光るバッグとただのオタク【約束のリンカネーション リリースイベント】
こんにちは。
トレミーと申します。
今回は先日行われたリリースイベント、
「約束のリンカネーション発売記念イベント」
in animate hall BLACKのレポ記事になります。
イベント雰囲気的に、今後行われるゲーマーズでの
リリースイベントの内容と重複する部分も
あるかと思いますので、気にされる方は
念のためご注意ください。
では早速。
1.~前日。推しバ準備編。
何が必要という訳でもないんですが、
リアルイベントとなると何かしら準備があるのが
こういう界隈のオタクってもんです。
服選びや交通経路の確認、持ち物チェックに始まり
遠征勢は新幹線や宿の予約などなど。
そういった一般的ルーティンの中に
私には「バッグを作る」という行為があります。
いわゆる痛バ、推しバというものですね。
普段であれば余裕をもって材料を揃えて
構成を考えながら手を動かす時間を作るもんですが…
まあこの6月、仕事がクソ忙しくてですね…
金曜の夜段階の進捗はほぼ0%。
今夜中に完成させなくては死、という状況でした。切実に労働時間要らないら給料だけ欲しい。
もちろん材料は今まで作ってきた素材の余りなど
ありあわせの材料をかき集めるしかなく、
当然作る時間も考える時間も少ない。
追い打ちをかけるように立ちはだかったのが
使えるなくちゃのグッズがないことでした。
まあないこともないんですが…
少なくともリンカネのイベントに合わせるには
色が明るすぎるな~みたいなのが多くてですね。厄介オタク、こだわり故の悩みです。
そんなわけで首を捻り唸って、試行錯誤の末に
出来上がった推しバがこちら。
リンカネの歌唱シーンの切り抜きみたいな。
そんなイメージを込めて完成させました。
特に掴みのこの歌詞はキャッチーですよね。
グッズの類は今回のCD特典のビジュアルボードと
前回の「追想のラグナロク」特典のブロマイドが
家の棚で暇そうにしていたものを引っ張り出して
ひたすらバッグに敷き詰めて。
あとは渾身の「前世から待ってた」をペタペタ。
ギリ日が跨ぐくらいで助かりました。
正真正銘の突貫工事です。
ちなみに見ての通り、今回缶バッチは0です。
だいぶ攻めた構築してんなーとは思いましたし、
最後まで缶バッチの有無は悩みましたが、
結局グッズ足りない問題に突き当たり断念。
結果としては統一感のある仕上がりになったので
まあまあ、いいんじゃないでしょうか。
…ん?何々…
バッグが光ってるって???
ああ、私のバッグじゃデフォです。
初見さんなら慣れてください。
まあ今回はデフォで光ってる以外でも
光らせる理由がありまして。
それは前回のリリイベの時のお話。
詳しくはこちらを。
簡潔に言うとこのリリイベで持って行った
光るバッグのせいでつけられたネーム。
「ネオンニキ」
この絶妙なネームについて名づけ元になった
「藍月なくる」さんに一言文句感謝を伝えるべく、
ちゃんと光らせていく必要があったんですね。
誰の目から見ても、大変合理的な理由です。
ライトの色もいつきんくるカラーの2色構成に変更、
光源が2つで光量も倍です。
とにかく目立ちまくります。
そんなわけでこんなバタバタの前夜。
明日このバッグで会場が大変なことになってるとは
この時の私は知る由もないのでした。
2.リリイベ本番。
迎えた当日。
天候にも恵まれ、東京池袋アニメイト本店には
午前中から続々とオタクが集結しておりました。
そんな早番のお目当てはこちら。
いつきんくるのサインと平台でのCD展開です!
こう実店舗で並んでるのを見ると
やはりテンションは上がるもの。
1部2部問わず、多くのオタクが写真を撮りに
混み合う上層階まで足を運んでいました。
それから程なくして。
整理番号順に会場へと集められていきます。
ついに入場の時です。
私は幸運なことに1部が2列目、2部は最前列と
理想的な引きに恵まれたため、
どちらの回も早々に入場、したんですが…
暇です。
とにかく暇。
なにせ最初のグループが入場してから
開演まではなんと45分もあります。
その間、無言でスマホを弄るだけ…
というのは非常に居心地が悪かったものですから
暇潰しにお隣の方に喋り相手になって頂きました。
お相手は、長く推してらっしゃる方、
最近ROM専から切り替えてイベントに通ってる方、
今年に入ってから知ったという方、などなど。
自分で言うのも何ですが、色んな人がいますよね。
私は個人としてはこういう生まれの違うオタクとの
交流もイベントの醍醐味だと思ってますので…
おかげさまで待ち時間も楽しく過ごせました。
この場を借りて感謝申し上げます。
そうして取り留めもない話を交わすこと45分。
お話ししてると案外あっという間に過ぎるもの。
張り詰めた空気を切り裂きアナウンスが流れます。
そして。
満を持して、
棗いつきさんと藍月なくるさんの登場!!!
会場は堰を切ったような拍手で溢れます。
服装は何と曇りなき白一色のワンピース!!!
しかもたむの方はノースリーブ!!!
2秒でオタクの脳を焼くとは…
流石の先制攻撃。隙がないですね。
そんなわけで初っ端から高っいボルテージで始まった
リリースイベントですが、
目の前に推しがいるという事実に硬直する者、
いつきんくるの並びに笑みが絶えない者。
三者三様十人十色の反応ではありましたが、
口を開けば、やはりいつきんくる。
ゆるい。
まあ和むのよ、これが。
先ほどまでの緊張感が馬鹿らしくなるほどに
穏やかなトークがあれよあれよと展開されます。
当方、記事を書いておきながらなんですが、
あまり詳しい内容を覚えていないので
一つだけ、重要情報を。
藍月なくるの来世は
「お寿司のガリ」
希望だそうです。
これだけでトークの緩さが伺えますね…
各位、なんかの参考にしてください。
まあ恐らくトークの詳しい内容は記憶力強いニキが
きっとなんとかしてくれると信じて、
私はこのまま時間を進めますが…
他のコーナーと言えばミニライブは外せませんね!
今回歌われたのはもちろん
「約束のリンカネーション」
いわゆる一二三の考える最強のいつきんくる。
まあリンカネのリリイベだからね。
当たり前といえばまあそうなんですが。
とはいえ最強の名に恥じぬ名曲であるのも事実。
まあまずイントロがカッコいい。
わざわざリリイベの感想で書くことじゃないような
気もしますがにしない方針で。
掴みは作品の命みたいなもんです。
そして、
「前世から待ってた」
のウィスパーな入りから始まるAメロ。
溜息が漏れるような美しさがありますね。
そして溶けるような儚さを湛えるサビ。
本曲はリリースから1か月弱でのリリイベと
相成ってるわけですが、
それでも生歌の響きは格が違いますね。
とにかく声の通りが気持ちいい。
今回はは基本的に座るスタンスだったみたいでして
是非ライブでスタンディングして楽しみたい一曲。
そんなことでいつきんくるの歌唱に酔いしれ
ただの一呼吸ののち、イベントは終幕を迎えます。
いや、本当にライトなイベントなものですね。
体力のないオタク的には優しくて助かる。
あとは順番にお渡し会に並んで帰宅…
この1年、場数を踏んできた私には
もう15秒のトークにも慣れたものです。
そのまま平和な退場を決め込む予定
だったのですが…
3.おまけ(本編)
さて、ここからが私の記事の本編です。
今回、ここ書くためだけに筆執ってるまである。だってイベント本当にライトだったし…
さて、改めて残るコーナーは
「特典お渡し会」
のみになりました。
このお渡し会ではイベント記念のブロマイドが
いつきんくる二人から直接手渡しされるという
コーナーになるのですが、
この間、約15秒程度の会話が可能です。
まあこの時の会話デッキのために
オタクはああでもないこうでもない、と
頭をうんうんと悩まし続けるのですが…
私自身はラグナロクの経験やM3などの
各イベント経験があることもあって、
「まあ何とかなるやろ」
の精神。緊張とかは殆どなかったと思います。
(ネタバレ:何とかはならなかった)
そしてこのお渡し会の順番ですが座席番号順。
即ち、私は早々に受け取り順を迎えるのですが
これが想定が狂った大きな誤算の1つ。
どういうことか。
先に私のバッグが光る話をしたと思います。
そしてこの光るバッグ、数いる知り合いの中では
周知の事実として定着しておりまして
下手すると知り合いの外にまで知られている
(なんで???)
これが謎の知名度を誇るわけなんですが…
要するに会場に私のバッグを知ってる人が
結構いっぱい残っていたと、ご認識ください。
そこで私が一段上がった待機場所に案内されると
会場はどうなるか。
知り合い・見覚えのあるバッグのオタクが。
煌々とバッグを光らせて(当社比光量倍)
無言で堂々と佇んでいるオタクという構図。
2秒と経たないうちに会場のあちらこちらから
含み笑い、ざわめきが起こり伝染していきます。
異様です。
空気感が一気に変わっていくのが感じられます。
というかひとつ前のお兄さんに申し訳ない。
まあこう客観的に要素を整理すると
そうなるのもギリ止む無しという気もしますが
私からしてみれば光るのはデフォルトだし
ラグナロクの時も光らせてたってのもあって
こんな反応になるだなんて完全に想定外。
慌てて座席の方を見渡しますが顔が良く見えます。
まあみんないい笑顔なこと。お前ら全員顔覚えたかんな
とにかく変な汗が止まりません。
計算の斜め上からの衝撃で頭が真っ白になる中、
無慈悲にも私の番が訪れます。
そしていつきんくるの前に立った瞬間
会場のボルテージはピークに!
歓声とクラップと笑い声で会場が満たされます。
ただのオタクが、推しの前に立っただけで。
おかげでブロマイドを受け取った時の第一声は
「ありがとうございます!」ではなく
「すみません!すみません!」
もうとにかく必死に頭下げてましたね。
いつきんくるの2人にとってはもはや
バッグ自体は見慣れたものとは思いますが、
いつきさんはいい顔で笑ってくれてたし
なくるさんも「あら~~」って笑ってたんで…
結果としてはセーフだったのが救い。
で、まだ終わりません。
どういうことか。
覚えてる限り、該当会話の一部始終を書き出します。
トレミー(ト)「今日も光ってます~」
なくちゃ(な)
「あ~プロフィールのとこに(「ネオンニキ」の名前)書いてくれてるよね~!?私が名前つけたから親心みたいな気持ちでいつも見てるよ~~」
ト「ありがとうございます???おかげ様です。」
な「じゃあちゃんと、お墓に刻んでね?」
ト「???はい」
な「お墓も光らせるんだよ?」
ト「???はい」
・・・
バッグ光らせた結果、演者に巡回されてるオタク。
流石に世界初じゃないでしょうか。
ツイート見た、とかならまだわかりますよ。
当時のツイートにタグ付けてたし。
それでも覚えてくれてるんならすごいですけど。
あの、プロフィールって私のアイコン踏まないと
絶対に中見えてこないんですよ。
ってことはわざわざ私のプロフ見に来てるんですか???
しかも親心って何?????
藍月なくるは私の母親でしたか、そうですか。
言われてみればそんな気がしないでもありません。
棗いつきの強火オタクは血筋だったんですね納得。
もし今後なくるさんがなんかやらかしたら
私も謝罪動画とか出さなきゃいけないんでしょうか。
絶対やりたくないのでどうぞ生涯安泰に願います。
あ、ネオンニキの名前はちゃんと墓に持ってきます。
なんだかんだこの名前で助かることって
めっちゃ多いんですよ!!!
企画ものとかやるとき、こういう知名度って
すごく大事ですからね、ありがたい話です。
・・・
「バッグを光らせただけなのに。」
という訳で、オタク方面からも、
演者方面からも超火力を浴びたイベントでした。
恐ろしいことですよ。本当。
色んな人と繋がりを感じられてすごくいい機会に
なったと言えば聞こえはいいんですけどね。
今回はそういうことにしときましょうか!
今夏はとにかくリアルイベントが多いですから、
イベントに行く機会があれば
光るバッグと共にご一緒させていただきたく思います。
皆さんはバッグを光らせる際はご注意下さい。
では今回はこの辺で。
次回、「百歌繚乱」編でお会いしましょう。
以上、トレミーでした!