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広背筋の教科書〜実践で使える解剖学・評価・エクササイズまとめ〜

どうもです。

最近の論文をピックアップしました。腰痛に関する論文ですね。


科学的にもピラティスは腰痛にばっちり効くということが示されています。

その理由については論文で示されていませんが。

僕がNMotionの購入特典で示した「迷わない腰痛の教科書」に記載されています↓





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では本題へ。。。

世の中では「広背筋」がピックアップされることが多いので。

デカくて作用がたくさんある筋肉です。

NMotionの視点からも広背筋をざくっとまとめてみますね!


・反り腰で腰が痛い
・肩を上げたときに腰が痛い
・肩が上がらない
・猫背になってしまう
・野球をするときに肩や腰が痛む
・骨盤の動きが悪い



そのような人は

「広背筋」

に着目すると良いですよ。



広背筋が硬くなっている人は現代において非常に多いです。

加えてトレーニーで広背筋を鍛えまくっている人も多いので、広背筋を深く知りたい人はぜひ!


ではいきましょう。



広背筋の機能解剖を深く知る

【起始】
Th6-12棘突起・腰仙椎棘突起
腸骨稜
下部肋骨
肩甲骨下角(この部分は広背筋の走行が急激に変わる部分で。硬くなりや摩擦を起こすと痛みやすくなります。大円筋と隣接する肩甲骨の下角付近では厚い)

【停止】
上腕骨小結節稜

【基本的な作用】
肩関節の伸展・内転・内旋

【筋連結】
大円筋、大臀筋、外腹斜筋、下後鋸筋

【筋膜】
胸腰筋膜の表層部分を広背筋が担っている


まずは基礎的な内容です。

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