疲労について③疲労の対策
こんにちは!
今日は、前回・前々回の続きで、疲労についてです。疲労のメカニズムや引き金などを話してきましたが、今日は、疲労の対策についてです。
前回・前々回の記事をまだご覧になられていない方は、こちらからどうぞ!
https://note.com/pt_some/n/ne60265ddf0df
https://note.com/pt_some/n/n014cf1e05c4f
前回までで、一番疲労するのは「自律神経」とお話ししました。
なので、自律神経が整う疲労回復方法をお伝えします。
7つの疲労回復方法
①睡眠
②バランスの摂れた食事
③適度な運動
④みどりの香りでリラックス
⑤ぬるめのお湯で半身浴
⑥気分転換(疲労をコントロール)
⑦自然や四季の変化を感じてリラックス です。
①睡眠
真っ先に思いつくのが、これじゃないかと思います。
そうです。これなんです(笑)
ただ、ただ寝ればいいというわけではありません。
質の良い睡眠をしっかりとる必要があります。
そのためには、朝起きる時間の統一や光を浴びること、高たんぱくな朝食をとることなど、一日の習慣やリズムが大事になってきます。
睡眠については、今後詳しく記事にしようと思います。
質の良い睡眠の判断基準は、「朝すっきりと起きれたか」、「午前中に眠くならないか」です。
この2つがクリアしていれば、質の良い睡眠がある程度取れているとっても良いと思います。
②バランスの摂れた食事
先ほどの睡眠で、高たんぱくな朝食を。と話しましたが、ただ高たんぱくなだけでは疲労回復とはいきません。
やはりバランスは大事なんです。
バランス良く栄養を摂ることで上手に代謝することが出来、身体機能が正常に保たれれば、体の細胞は元気になり、活性酸素(自分自身を攻撃してしまう可能性がある酸素)に対して強くなりっます。
ちなみにビタミンエース(VーACE)が重要と言われています。
ビタミンエースとは何かといいますと、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEのことです。
ビタミンAは気管支の粘膜を正常に保ち、成長を促進させ免疫細胞の働きを活発にする働きがあります。
ビタミンCは、皮膚や筋肉・骨・血管の細胞をつくる手助けをする働きがあります。また、活性酸素を抑えることが出来ます。
ビタミンEは、体の酸化を防ぎ、血管を守ります。また、血行を良くし冷え性や肩こり、しもやけなどの皮膚の抵抗力を強化します。
(※酸化:老化を加速させる)
なので、あくまで「バランス良く」ですが、これらのビタミンを意識して摂ってみるのも良いかと思います。
③適度な運動
大事なのは「適度な」運動です。
前回もお話ししましたが、激しい運動をしすぎると、疲労物質が溜まりすぎてしまい疲労回復物質での中和が追いつかなくなります。
なので、ジョギングやウォーキングなどの息が上がらない程度の軽い運動をすることがおすすめです。
④みどりの香りでリラックス
実は、これは科学的に証明されており、「芝生を刈ったときなどに漂うみどりの香り」は前頭葉が活性化され、リラックスするようです。
葉っぱをちぎって丸めて擦ったりすると、みどりの香りが立ち上ります。また、緑茶などでも効果はあるようです。
⑤ぬるめのお湯で半身浴
ゆっくりと湯舟に浸かることで血行が促進され、疲労回復につながります。
ただこれには方法があって、寝る1~2時間前に38~40℃のお湯にみぞおちの高さまで浸かると良いです。
体温を上げてから、徐々に体温が下がっていくことで良い睡眠にも繋がります。
ただ40℃を超える熱すぎる湯舟に浸かると交感神経が優位となってしまい、かえって興奮して寝れなくなりますのでご注意を。
⑥気分転換(疲労をコントロール)
前回もお話ししましたが、脳の同じ部位をずっと使うことで、疲労してしまいます。
なので、1時間から1時間半ごとに違う作業をしたり、音楽を聴いたり、お茶を飲んだりなど脳の別な部位を使うようにすると、良いと思います。
⑦自然や四季の変化を感じてリラックス
自然や四季を感じることは、マイナスイオンやー!と思われるかもしれませんが、実は木々のざわめきや揺らぎを感じることに効果があるようです。
人にも心拍や脳波など、「揺らぎ」があって、それと自然の木々のざわめきや揺らぎが同調することで、リラックス効果があるようです。
ざざざーっと話をしてきましたが、そういうことです(笑)
まとめ
まとめると、ストレスが溜まり自律神経が疲労してしまっているので、副交感神経を優位にすることが重要となってきます。
気分を変えたり、自然を感じたり、生活習慣を整えたりすることで、ストレス解消となり、疲労が回復していくことと思います。
睡眠や食事、入浴など生活習慣を整えることは、簡単なようで意外と大変ですが、一部でも良いので、自分の出来そうなところからちょっとずつ始めてみて下さい!
今日はやや長めでしたが、参考になれば幸いです。
ではまた!