堀江晶太さんが手がけた至極の一曲です。
要するに前提はバンド編成でのライブ披露。
どの要素を見ても最強でない訳がありません。

満を持して、フィナーレでのお披露目でした。

恐らくこの記事を見て下さってる方は
「天気雨の旅」のMVもご覧のことでしょう。
残念ながら会場にモニターはありませんでしたが
いつきさんの震わせるその音を感じ取るたび
脳裏にその映像がありありと浮かぶようでした。
本当に一瞬泣くかと思ったくらい。

曲の持つメッセージ性もしかり。
心の臓に響く生演奏しかり。
そして棗いつきの『心』に届く歌声しかり。

結構覚悟決めて臨んだんですけどね。
その想像の遥か上を飛び越していきましたよ。
すごく良いものを聴かせてもらいました。
ありがとうございました。


といったところでアンコール曲
「My Entertainer」
「SEEK for MYSELF」
も終わり無事、終演。

いやぁ、とてもいいライブだった…
汗でライブTシャツが水を被ったように重く
とうにタオルは絞れるほど水を吸っていて。

さあ、夜公演、大丈夫なのか。


2.夜公演

全然大丈夫じゃないが?
死ぬほど汗をかいたのは私だけではなく。
事実、夜公演の列は昼に比べて
明らかに覇気がありませんでした。
なんか、あしたのジョーみたいな。
階段に座り込んだり虚無顔で扇子扇いだり。
死屍累々とまでは行かずとも相当でしたね。

なので、私は夜は一番前の端っこにおりました。
体力をなるべく削らないよう壁にピターっと
張り付いて、ゆっくり構えておりましたよ。
本気出したらマジで死ねると思ったので。

で、一曲目の「八月の風が吹く頃」

そりゃあもう、全部忘れて跳ねました。
棗いつきの曲で落ち着いてみるとか無理もいいとこ。
焼肉屋で肉食うなってのと同義です。
2曲目の「Limitless」と併せて
序盤からもう汗だくでした。

昼夜のセトリはさほど変わりなかったので
わざわざかいつまんで話すのも変な話ですが…
ただ、入れ替わりで入ったこの曲は激熱でしたね。


・「Son macable」

またまた「HYPNOSONIC」より。
このアルバム大好きオタクですどうも。

これもね!バンドで来たら熱いけど、
でも「夏の残り香」きちゃったしなぁ…
みたいな話してたら飛んできました。
言霊って怖いね。

ラスボス曲と呼ぶにまさに相応しい一曲。
あの曲の魔王感って結構レアっすよね。
だからいつきさんも気持ちよく歌ってるんすよ。
歌ってる側がそれだから聴いてるこっちも
自然とノる心に幅が出てきます。

あの曲からしか取れない栄養素ってのが
あると思います。見つかってないだけで。

あとこれは厄介オタクの戯言ですが、
今度は是非「Son joyeux」もお願いします。
両方セットで私を灰にしてください。何卒。


全体的にセトリもパフォーマンスも
前回ワンマンよりももっと成長してて
大大大満足のバンドライブでしたね!
改めてお疲れ様でした!




3.(閲覧注意)おまけ

さあ、こっから本編です。
わざわざ閲覧注意って書きましたからね。
不快だって言われても知りません。

まず昼夜共通で。
前後半の間時間でもいいパフォーマンスが
ありましたね。

中でも湧いたのはギター、三木さん!

さすがバンドの花形。
この手の盛り上げ方ってのをよくご存じで
か弱いオタクを手玉にフロアを沸かせます。

特に、「歯ギター」って言うんですか。
ぶっとびすぎです。
最高でした。


次。

1st. 2nd.の表題2曲。激熱でしたね!

まず2nd. LIVE 「パラレルショット」表題曲

「ストラゴヴィゴス」

これはまあ絶対来てくれると信じてたし、
来なかったら暴動が起こってたと思うので
マジで感謝。

この曲は昼夜とも後半の頭でしたが、
カチ上がるにはこれ以上ないくらい
抜群のタイミングと盛り上げ方でした。
いいね、腹の底から声出しできる曲は。

そしてまさかのアンコール曲の2曲目。
1st. LIVE「SEEK for MYSELF」表題曲

「SEEK for MYSELF」

記憶が確かなら1st.のこの時以来
歌ってなかったような気がするので
実に1年ぶりということになりますね。

多分、1st.の無料配信やったのが大きかったのかな。
その時の曲ってのも中々感慨深いですね。

全てのライブの表題曲が勢揃いしてるってのは
中々に壮観ですし、やはり聴きごたえがあります。
是非今後も積極的に歌ってもらいたいものです。


次。閲覧注意の本筋。

ファンサ、やばかった話。
私があまりに記憶飛ばしてる理由の8割です。

終演後に慌てて確認しましたが、
そう感じてるオタクは相応にいたみたいでして。
やっぱりリスパレの影響が大きかったんかな。
シユイさんのパフォーマンスすごかったし、
雰囲気そういった感じを踏襲してる感じもしました。
ステージ動き回ったり煽ったりとかね。
そういった良いところをドンドン吸ってくれるのも
「棗いつき」のいいところです。

でまあこっからは自慢になりますが。

私、先に申した通り昼夜最前だったんですよ。
特に昼なんてど真ん中だったわけです。
ステージの真ん中って言うと何がありますか?
そうですね、歌詞モニターがあります。

結論から言いますと、
めっちゃ目があいます。

でまあこれもツイートした内容ではありますが
これだけ勢い持って転がり落ちてるオタクも珍しいのか
私、推定本人に顔が割れてるんですね。
だから目があった時に

「あっ。こいつやん。」

みたいな目をされるんですわ。
非常に良い。貴重な栄養素です。

まあ、それだけならいいんすよ。

その上でめっちゃファンサくれるんですよ、彼女!
もうね、身体も心も跳ねまくりです。
生きてて良かった。推してて良かった。
彼女の笑顔が、人生の潤い。
ありがとう、たむ。

これが最前中央の魔力です。
卒倒しない自身のある方はお試しください。

じゃあ夜の端っこの時はって?
こっちもとんでもないですよ。
むしろ昼の裏付が取れてなおヤバかった。

本当に分かってて私に飛ばしてるんだと
確信したのはカバー三曲目のこの曲。

「Mela!」

夏に相応しい、熱く弾けるナンバーですが、
この曲には印象的なサビにこんな歌詞があります。

「こんな僕も君のヒーローになりたいのさ」

改めて見てもいい歌詞ですね。
そしていつきさんはここでこんなことをします。

「オタクへの指さし攻撃」

そう、「君の」で指さしをくれるんですね。
もちろん受けたオタクは即死します。
で、わざわざ書いてるってことはそうですね。
昼、もれなくどでかい風穴が空きましたよ。
じゃあそれが何故確信につながるのか。

それが夜公演での「Mela!」です。
夜公演では端っこで暴れてましたから、
見つかりはしたとしてもファンサは少し
届きにくい場所ではありました。
まあ死なないよう意図的にそこにいたわけで

で、この曲のラスサビ。
ラストのこの「君の」のところで
「また正面のオタクが死ぬんかなあ。」
とニヤニヤ愉悦をかましていたら、ですよ。

なんか、棗いつき。
急に体を私のいる方をグイっと向いて。
そのまましっかり私見据えて、


指さし。


え???????

ちょっとね、意味が分からない。
同じファンサを違う場所に居て昼夜レンチャンで
もらうなんてことがあっていいのか???

しかも絶対夜は意図的だろ!!!おい!!!

もう君が俺にとってのヒーローだよ、棗いつき!!!
「なりたい」なんて言ってくれるなよ!
そんなこと言えなくなるまで推し続けてやるよ!!!

あと最後の「SEEK for MYSELF」。
ここもファンサ凄かった。
体感一曲中に5回くらい貰った気します。
オタクの体感なんでアテにはしないでね。
でも目に見えてすごかったのは事実です。


そんなところにしときましょうか。
この通り情緒は粉微塵になりましたとさ。

こっからあと札幌・福岡・東京と
予定を組んでるんですが大丈夫なんでしょうか。
だってあと6回もこれ浴びるんですよ?
生きて帰ってこられる気がしません。

色んな人に「○○で会いましょう!」って
声かけて貰ったりしますけど、
どっかの会場で墓立ててたらすみません。
東京公演には這ってでも行きますので…

では、この夏
皆さんもどうか素敵な旅を!

以上、トレミーでした。


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