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膝窩部痛に対する理学療法の評価・治療~膝OA~
今月は膝関節特集やります!!
がっつり膝の臨床についてやります。
今回は膝窩部痛。
クライアントさんは
・70歳女性
・3週間前に膝の裏側が痛くなった
・きっかけは不明だが、水中ウォーキングしてから痛くなった(ひねった)
・歩くのが痛い
・膝曲げるのが痛い
・膝の伸展は痛くない
・炎症所見なし
・red flag-(医師の診断済み)
といった感じです。
主訴は
「曲げた時に膝裏が痛くて曲がらない・・歩くのも辛い」
です。
経過は
整形外科受診
↓
レントゲンで問題なし
↓
痛み止めと湿布をもらう
↓
3週間経っても痛み変わらず
という方です。
よくよくいますよね。
どうにかこの流れは止めたいですが。。
吉田の理学療法評価
・炎症なし
・明らかな受傷機転なし
・レントゲン問題なし
・膝裏だけが痛い
・膝の屈曲だけが制限、伸展は問題なし
・ROM flex 90度、ext0°(extension lagー)
・膝蓋骨の動きは下方に制限(外側広筋のタイトネス)
・下腿は外旋位
・special test(前後左右動揺性-、半月板-)
上記の問診から「うん、機能的な問題が大きそうなので理学療法で良くなりそうだな」って最初から思っていました。
特に屈曲だけが制限というのがキーポイント。
つまり膝の伸展機構(大腿四頭筋、膝蓋骨動き、膝蓋下脂肪帯、大腿骨〜脛骨の関節運動)には問題がないということになる。
え?でも大腿四頭筋が硬くて膝蓋骨が下方に制限されているけど??
膝が曲がらない原因はいくつもあります。
大きく分けて
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