「スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む」から見たれいわ新選組の問題点
「スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む」を読んだ感想
ここでは、「スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む」を読んだ感想を述べていきたいと思います。
私がこの本を読んで、感じた点としては、主に2つです。
まず1点目ですが、この本には、ところどころに問いかけがあり、その人の意見を表明する力を育てていると感じました。具体的な内容は著作権に関わるため、書きませんが、問いかけの多さには驚かされました。
次に2点目ですが、声を上げるというのは、大切だと感じました。今の日本は独裁国家と呼ばれている国で行われている言論弾圧がそこまで強くないため、今のうちに声を上げるというのは重要だと感じました。
「スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む」で感じたれいわ新選組の問題点
ここからは、私がこの本を読んで感じた、れいわ新選組の問題点を書いていこうと思います。
れいわ支持者との対話で感じた、違和感
以前、れいわ支持者で、フォロワーさんが多い方とツイッター上でお話する機会があったのですが、そこで、その方は、党に不満や何故というのは当たり前だと思うが、れいわには誰にもできないことをやっているという事実があるから、私は力を貸すという趣旨の発言がありました。この発言から、私は「スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む」を読んだ上で、指摘いたします。
①党に対する不満や何故は言わないほうが良いと感じ取れる発言
②「力を貸す」という自分の思考を放棄する発言
一つずつ見ていきます。
まず①についてですが、党に対する不満や何故を言うことを制限することによって、党が多様な声を反映できなくなってしまうのではないかと懸念しています。
次に②ですが、自分の思考を放棄することによって、党内での民主主義が機能しなくなるのではないか、と感じています。
党の規約の随所に「~に関し、必要な事項は代表が定める」と書いてある点
これの何が問題かと言いますと、党の規約に関して、党の構成員には関与する権利がないと言ってしまっていることです。これにより、党の民主的な機能が効かなくなることを危惧しています。
れいわ新選組の代表戦における票の不平等
最後にれいわ新選組の代表戦について指摘したいと思います。れいわ新選組の代表戦では、国会議員の票が全体の半分を占めるように構成されています。この本を読んで分かったのは、これはれいわ新選組の民主主義に多大な影響を与えるということです。
ここで「スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む」から文章を一部引用します。
この文章から、れいわ新選組の代表戦は、この文章の「すべての人々が同じ価値を持っていること。」という要件を満たしていません。
そのためれいわ新選組は民主的な組織ではないと言わざるを得ません。またこの代表戦に関しては、他の政党に関しても言えることだと思います。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。