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ライディングスクール#10*林道を走りました

2024.7.20

ライディングスクール10回目の記録。
今回はオフロードで、前に受けたコースの一つ上のレベルのコースです。

オフロード、中級編スタート

晴れ。行きの途中の道路標示の外気温は33℃だった。

今日の参加者さんはみんな猛者っぽい。そんでもって参加者さん同士、お互いにお知り合いらしい。何回も来てて、猛者同士で繋がってる感じ。笑
ご夫婦参加の方は前回のオフロードで一緒だった。それ以外の方はわからない。

このセンターのオフロードは3つコースがあって、初級・中級・上級みたいなイメージ(実際には呼び名が違う)。
お一方、一番上の上級コースに行ったことがあるという、本物の猛者が参加している。

今日は9人。今日もいつものイントラさん。
このイントラさんのことは全員が知ってる。笑
女性は私とご夫婦参加の方で、2人だけ。

オフロードの一番下の初級クラス1回だけしか参加してなくて、今日参加してる人も半数以上だし、今日のコース(真ん中のレベル)は初めてという人も半数以上。
「🐤さんも初級コース1回しかやってないんでしたっけ?」って言われたから「(抽選)外れたので!笑」って返しといた!もう何回か初級コースで練習したかったよ!!

イントラさんの、今日のコース(クラス)の説明。申込時に、コース概要として書かれているものを見ながら。
「今日のコースはね、"自然の地形を活かしたコースで、自然とふれあう喜びを味わいながら、無理なくのんびりライディングを楽しめます……"って嘘書いてるんじゃないかって思うんですけど(小声)。まぁね、多少の無理やチャレンジがライディングスキルを上げるためには必要だったりもしますので。」
ははは。やっぱりレベル高いのね。笑

このクラス初めての人が多いので、説明。
段差は「抜重(ばつじゅう)」を意識。
・凸ではフロントを浮かせる
・凹ではリアを抜く
車軸(タイヤの中心)よりも段差が低ければ、普通にしてても通り越せるけど、それだとブレる。

午後はフロントアップもやるからということで、その説明も。
基本は頭・フロントの車軸・リアの車軸の3点で正三角形をつくって崩さないこと。

フロントを浮かせたときは、リアブレーキかクラッチ握ればフロントが落ちる。
リアブレーキはなかなかかけられないから、クラッチはいつでも切れるように用意しておく。


イントラさんが他の参加者さんとお話ししてて、私の話題(🐤はまだ超初心者だよって話)になったらしく、イントラさんから
「🐤さんバイクまだ買ってないでしょ?公道走ったこともないでしょ?順番が間違ってるんだよなぁ。笑」って言われる。笑
「まだ買わないでしょ?レンタルして走ろうとか思わないですか?まだ不安?」
うーん。やっぱりまだちょっと不安かなぁ。それなのにオフロード始めちゃったけどねぇ。笑

準備。
「暖機して」って言われたけど、何したらいいかわからん。チョークとか、忘れてる。完全に。
若手イントラさんが助けてくれた。

いざ、CRF125に乗車!

慣熟走行は怪しさ満点。笑
一応、下のコース(アスファルト路面)で何周かしたけど、すぐにオフロードコースに行って、スラローム。

アスファルトの時点で曲がれなくて膨らみまくる。笑
オフロードのオフセットスラロームはめっちゃビビって力入りまくり。
ベテランイントラさんに「🐤さん、完全に忘れてるねぇ。ビビってますよ。かたい。笑」って言われた。

ブレーキ2往復。ロックしないように強さだけ気をつけて。

1本目(往路)、若手イントラさんに「ブレーキかけはじめちょっと強かったですね」って言われた。
2本目(復路)、止まれなかった。笑
ベテランイントラさんに「線で止まれてないのでダメです。笑」って言われた。
3,4本目はとりあえず止まれた。

次は8の字、リーンアウトで。
ぜーんぜんできない!!笑
できなすぎて、若手イントラさんが最初、私につきっきり。笑
「足を前に出しましょう!」
「2速で!」
「(前に出す)足は車体に沿わせるように!」

ベテランイントラさんには「傾きが足りないなぁ。」って一言。笑

初級クラスだと午後の仕上げで行ったコースに、中級だと午前で行く。あれが慣らしのレベルかい。笑

コース走行はひたすらビビり倒し。笑

最初は難易度低い(って言っても十分)やつで、何周かしたらキャンバーターンが入ったやつ(初級のときにやったコース)。

普通に走っても走れちゃうけど、大切なのは午後と次の上級クラスに行ったときのために、姿勢とか荷重とか意識してやること。

「キャンバーターンと上り坂はとにかくエンストしないようにアクセルを回すこと。」っていうアドバイスを胸に、エンストだけしないようにアクセル開く。

坂道発進でエンスト
「🐤さん、やってるなぁ。笑」って、ごめんなさーい!
あとは「笑顔が足りない!」「笑顔がひきつってる」って。笑

坂道発進はエンストしたけど、それ以外は転けなかったしコース走ってる最中にエンストすることもなかった。

初級のときに数回しか出来なかった下り坂Uターンも今日はミスなし!!
ベテランイントラさんに「お、上手い上手い。そう、そうやって足ついていいんですよ。」って言ってもらえた!

エンストしなかったのが成長。
前回は上り坂という上り坂でことごとくエンストして落ちてたからな。笑

オフロードはアドバイスいっぱいもらえるから好き。
自分のレベルが低すぎて他の参加者さんには申し訳ないけど。笑

林道まで、もう少し

午後はすぐにコース(林道)。

ガレージ前で、ベテランイントラさんが
「🐤さんと(ご夫婦参加の)奥様は私のすぐ後ろにつきましょうか。好きだからじゃないですよ、何かあったらすぐ助けられるので。笑
ってことで、コース入ったら前を走ることに。
「🐤さん、腰引けるんだろうなぁ。笑」
きっとそうでしょうね!!笑

午後からはイントラさんのホープが3人追加。
インストラクターさん5人体制かと思いきや、「ホープですから!それ以上は何も言いませんが、ホープです!」
一人はまだ免許持ってないって言ってた。笑

初のコースに移動。

コース付近のアスファルトの上り坂で、まずはフロントアップの練習。
上りきったら、下りはオフロードの凹凸(丸太)を越える。

フロントアップはクラッチ使うやつと、使わないやつの2種類。
若手イントラさんがお手本。うまい。うまいのはわかる。
けど、とりあえずよくわからん。いや、まったくわからん。笑

クラッチ使うやつまではできなかった。
というか、そもそも立ち乗りが厳しい。

フロント、ぜーんぜん上がらない!わからなすぎて笑える。笑
ベテランイントラさんはめっちゃ笑いながら眺めてるし。笑
若手イントラさんに「アクセル使わなくていいです。膝をぐっと押し込むだけでいいですよ。そうです。それだけでいいです。」って言われて、膝踏み込むっていうのでようやくすこーしわかった感じ。もっと練習したいわ。

丸太はとにかく、垂直に入ること。曲がって入るとフロントとかリアが滑る。

休憩中に、「🐤さんは足を伸ばしましょう。っていうのは無理だから、筋トレしましょう。失礼ですけど、筋力が足りない。筋力がないとね。」って言われた。
まぁ、いくら力は要らないって言ってもやっぱり多少は筋力も必要よね。CRF125ですら足つかないしね。笑

「🐤さん、大丈夫ですか?」
🐤体力的には大丈夫です。
「技術は?」
🐤ダメですね。笑
笑ってるけど、まじで技術がやばい。笑

いざ、林道へ!

いよいよ、林道。
ベテランイントラさん「コースは気合いです。笑」
気合いね、うん。気合いか。笑

🐤さん、前来て。特別警戒体制です。」
🐤はーい。笑
「🐤さんと(ご夫婦参加の)奥様、どっちが先行くか決めてください。」
「前行きたい……」って言ったら、譲ってくれた!ありがとうございます!!

ということで、ベテランイントラさんのすぐ後ろを走る。

林道、ガチの林道すぎて笑える。笑
まずは慣らしで2周。

1周目はエンストもせず転けもせず、走り切れた!!!

1周目終わって、ベテランイントラさんから確認。
「大丈夫ですか?怖くないですか?楽しい?行けますか?」
🐤楽しいです!行けるかはわからないけど!笑
もう一人の女性(奥様)はここで離脱。怖かったみたい。

「1回目で走り切れたのはすごいですよ。自信持って良いですよ。」

で、2周目。
いきなり転けた。轍にタイヤ取られて弾かれて、木に突っ込んだ。笑
上り坂で止まっちゃったもんだから、リスタートが大変で大変で。本物の猛者さんが後ろから押してくれて、ベテランイントラさんもヘルプしてくれて、なんとか抜け出す。

いーやーーー。

ベテランイントラさん
「コース止めちゃうとあぁなっちゃう(坂道発進に苦労して抜け出せない人が続出しちゃう)から、止めないようにしましょう。」

ごめんなさーい!!!!!

こっからはもうエンスト転け地獄。笑
なぜ1周目無事だったのか、謎。

2周終わったら、休憩&このあとのコース選択。

逆回りして頂上を目指すルートが早いけど、難易度が少し上がる。
途中でUターンするコースが難易度は低め。
チャレンジルートはまぁ、やめておいた方が……。

「みなさん、民主的に決めてください」って言われてもねぇ……。笑

「🐤さん楽しいですか?笑顔がひきつってますよ。」
🐤楽しいけど、余裕がない……笑
「楽しいならいいです。笑」

結局、Uターンコースになった。
「最後にヘアピンが3つ、続きます。頑張りましょう!」

スタート!1つ目のヘアピン、エンスト、落下。笑
今日の私の全転けの中で一番激しく転けた。
若手イントラさんが助けてくれた。笑
若手イントラさんが「OKです!」って言ってたの、たぶんバイク捨てて逃げたことだな。
そして気づいた、斜面だと人間も止まれない

2つ目も、転けた。笑
たぶん3つ目も転けた。なんかもう、全部転けたかな。わからん。笑

転けたあとはアクセルを回す。
「ドッドッドッって音が(アイドリングで)規則的にきてないでしょ。ガソリンが回ってないからそうなってるので、しばらく全開にして回す。」
めーっちゃ回したわ、今日は。笑

上り切って、頂上。景色良いー!!
写真撮って戻ったら、ベテランイントラさんが他の参加者さんと話してた。
「どれだけ転んでも、ずっと笑顔なんですよねー。」って、私の話かーいっ!!笑

なかなか来ない人がいると思ったら、どうやら落ちた人がいたらしい。
「あの人大丈夫かなー?」とか「人が降ってきた」とか「バイク真っ逆さまになってた」とか、激しめの情報が。笑
ベテランイントラさんも、「落ちた人いるの?」って、そりゃ気づいてないわな。私が前の方で落ちまくってるから。笑

「🐤さんも立って乗れるようになるといいですね。」って言われた。立って乗れるようになりたいけど、やり方教えてー!笑
今度聞けば良いのか。

のーんびり休んで、下山。
「🐤さん、上っちゃったってことは下らなきゃならないんですよ。」
わかってますー!下りのが難しいってことも、わかってますー!!

全体へのアドバイス。
「下りのが大変ですけど、頑張りましょう。行きたいところを見ましょう。落ちたくないからって崖見てると崖の方に行きます。あとはしっかりバイクを傾けること(リーンアウト!)。」

2周目以降、転けまくってたのは先を見ることができなくなってたからかな?
1周目は必死にイントラさんが通った場所追いかけて、そこばかり見るようにしてたから。
2周目からは行きたくない方向を見ちゃってたかも。

「どこで止まるか、足つけるか、立てかけられる場所があるか、常に先を見てるんですよ。」ってイントラさんが教えてくれた。
なるほどねー。上手い人はやっぱりコース取りがいいんだな。オンロードだろうとオフロードだろうと、同じだ。


下りはなんと、止まらずに行けた!!

「🐤さん、よかったですね。」
🐤下りの方が大丈夫でしたね。
「アクセルの操作がないからね。だから、上りでアクセル回せって言ってるの。技術はあるのよ。」

下りはできる=上りができないのはアクセルが足りないだけ
ってこと。速度出れば(エンストさせなければ、クラッチ切らなければ)走れてるわけだから。

🐤さん!足つかないんだから、足つこうとしない!!」って言われたときは確かにー!ってなった。笑

上り坂はとにかく、アクセルを回すこと。ビビらない。技術はあるから、気持ちの問題。

今日はイントラさんに「自信持って良いですよ。」って何回も言ってもらったなー。

クラッチ切っちゃう癖と、ビビってアクセル開けられないこと、上りでブレーキかけちゃうこと。
これが今日のダメだったところだなぁ。

片付けてるときにも、イントラさんから
「だから気合いって言ったでしょ?苦笑いしてたけどさ。笑」って。
気合い=アクセル回す、前傾姿勢ってことなのか。笑

今日のまとめはメタ認知のお話

次のコースのレベルについて、イントラさんから大丈夫とかダメとか言うことはない。
自分で自覚して、納得して次に進むべきで、人から言われても納得できていないと意味がない。

「個人名出して申し訳ないけど、🐤さんは技術はあるのに、過小評価してビビってブレーキかけちゃう。もっと自信持っていいんですよ。」
もう一人の人(滑落した人)は、勢いと力任せで雑な走りになってることを自覚すること。

楽しめているなら、もう一度このコースでも、もう一つ上のコースでも。
「いくらでもお手伝いしますから。それが仕事なので。」

怖いと思ってしまったなら、まだ早かったということだから初級で練習すること。

「今日のルートは中級の中でも一番下のレベルです。ぜひまたみなさんと一緒に走りたいので、お待ちしてますから、また参加してください。」
今日は少しぬかるんでたりもして、コンディションはあまり良くなかったみたいだけど、それでも一番下のレベルでこれだもんなぁ。

終わったあと、イントラさんたちは二人して今日は疲れたって言ってた。笑
面倒見る必要がある人がいたからね。←

最後には「🐤さん、(中級に)よくも来てくれましたね。笑」って言われたし。さーせん!笑

オフロード楽しい。
初級と中級、また参加しよう。

林道を走ってみて、傾けなきゃダメっていうのも、アクセル回さなきゃダメっていうのも、本当によくわかった。ようやく理解した気がする。
だから、次やるときは、ちゃんとリーンアウトの練習して、ちゃんと傾ける練習して、ちゃんとアクセル回す練習する。

今日は良い学びができたなー。

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