いつもの水族館に3倍時間かけて行った話
いつもの水族館というのは静岡市清水区の東海大学海洋科学博物館のこと。静岡市唯一の水族館は三保半島の先端に位置している。静岡市育ちの私は、小さい頃から水族館といえばここ。博物館という名前はついているものの。
私の住む方面からいくと車で3,40分かかる。子供の頃は、電車とバスで行っていた。電車で20分、水族館の近くの駅からバスで40分くらいで行っていた記憶がある。
今回はお正月休みで暇なので、駅から歩いてみようかなと思った。昨年秋からピクミンブルームという歩くのが楽しくなっちゃうスマホアプリにハマっていて、5〜10kmくらいは歩くのにちょうどいい距離という認識になった。
電車と歩く時間を合わせたら2時間オーバー。いつもの3倍くらい。同じ静岡市とはいえ清水区は駅周辺くらいしか歩いたことがなく、ウキウキした。
半島の付け根のベイドリーム清水という商業施設がちょうど半分くらいの地点なので、そこでお昼休憩をとった。そこからの半島の先への道は、いつも車で通り過ぎてしまうので知らなかったけど、車道の横に歩きやすい歩道と自転車道があって楽しかった。犬にもすれ違えた。思ったよりその道が長く、ずっと楽しかった。
水族館に着くと安心して外観の写真を撮りそうになった。疲れた感じはせず、すぐにカメラを首にかけて、休まず水族館を楽しむモードに入ることができた。
水族館を堪能したあとは、館中もずっと歩き回ってたのがあってさすがにちょっと疲れた感じがした。ちょうどあと15分くらいで水上バスがくることがわかったので砂浜に行った。
水族館からすぐに乗り場があって助かる。この静かな入江に本当に船が来るのかと3分くらい前まで思ってたけど、きた。船内で500円を払う。
2時間弱かかった道も、水上バスなら32分で帰れる。海の上は実質18分くらい。ユリカモメをみてると10分くらいにしか感じなかった。
清水港につき、お茶して帰った。めちゃくちゃ遠くへ行った気分になった。めちゃくちゃ旅行だった。どこも何度も行ってる場所なのに不思議だ。
また遠くへ行きづらい状況になってるけど、こうやって方法を変えたら遠くへ行った気分にだけなれていいかもしれない。
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