「天気雨の旅」で終わったオタク
こんばんは。
トレミーと申します。
今回は先ほど公開された新曲、
「天気雨の旅」
についての感想記事になります。
書く前から記事になるか怪しい題材です。
いかんせん感情のギアがぶっ飛んでますので。
すごい脈絡のない文章になってしまったら
申し訳ないですと、予防線を張っときます。
では本編へ。
1.棗いつき×堀江晶太
はい出ました!!!
最強です。異論は認めない。
今回の「天気雨の旅」。
この曲は1st tour LIVE「TRAVEL2U」の
表題曲として発表された楽曲でありますが
なんと前回、2nd LIVEの表題曲
「ストラゴヴィゴス」
に引き続き、楽曲提供はあの
「堀江晶太」さん!!!
堀江晶太さん提供なのは、前々から
存じ上げていたとはいえども、
超が付くほどのビッグネームであり、
最強楽曲「ストラゴヴィゴス」の実績からも
既に期待値は爆上がり。
一応もしかしたら知らない人がいるやも、
ですので堀江晶太さんについて説明しておくと
「六兆年と一夜物語」
「地球最後の告白を」
「敗北の少年」
といった名だたるボカロ黄金期時代の
名楽曲を作り上げたkemuさん
まさにその人であります。冷静にこの人の提供ってヤバいな???
で、まあそんな人の楽曲で、
我らが「棗いつき」が歌うわけです。
期待するな、というのが無理な話!
そもそもね、棗いつきのオリ曲ってだけで
優勝できるってのに、
そこに堀江晶太。
最強すぎる。
五条悟×夏油傑くらい最強。
はい、じゃあ楽曲の感想語ってきますね。
そろそろ抑えが効かなくなってきましたので…
2.夢、そして旅路。
幼い頃に夢見た空想、幻想。
本や漫画の世界で旅した記憶は
いつまでも色あせないものです。
ただ、それが誰しも思い出せるとは
限らない、というだけであって。
まず、物語性の強い楽曲でした。
幼い頃の女の子が自由帳を貰うとこから
物語は始まります。
自由に描かれる空想の世界には
いつも夢の中の「自分」が居て。
生まれては広がる様々な世界を
旅して、繋がりを広げて。
輝かしく尊い、幼い頃の記録。
しかし、人とはいつまでも無邪気に
生きていくことは叶わないものです。
成長し夢と引き換えに直面するのは
ただただ容赦のない現実。
かつての友とは疎遠になって、
やがては描いた夢すらも忘れてしまう。
社会人ともなればなおさらです。
学生時代とのギャップに苛まされ、
比べ物にならないプレッシャーは
生きづらさに直結してきます。
そんなときに昔の記憶は救いとは
限らないもの。
時に呪いとなって牙をむきます。
あの、あとがきを記そうとする手は
果たしてどちらのつもりだったのでしょうか。
しかし、本に触れたとき、
優しい思い出たちが溢れ出していきます。
自分が忘れていたと思っていても、
思い出はいつもそばで見守っていて
くれているんですね。
思い出とは時に呪いであり、
しかして向き合えば必ず救いになっていく。
かつての自分が望んだのは間違いなく、
未来への自分への幸せなんですから。
青い空。涙の雨の後、向かうべき場所が
分かってるならもう大丈夫。
往け!どこまでも!
ぶった切りたくなかったので、
一気に概要を話してしまいましたが…
まあ何がヤバいってこの話の一人称視点が
「青髪の棗いつき」(推定)
ってところです。いわゆる旧概念みある子。
よって、もちろん空想の概念は
「棗いつき(概念)」
になっております。
ある意味「棗いつき」人生そのもの。
マジで青髪の女の子が黄色の髪留めで
出てきた時は心拍数50くらい上がりました。
そしてトドメの最後のカット。
今回の「TRAVEL2U」のキービジュと
完全一致の構図です。やばすぎ。
オマケに最後、本が2冊に増えてるじゃないですか。
過去の自分から託された旅路は、
今、そして未来の自分が歩んでいくものだという
前向きで粋な暗示でしょう。最高か?
というかね、そもそもね、
ストーリーの構図、万人に刺さりませんか。
私は久々に昔のアルバムとか
引っ張り出してみたくなりましたね。
で、ですよ。
曲調!!!
神!!!
あのね、予想はしてたんですよ。
前回の「ストラゴヴィゴス」が
クソ治安のロック調だったので、
今回はもっと感情に訴えかけるような
堀江晶太が感じられるんじゃないかな~と。
あのね、やりすぎ。
ええ、決して悲しい曲調ではないんですよ。
そんな安直な感じじゃないんです。
なんならもっと澄み切った青空すら
イメージさせる伸びやかさが特徴です。
そうでありながら、映えるのはドラムのビート!
もう聴くだけで体中の細胞が震えあがりました。
グーっと全身の血液が滾っていくのを感じます。
そして、感情を掻き立てる、とは言いますが
これをより一層増幅させるのが
そう、棗いつきの歌声!!!
この音を、音程を、高音を。
これだけ心奪われるまでに歌い上げられる人が
他にいますででしょうか。
特に今回のこれは感情の乗りがヤバい。
ってか、たむ、また歌上手くなってません?
全体的に息が太く入って深みが出てるっていうか
上の方の声にも余裕が出てきているのか、
特にサビの高音は聴いているだけで
ものすごく、突き抜けるような爽快感があります。
いや、本当にね、すごいよ。
ストラゴから半年ですが、明らかに成長してます。
全要素本当に凄まじくて、初見から
涙が止まりませんでした。特にラスサビ。
あんなんズルでしょ。全人類泣くわ。
あまりの衝撃に、1時間口開けっ放しで
延々と聞き続けていたお陰で
これを書いてる現在も、口はパッサパサです。
あの、こんな素晴らしい楽曲が
ライブの生演奏で聴けるんですか…?
え、あの、普通に溶けて終わるんですが…
改めて。
本当に、最高の楽曲をありがとうございました。
万全の期待を裏切るどころか、
それを遥かに飛び越えた一曲でした。
本当に、推してて良かった!って
心の底から、そう思えました。
今夏は、どうか素敵な旅を!
といったところで今日はこんなところ。
以上、トレミーでした!
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