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本選最終日1:00から小林愛実さん出演、そしてクライマックスへ~2021ショパンコンクール

いよいよ本選最終日。日本の小林愛実さんが、日付変わって深夜1時から3日目のトップバッターとして出演します。3次予選の最終グループがそのまま3人とも本選へ進んだ地元のクシュリクと、イ・ヒョク、ブルース・リウというのも見逃せません。

そして、日本時間の10/21(木)早朝、第18回ショパン国際ピアノコンクールの入賞者が決まります。

◆配信アドレス

◆本選3日目 10/20(水) ※日本時間(深夜)

25:00(翌1:00) 小林愛実(日本/26歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

25:40(翌1:40) Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド/24歳/スタインウェイ479/)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

--(休憩)--

26:50(翌2:50) Hyuk Lee イ・ヒョク(韓国/21歳/カワイ)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

27:30(翌3:30) Bruce(Xiaoyu) Liu ブルース・リウ(カナダ/24歳/ファツィオリ)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

◆見どころ

日本の小林愛実さんは、前回のファイナリスト。そして、今回はさらに成長した演奏で1次予選から一貫して高いレベルの演奏を披露しています。本選でも期待大です。

2番目に登場するのは、地元ポーランドから本選に進出した2人のうちの1人、ヤクブ・クシュリック。審査委員長を務めるカタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン教授に学び、パデレフスキ国際コンクール第2位など既に活躍しています。飯田さんが「あったかい音」と表現する音と音楽性で見事なショパンを演奏してきました。

3人目は、韓国のイ・ヒョク。パデレフスキ国際コンクール優勝、浜松国際コンクール第3位など、既に輝かしい経歴を持つ彼は、今、ロシアのモスクワ音楽院で勉強しています。フレッシュで切れ味鋭いテクニックとスケールの大きな音楽性で魅了してきました。彼は3人目の「ピアノ協奏曲第2番」の選択者でもあります。

そして本選、ショパンコンクールのすべての演奏のトリを飾るのは、カナダのブルース・リウ。日本の仙台国際音楽コンクールピアノ部門でも入賞したことがある彼は、モントリオールで、そして現在はオバーリン音楽院の特別修習生としても、ダン・タイ・ソン教授に師事しているそうです。2次・3次予選に続いて(2次予選は予定では最後の演奏者ではなかったのですが、最後の演奏者が棄権したので結果的にトリに)、トリを務めます。

12人の素晴らしいコンチェルトの後、審査会議が行われ、日本時間10/21(木)早朝(予定)に最終結果が発表されます。

◆出場者紹介

小林愛実(日本)
本選演奏曲:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

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Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリク(ポーランド)
本選演奏曲:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

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Hyuk Lee イ・ヒョク(韓国)
本選演奏曲:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

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Bruce(Xiaoyu) Liu ブルース・リウ(カナダ)
本選演奏曲:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

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写真:©Wojciech Grzedzinski/ Darek Golik (NIFC)

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