面接官を通して、自分へ投げかける質問
会社での肩書きは、採用推進部の室長。
会社の採用活動のすべてに関わり、求職者にいろんな質問を投げかけるたびに、自分ならなんと答えるかな、と考える。
入社してそろそろ5年が経とうとしているこのタイミングでひとつ記事として残しておこうと思う。
「採用推進部室長」というカッコイイ肩書きを頂いたのは2年前。
名刺をお渡しすると「室長なんですね!すごい!」とバリキャリ女子を想像されることもあるが、採用担当は1人であり、部下はいないので、毎日もがいている一般社員である。
採用担当が1人なこともあり、会社の1次面接はすべて私が担当することになっている。
コロナを機に、1次面接は全てzoomへ移行し、パソコン越しで求職者とお話をすることになった。良くも悪くも(恥かしくも)、面接の様子を録画できるようになった。
そして1次面接を通過した方の録画データは、社長含め関係者にシェアするルールになっている。(2次面接で同じことを聞かないように、、より濃い時間を過ごすための策である。)
ある日。
1次面接の録画データをみた社長がこう言った。
「もっと深ぼる質問をして欲しい。例えば、”今までの人生を3つのワードで表すと何か?”って聞いて欲しい。その3つのワードが出てきた理由を聞けば、自然と深ぼる質問できるだろ。」と
勢いよく「承知しました。今後に活かします。」
と答えた。
それと同時に、相手(求職者)の困った顔を先に想像してしまう私としては、沈黙が続いたりしないかなと余計な緊張感を覚えた、ただ社長からの有り難きフィードバックなので一度やってみようとも思った。やらない理由はなかった。
自分なら3つなんと答えるかな、ということも考えてみた。
「気合・根性・愛嬌?」
「活力・好奇心・仲間?」
「楽観的・天真爛漫・行動力?」
過去の出来事・友人から言われたことなど振り返る機会になった。
💭
仲間とwebのコンテンツを作った一昨年は、何が何でもリリースに間に合わせるために26:00まで仕事をしたこともあったり、
TVで東京マラソンをみた日には、選手に憧れを抱き
10分しか走れなかったところから翌年の東京マラソンで3時間37分でゴールするところまで仕上げたり、
Instagramの勉強アカウントで「平日毎日更新します」と高々と言ってしまった時は、辞めどきが分からなくなり1年平日毎日更新を続けたり、
そんな出来事をを思い出した。
ひとりで1~10を成し遂げたことはほぼなく、誰かと一緒に乗り越えられたことが多い、という自分の特徴にも気がついた。
求職者にも「今までの人生を3つのワードで表すとなんですか?」と聞いてみる。
「今、パッと思いついたのは仲間・傾聴力・好奇心です!」
困った顔をせず答えてくれる方が、多いこと多いこと。
だてに20,30,40,50年生きているわけじゃないんだから、困った顔を想像すること自体が失礼だったなと感じた。
ひとりだど、避けがちなことに気がつけさせてもらえるのが仕事で
自分の気が付かないクセを指摘してもらえるのも仕事で
なにより「20代後半女子って、プライベートで人から指摘を受けることがほんとうに減る」
学生時代は常に「学校の先生・親・習い事の先生」いろんな目があったと思う。
仕事で、自分自身を成長させてもらっている。心からそう思う。
5年目も会社に求められていることに、
地に足をつけて進めていこうと思う。
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