キネシオテックスの扱い方(持ち方、切り方、貼り方、剥がし方)
今回は実際にテーピングをする際のキネシオテックスの
扱い方
をまとめていこうと思います。
正しくテーピングを行うことで最大の効果を引き出すことができます。
正しいキネシオテックスの取り扱いを覚えていけると良いですね。
1、キネシオテックスの持ち方 2、キネシオテックスの切り方 3、キネシオテックスのセパレーターからの剥がし方 4、キネシオテックスの貼り方 5、キネシオテックスの皮膚からの剥がし方
それでは早速みていきましょう。
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キネシオテックスの扱いかた
まずは
1,持ち方です。
ロールを
親指と薬指と小指
で持ちます。
人差し指と中指
でキネシオテックスを挟み適度なテンションをかけます。
野球ボールを握るような感じになります。
余談ですが。。。
このようにロールを把持している人をみかけたらキネシオテーピング協会で学んだことがある人だと思って間違いありません。
テーピを扱っている人をみかけたら注意深く観察してみてください笑。
次は
2,切り方です。
切り口が斜めになったり、枝の幅が違ったり、切り口がギザギザになったり、糸が立たないよう
に切ってください。
面取りをすると剥がれにくくなります。
キネシオテックスは
用途によって切り方が変わります。
切り方の例を列挙します。
① I字キネシオテックス
主に、痛みのある部位上に直接貼ります。
②Y字キネシオテックス
I字キネシオテックスの一端から、3-5cm残してますぐ切り込みを入れます。主に筋肉の機能回復を目的として、筋肉を包むように貼ります。
③ X字キネシオテックス
キネシオテックスの中央に3-5cm残して両端から切り込みを入れます。
④熊手状(浅筋膜・リンパ)キネシオテックス
I字キネシオテックスを切り、Y字キネシオテックスを作ります。Y字キネシオテックスをさらに細かく、本数を分けて切ります。皮膚の張りを緩める時や、皮下にスペースを作り、リンパの流れを助ける時に使います。
⑤スリットキネシオテックス
I字キネシオテックスを半分に折ります。折り目側から均等に3本の切り込みを入れ、2cmくらい残します。主に、膝や、肘などの関節の上に貼ります。
次に
3,セパレーター(剥離紙)からの剥がし方です。
親指もしくは人差し指の腹をキネシオテックスの端に引っ掛けて剥がします。
キネシオテックスとセパレーターは張力が違うので、キネシオテックスの裏紙を捻るようにして破いて剥がすやり方もあります。
テープの真ん中に刺激を集めたいときに使用します。
次に
4,キネシオテックスの貼り方です。
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