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博物館動物園KIRINJI動物園

5月25日久しぶりに東京にむかった。KIRINJIの25周年をお祝いするためである。先に言っておきます。おめでとうございます。


最初の目的地は上野。国立科学博物館で「大哺乳類展3」をみるため。毎年東京で他にもしたいこと行きたいところたくさんあるのに、だいたい科博の企画展に引っ張られるのです。毎回素敵な企画展こさえやがって。ありがとうね。

東京駅に着いて上野に向かうあいだ極めてボーッとしていたら次は日暮里とかいいだしてワロタ。通り過ぎちゃってた。やばい。おりて反対側のホームいくあいだに見覚えのある駅の感じに「日暮里といえばひみつ堂さんじゃん…」と思って谷中側にむかって飛び出した。駅から5,6分のところにかき氷のド名店があるのです。土曜日は9時開店。このとき10時20分くらい。時間がないのでめっちゃ並んでたらそのまま上野いこう!と思って一応みにいった。一応ね。そうしたら、数人並んではいたけどタイミングよく10分たらずで席に通してもらって10時35分には氷がでてきた。こんなラッキーひみつ回あるんですか。メロンに山のようなクリームのっけたおいしい氷いただいた。メロンをそのまま食べる何百倍も美味しいと思う。お店でたらもう結構な行列だった。僅差。上野にむかった。

やわらかい氷にこの量のクリームがどうして乗っていられるのか謎。

国立科学博物館「大哺乳類展3」

満を持して科博。哺乳類の表情筋が発達したのは母から出る乳を吸うためであるといういきなり膝蓋骨をぶん殴りたくなる情報でスタートした。
博物館は、分類学とともに生きてきた、みたいなセクション、よだれが止まらない。

外見でちがいがわかるもので出してくる例がハーテビースト3亜種なの贅沢すぎる。ツノぜんっぜんちがうね。
牙みたいな歯のあるクジラたちの下顎一覧。みんな変だな。これだけが並ぶのおもしろすぎる。図鑑でも見ない。
モグラの分類は骨盤を見ろ!だそうです。見れんて。

図鑑やWikipediaなんかで⚫︎⚫︎という種と◾️◾️という種のちがいを調べると"▲▲骨の形が異なる"とかってよくあって、なにそれわからんと思ったことが300回くらいあるんだけど、それを骨や内臓の実物並べてちがいを説明してるのすごすぎた。しかもクジラやモグラ。

剥製のあつまったセクション。動物園などにいない、生きて見ることのできない動物も姿、大きさ、質感を感じられるのが剥製標本のいいところ。

アルマジロたち!!!!今日本で生きたのが見られるのはムツオビ(左から2番目)だけかなと思う。手前のスベオが特に好きだ。オオアルマジロのちっちゃい版て感じで。
ヒメアリクイも見てみたすぎる哺乳類のひとつ。絶対に樹が要るよなぁ。両方年季が入っている。
ツチブタが見てるぅ
写真が静岡市立日本平動物園のものなので撮っておきました。
ミナミゾウアザラシは何度見ても怖すぎて泣く。このデカさのものがこのポーズになっていいわけないでしょ。
ツノのある生き物は日本にいないもののオンパレードで興奮が止まらない。みんな死しても綺麗よ………

いろんな動物の臓器や骨を集めたセクション。

奇蹄目(バク・サイ・ウマ)の大腿骨は突起があるんだって。でっかい筋肉を支えて、下半身の運動を強化してるんだって。バクとサイとウマが近い仲間だって一発で信じさせられるな。
いろいろな動物の上腕骨。オオアリクイとツチブタの大きさと形が似てて嬉しくなった。大きくて目立つふたつがそう。
偶蹄類は胃がいっぱいあるけど、クジラもすごい。こんなところも似てるんだ。私も旅行の時はこのくらい胃がほしい。ウシたちとクジラたちは肺のシステムもすごく近いらしい。

私のような研究もしてない学もない者が楽しめるわかりやすい、でも攻めた内容でめちゃくちゃ楽しかった。

外のシロナガスクジラの横にポケふたあった

上野動物園

寄らないでクールに上野を発つ説もあったけど、やっぱり寄ってしまった。こんなんじゃいつまでも大人になれない。

時間がないときの上野動物園で優先してみにいくものNo.1はオーストラリアハイギョ。群れてます。群れは国内でここでしか見られないですから。
ツチブタが起きているのを初観測でき、マジで寄ってよかった。

KIRINJI 25th Anniversary LIVE

LINE CUBE SHIBUYA aka 渋谷公会堂。綺麗。

まちがいなく過去最高の堀込高樹だった。去年9月めちゃ近弾き語り、11月めちゃ狭箱バンドライブを見てしまい、毎回「これ以上の堀込高樹あるか…?」と心配してたけど、問題なく、スムーズに、軽々と堀込高樹が超えてきた。すごいことだ。シンプルにめちゃ高完成度のアレンジと演奏と歌唱でストイックに攻めてきてた。25周年記念イベントらしい派手な演出やゲスト出演があるのかなと思っていた私を許してください。一曲一曲鳴り止まない拍手が、観客全員を同じ気持ちにさせていたと思う。それに何回も泣いた。セットリストも素晴らしかった。本当にすべてが過去最高だった。今まで見た堀込高樹でたぶんいちばん遠いホールの3階席からだったけど、ライブハウスのように感じたし、大差ないテンションで踊らせてもらった。堀込高樹をお祝いする気持ちで出席したけど、ただありがとうしか出てこない。KIRINJIをずっと大好きでいてよかった。一生ついていくから。ありがとう。

終演後西へ西へ移動してカプセルホテルに泊まった。この時代に5000円しないのは助かりすぎた。また使いたい。


多摩動物公園

26日。日曜日。曇り。肌寒い。

30分で来られました。開園と同時くらいだけどすごい人だ。
朝ごはんまだだったので入ってすぐナゲットとコーンスープをいただく。コーンスープ、どろどろで好みだ。
キングチーター。なんか色濃いねぇって言われてた。点がデカくて繋がってるんだぜ。
多いで有名な多摩のキリン。17頭とかいるらしい。目を疑う。
多摩ってなんでもおびただしいよね。
見たかったタスマニアデビルは眠っていました。
そんな寝方してるコアラ初めて見たよ。
アジアゾーンめっちゃくちゃ発展してた。なかでもアジアスイギュウが見たかった。
こちらが若い方のオスかな?かわいいね。耳毛が真っ白だ。今度プール入ってるとこもみしてね。
由布島出身か。絶対に行くことに決めた。
休憩でもぐらフラッペをいただく。ちょっと暑くなってきてたので染み渡る冷たさ。ココア味。おいぴい。
リアルモグラに会える「もぐらのいえ」は準備中が目立つ。モグラ飼育の難しさを物語っている。
鳥類もたくさんいて楽しい。クマタカかっこいい。なんで後頭部とがらせたん?
尾羽が広がってかっこいい着木。
オランウータンが空を渡ってるのは何度見ても嬉しくなる。
昆虫館のチョウいっぱいエリアも何度目でも感動するもののひとつですね。
ところできのうKIRINJIのライブで買ったUVカットパーカーを早速着て動いてた。薄くて着心地いい感じです。

5年以上ぶりの多摩動物公園、ちょっと楽しすぎちゃったな。テンション間違えて15時前に完全に充電切れて帰りました。閉園まで居たかったけど。こうならないために次はこんなにブランクをあけずに来なくては。
今回は博物館動物園KIRINJI動物園でKIRINJIを動物で挟む形になった。濃密な二日間だった。

帰る前に横浜で食べた氷。ラーメン屋さんみたいな器で美味しかった(?)

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