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リハ職に向けたお金の入門編 〜理学療法士は稼げないのか??〜 (スペシャルライター柄澤さん)

今回はスペシャルライターの柄澤さんです!!

今日のテーマは「お金」です。

つい最近POSTでも取り上げられたセラピストの年代別給料↓

このあたりをさらに深く掘った内容になっています!

ぜひどうぞ↓


あ。あとPhysio365の音声のログインができずw自分の音声ラジオを載せておきます↓

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リハ職に向けたお金の入門編 〜理学療法士は稼げないのか??〜
皆さまはじめまして。

東京都の回復期リハビリテーションの病院で働いております、理学療法士の柄澤と申します。


私は現在、病院で働きながら、資産形成の会社でサポートとして働いていており、9 月にFP(ファイナンシャルプランナー)を取得予定という少し変わった理学療法士です!リハ職は専門職であり、お金や経済について義務教育や養成校で学ぶ機会が少ないと思います。

僕自身も、大人になれば勝手にわかってくるものなのかな?色々やっていくうちにわかってくるはずでしょ!と考えていて、働き始め早 4年が経ちました。でも、全然わからずされるがまま、お金を貰い・払うような生活を続けてきました。私自身昨年の結婚を機にこのままではまずい!と思い、学び始めたのがきっかけです。

最近は、COVID19 の影響でネットなどで病院職員のボーナスカットや、「理学療法士は給与が低い」「経済的にやっていけるのか?」「家族を養えるのか?」などの収入に関するネガテイブな話を多く見かけると思います。


私自身理学療法士という仕事がとても好きですし、素晴らしい仕事だと思います。そのためネガティブな意見ばかり出てしまっていたり、収入面から理学療法士になるという夢を諦めるなどの話を聞くととても悲しいです。

そこで今回は、このようなケースが少しでも減るように私自身の実体験をご紹介し、理学療法士の働き方の多様性について伝えさせていただき、1 人でも多くの方が理学療法士の可能性を感じていただけると嬉しいです!

1 そもそもお金とは?いつも使っている「お金」とはなんでしょうか?

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給与について考える前に、そもそもお金とは何か考えていきましょう!
大昔は、紙幣というものがなく物々交換をしていました。
しかし、次の不都合が生じてきました。


⑴交換したいものが一致しない
⑵価値が一致しない
⑶価値の保存がきかない


これらの不都合から小判が生まれ、貨幣へと発達してきました。

すなわち、お金=価値を示すものとして流通してきたという事です。


そして、交換をしなければ本来の目的を果たす事ができないという事です。
最近では、「信用」をお金で表すことも増えてきました。例えば、クラウドファンディングや投げ銭などですね。

また近年は、上記のサービスなどのように紙幣がデジタル化してきています。結論として、「お金」とは、価値や信用を示すものであり、交換をすることで目的を果たすものということですね。そのため、貯金も大切ですがお金を使っていき循環させることも必要ということです。

人それぞれ、価値観が異なるため、価値を感じたものにお金を払い日々を過ごしているということになります。これらのことを念頭に置いた上で、次は理学療法士の給与は安いのか?についてお伝えしていければと思います。


2 本当に理学療法士の給与は安いのか? 

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ここ最近、「セラピストの給与は安い」「これからはやっていけない」「家族を養えるか心配」などのネガティブな声をよく耳にしますが、本当にそうでしょうか?

 そこで、年代・年齢別の平均年収と理学療法士の平均年収を比較していこうと思います。 

今回は、男性を例にあげて、20〜44 歳の比較をしていきます。

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これだけでは、わかりづらいので比較してみましょう。

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 比較してみると、上記の図の矢印の傾きが理学療法士では緩やかな右肩上がりですが、平均年収では、20 代後半から 30 代になるところで傾きの大きな右肩上がりとなっていることがわかります。 

つまり、20 代では平均年収よりも高く 30 代で急激に追い抜かれ、平均年収を下回ってしまうという結果ですね。 これだけをみると、一概にも給与が低いとは言えず、昇給が少額のため将来的に差がついてしまい、体感として低く感じてしまうのではと私は思います。

 結論としては、給与は 20 代のうちは平均と比べて高いですが、昇給が低いため 20 代のうちから準備や対策が必要という事がわかります。 この事実をみて私は今後の将来のために資産形成やお金の勉強を始めよう!と思いました。

 これは、1 単位の値段が 1 年目であれ、10 年目であれ保険点数により変わらないということが背景にありそうですね。 これらのことを念頭に置き、最後に本題である「理学療法士の働き方の多様性」について、実体験をもとにお話ししていければと思います。


 3理学療法士として稼ぐ3つの方法〜理学療法士の働き方の多様性〜

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