むくみに対してふくらはぎのストレッチや筋トレの本当の効果は?
どうもです!
今回のテーマはむくみ。
一般的にむくみというと余分な水分や老廃物が皮膚下に溜まってしまっている状態です。
医学用語では浮腫と腫脹と言われますが、痛みを伴わないのはむくみ、痛みやかゆみを伴い重症なものは腫れなど定義が少し曖昧なところもあります。
英語圏ではむくみはswellingと言いますが、これも腫れに近い意味合いがあり日本語でむくみといわれ想像する状態と少し離れているかもしれません。
今回はむくみの中でも病気(慢性静脈不全症)によって引き起こされるむくみについて、そして運動療法において重要なポイントについてやりましょう。
むくみの3つの原因とは?
慢性静脈不全症は静脈還流が障害されることによって起こる病気でむくみの原因にもなります。
一般的に静脈の損傷や静脈弁の機能障害によって引き起こされるとされていますが、文献上ではその正確な病態生理は全て明らかにされていません。
しかし大きく以下の3つの原因が関与しているとされています。
1:静脈の逆流ー逆流は様々な要因が関与しています。主としては静脈弁の機能障害、血管壁の炎症、血行動態の異常、血圧上昇です。意外にもこれらの要因が静脈逆流の原因なのかそれとも結果なのかは未だにはっきりしていないみたいです
2:静脈の閉塞ー血栓によって引き起こされます。有名なところで言えば深部静脈血栓症です
3:2つの原因が混在していることもあります。静脈性潰瘍では混在していることが多いことも報告されています
これらのことから色々な因子が絡み合っていることが分かりますね。
むくみに対する運動療法とマッサージ
理学療法士としての介入は運動療法やマッサージになっていきますが、今回は運動療法についてさらに深堀していきます。
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