毎日に「意味」を感じられない人へ伝えたい４つのこと。〜迷子になりやすい時代〜

どうもです。今年最後のnoteです。

こういう時期には臨床のことよりも。

哲学っぽいことを書きたいと思います。

・やる気が出ない
・仕事にやりがいを感じられない
・生きている意味を感じられない

実はそのような相談が多くきます（#僕はひろゆきではありません）

実際に「人間は生きることに「意味」を感じられないと生きていけない唯一の動物」なのです。自分で命を絶つ動物は人間くらいです。

知識・技術・ビジネス云々よりも。こういう人生の指針的なものの方が土台として大事です。特にこれからは。

みんな迷子になっているんですよね。

時代が変わりすぎて、自由になりすぎて。

どこがゴールで、何が正解で、間違いか。

み〜んな迷子になっています。み〜んな。

毎日意味を感じられないし、やる気も出ないし、来年からどうしよう？？と思っている人はぜひ読んでみてください。

すんごい深ぼって解説しますね。

現代社会の呪縛「量」

いつも原理原則は同じで。

歴史と時代背景が人間に影響を与えます。

現代はすでに物質的・経済的な問題がほぼ解決されています。特に日本は安全で何かに困ることはほとんどありません。

それにも関わらず。

なぜ生きる意味が感じられないのか？

時代背景を考えてみると

・物事の「質」を「量」に転換する貨幣経済になった
・産業革命によって仕事は分業化、効率化を優先して本来得られる「仕事の喜び」が消えた
・プロテスタントによって「労働して稼ぐことがよいこと」という思想が入った

大きくこの３つによって現代の資本主義が形成されていったと考えると。

現代は「量産時代」になっています。

・より多く
・より早く
・より売れるものを

となります。

で、そうなると「たくさん量を稼げるもの」が正義になるので。

・すぐに役立つ
・目新しい方法、もの
・面白い
・簡単

なものが増えます。

実際に、本屋さんにいけばそのような本のタイトルだらけになっていますね。youtubeやインスタやオンラインのキャッチコピー、広告も９割そうなっています。オンラインのコンテンツなんて毎秒毎に膨れ上がって増えています。一生かかっても見ることができないほどのコンテンツが世に溢れています。

これが「量」の呪縛です。