脱ブラックPTAに向けて 学校からの備品購入おねだり(地方財政法違反)回避対策(会計)(卒業証書ホルダー、コサージュ問題追記)
公費で購入するべき学校備品を「PTA会計の予備費」をあてにされ
歴代会計も何も考えずホイホイ買ってあげていて、予備費で学校からおねだりされたら
買ってあげることが慣例化してしまっていました。
会計的問題として、今年またおねだりされたのですが、
おねだりされ過ぎて予備費予算オーバーしました。自校は備品で済んでますが、他校は教材までPTA会費で購入させていたり悪質な学校はとことん悪質です。保護者の無知につけこみ、堂々と地方財政法違反しています。
予備費と寄付金の科目
本年度は「予備費」から出すとして、
予備費の予算が足りないので「赤字決算」
(会計ソフト入力で、自動で赤字は出てくるはず →前年度繰越資産から補填される。)
「予備費」はまさに”予定”してなかった
”出金”に使うお金だから、
あらゆる「科目」に使える。
で 今回の事例を踏まえて来年度は「寄付金(寄附金、寄附費、学校寄附費など” 寄附と判る科目名を作る”)」
” 寄附”の「科目」の予算をつける。
「寄附金」で扱うなら名入れは「●●小」。
ただ「寄附採納手続き」は正式にする。(学校が教育長に→詳しくは、
このNOTEの前のエントリー記事
脱ブラックPTAにむけて会計監査のNOTEに書いてます)
PTAの「資産」(持ち物)を学校に
「置かせてもらってる」なら名入れは「●●小PTA」。
おねだりされたときに、ホイホイ出さずに、
・この出金が必要か?
・何でPTAがお金を出すの?
・この出金を”寄附”にするか、”購入”
にするか。
・何故必要なのか?
・誰が使うのか?
どちらにするか”会員”と”学校”で
きちんと検討することが先、大切。
改善案
・「寄附採納手続き」に関してはPTAは関知しない。(詳しくは前NOTE記事)
「教育委員会」からPTAに
”指導”が来てる筈もない。
・何かを購入するときに、本来は会員全員にアンケートとるなり全員に聞くもの。(PTA活動で使う文房具を買いたいとかそれは違いますよ。高額の寄附品についてです。)
民主主義が根付かず、ボス支配の戦前父母の会と変わらず、日本型PTAが根付いてしまったためですが、ボス的なひと(顧問、OB)、本部役員や委員数人で決めることが、おかしいです。
ただ学校に「寄付しますね。」と言う。
その時に教育委員会にシラ~っと聞く。
教育委員会に「学校に寄付したいんですけど”手続き”はどうすればいいんですかね?」と
とシラ~と聞くのはアリ。
>指摘されたら自分で調べたりしないのかな。どこからそんな自信が湧いてくるのか。うちも同じような回答されて話が通じなかった(PTA学校ともに)ので、教育委員会に『寄附採納手続き』がされているか調べたら漏れが多数で、そこからビックリするくらい急展開で是正されました。
> 『○○小学校の○年度の寄附採納手続一覧を見せてください』
『あれれ~?PTA決算書と○百万円も合わないよ?これって寄附採納手続しなくていい物品なんですか?』
→至急教育委員会からヒアリング
「教育委員会に相談してみます」と言う。
SNSで助言をいただきました。
↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/otsukareiko/20191120-00150586/
↑この記事は、
地方財政法の条文なども引用しつつ説明
学校への寄付が何でも禁止というわけではないけど、少なくともおねだりししてしまったら駄目
PTAからの真の寄付であっても、寄付は任意でなくてはだめで、
入会申込書がないようなPTAだとアウト
また、寄付を受けた場合学校は寄付採納の手続きが必要
「この条文から地方財政法違反になりそうなので教育委員会と相談してから判断します」と返事をする→おそらく相談は待ってくれと言われるのでは?
(非会員で「会員から寄付してもらってるから実費請求」された場合「その寄付は非合法ですよ」と言う。)
そんなに予算がないなら、学校とPTAが協力して教育委員会と話し合い、予算請求するのが望ましいPTA活動
↑以上のような内容です。役立つ助言を頂きました。
追記:教育委員会に聞いてみた。「予算つけてるし、使っていいのに!」とのこと。予算ないない詐欺。
税金の使われ方は、市民の知る権利があるので、学校の予算も開示請求すれば良い(自治会や上部団体の補助金も税金、補助金に関わる資料を開示請求できます)
自分で確認したほうが早いと思い教育委員会、予算なので総務課
消毒関係ならいまは衛生費担当の部署など
情報公開請求で、これの予算がわかる資料
など書いて請求しても早いですし
請求した資料を閲覧で受け取りにいくなら、
そのときに、学校から「これの予算がないからPTAで買ってっていわれたんですけど、そうなんですか?」と聞くと一番早い
「え?80万つけてますよ使ってください」で終了です。
校長のいうことをうのみにせず、教育委員会へ問い合わせたら早いです
こんなんいうてますけど、ほんとですかーーって、問い合わせたほうが早いです。
”名入れ”は”寄付”か”購入”か
役員会本部会等で決めた結果で、これから決めるようにする。
(運営は、「ゆったり、緩く、楽しく」でも良いけれど、
会計のことは、「キッチリ」疑われる余地がないように、議事録も残す。)
・「スリッパ購入は去年の役員会で承認もらった」
去年「購入?」を決めたのなら
本年度の「予算」に入れるときに
前年度の会計が、値段なり確認し、
予算を多くとる。
予算を本部女性の井戸端会議で決めていたので
次年度繰越金がふくれあがり
運営の無能ぶりが丸出しになっていたのだと思う。
『学校協力金』『教育振興費』ではなく『寄附費』で決算する
学校からおねだりされた備品を予備費で出していると、
決算書の『予備費』が、一般保護者には、
まさか、寄附に使われてるとは、想像もつかない。
学校によっては、『学校協力金』『教育振興費』としている。
自発的な寄附でもなく、おねだりや、強制徴収なのだから、
会計処理するときの勘定科目名は『寄附費』『学校寄附費』にするべき。
任意団体なので、科目を自由に作れる。
圧で断れないなら『寄附費』『学校寄附費』で出しときますねーと、買えば良い
そして、寄附費から何十万と支出した決算書を
教育長、市教委あてに、年度末か年度始めに送る。
『この金額分の備品を寄附しました~』と報告する。
PTAでやってる事は会社なら即逮捕
対策はあるけども、全国このような現状なので
PTAと学校を切り離すための構造そのものも変えたほうが良い。
PTAを法律で禁止するくらいでちょうど良い。
PTAを通せば、強要罪、横領、恐喝、違法、人権侵害、労働力とお金の搾取が、やりたい放題できてしまう。
PTAでやってることを会社ですれば、労働基準監督署からガサ入れ、賃金支払わず強制労働で、悪質なケースに該当するので、経営者逮捕コース。
雇用が足りないなら、会社と賃金交渉や新しい雇用確保のため求人だしたり、普通自分たちで解決する。自分のケツは自分で拭く。学校だけですよ、雇用増やさなければいけないところを、利用者に働かせているのは。教職員の労働環境も良くならない、悪循環。
(労働基準法が適用されない学校、訴えるための時間と労力が膨大で、誰も声をあげられないのが現実。)
PTA内なら許される、犯罪という認識がなく、暴走してしまう保護者や、教職員を
誰も罰することが出来なくなっている。
そして、学校の権威にぶらさがり、改革へのイチャモンや論点ずらしの揚げ足とりをする行為が日課になっている悪趣味な人たち、1ミリも対案は出さず、足を引っ張るだけしか脳がない外野、野次馬、こういう人たちも、PTAの犯罪を黙認し助長させる、無関心層よりタチが悪い、居るだけ邪魔。頑張っている他人の邪魔をしているだけ。居酒屋で愚痴って管巻いてるオッサンレベル。相手にするだけ時間の無駄。
実際、自校の会計の不正も、↑この手のタイプの保護者たちが受け継いで不正を続けていました。思い出しただけでムカムカするふざけた連中なので、話がそれました、すみません。
52年前から改革の試み。1969年の市P会長寄稿文より「寄付団体から脱皮すること」と結論とし全国実態調査を日Pへ提出していた。
が、52年経っても、何ひとつ変わっていなかった。
【OK】PTAから学校への寄附【NG】リスト
↑参考になるサイトも紹介されています。
地方財政法で「住民にその負担を転嫁してはならない」(第 27 条の4)
と規定されたものに「職員の給与」「建物の維持及び修繕」費が定められている。水道光熱費が建物の維持修繕費に含まれると考えれば、その私費負担は考えられない
強制加入PTAで学校備品の寄付ら「割当的寄付金」で禁止されている(地方財政法4条の5)
↑
地方財政法第4条の5で禁じられる割当寄付
学校に通うすべての子どもを対象としないことから公共性がないため、学校教育法第137条にある学校施設の利用要件を満たさないことから学校施設利用を一切認めない。
↑不適切な補助金交付は「行政監査請求」も市民なら使えるアクションです。
学校の決算書を見せてもらえない限り「お金がない」は信用できない。
管理職のお金がないを鵜呑みにせず、決算書を出してもらう
支出科目からここから出すべきでしょと指導する
ないないしつこければ、市役所の職員に働いてもらう。
掃除の労力を求められたら、市役所の掃除員に派遣要請を出す。
税金で働いてる人に仕事をしてもらう。
学校事務員がまともな人の場合は、学校事務員へ相談を→「国の地方教育費調査がなくなり、歯止めが利かなくなってる」指摘あり
年間約300億円の打出の小槌
結局国が税金を渋るからPTA会費なんてものが必要になるんですよ。
PTA会費って全国でかなり集められている。
1人月300円として一校に300家庭あるとして、月9万円年間約100万です。
全国に約30000校あるので、300億です。
この規模のお金をPTA会費として強制徴収してきた。いかに国が教育費をケチっているのか。
今までPTA会費から賄っていた学校備品や教材は税金からきちんと出します。と言ってきちんと予算を組んでくれれば来年からPTAはなくなるでしょうね。
会費0円や、上部団体に属さない純粋な保護者会だって作れるでしょう。
卒業証書ホルダーやコサージュ問題も全て学校の問題。
卒業生全体に対して行うのなら、卒業式という学校行事で、記念品を渡していいですよと学校が許可するわけです。 それができていないのなら、学校に対して、教育基本法の4条 教育の機会均等に反してますよと意見を言うわけです。
↓こちらのツリーもまとまっています
>…というよりも、
https://t.co/MRB6gWQaNr
配布ありきではなく行事として教育活動の一環であるという原点に立ち返り、必要であるかどうかは学校がなにを教えたいのかに準ずるわけで。
PTAがオマケで祝いで配布したいならば、全児童への配布以外、ありえないのですよ。
PTA会費からではなく、
教育委員会からお祝い
学年費や児童費からの徴収に切り替えてるところは問題は起きてないようですね…
まんじゅうプロブレム解決
>毎年同じ事の繰返しですが、卒業式の責任者は校長です。コサージュや証書入れはPTAからの寄贈です。子ども達に差別があるような寄贈を受け取ると校長は学校教育法に抵触します。そう教育委員会に報告して下さい。#PTA卒業式、#卒業記念品、#PTA任意加入
高松市とさいたま市の議員の動き
高松や、さいたまは寄附の額が桁違い
さいたま市、立憲民主党の
小川ひさし議員
印刷機、扇風機、暗幕…PTAからの寄付「公費でまかなわれるべき」
https://www.asahi.com/articles/ASQ676W7RQ67UTNB00G.html
小川議員の地道な活動がやっと報道記事になりました。
『ほぼすべてが公費でまかなわれるべきものだった』 これを教育長が認めた
高松市
植田まき議員
高松市も、名簿渡すことを原則禁止とガイドライン出てます。
小中学校の公費と私費の区分を明確化 高松市教委がマニュアル
事実上、第2の財布
保護者証ホルダー、IDカード
池田小事件がきっかけ
学校施設の防犯対策について(概要)
平成14年11月19日