飯田有抄のショパコン日記25〜ショパンの一家が暮らしていたサスキ庭園へ
10月13日の今日、コンクールは2次予選と3次予選の中日で、審査はお休みです。さすがに連日、客席とホテルのパソコンの前に座り続けていたため、体がガチガチに。運動がてら、カスキ庭園まで散歩に行きました。かつて、ここにあった宮殿で、ショパンのお父さんがフランス語教師として働いていたため、一時期一家もこの敷地内に暮らしていたそうです。今は宮殿はなく、広々とした美しい公園となっています。
あいにくの曇り空ですが、秋のワルシャワの紅葉がきれいです。気温は12度くらい。しばしフォト散歩をご一緒に。
こちらのカラスはボディがグレーなんだな。
栗が落ちてる。
人がほとんどいません。平日の昼下がり。
連日、ほぼ満席のホールにい続けており、ホテルの部屋にはコンテスタントたちの弾く練習の音がずっと響いているので、ひろびろとした庭園の緑に囲まれ、音楽のない場所にきて、いったん耳と心をリセットするのはとても大事だと感じました。
(写真:飯田有抄/ピティナ)