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脊柱の柔軟性低下"が生じる原因(スペシャルライター山口さん)

今回はスペシャルライターの山口さんのコラムです!!

ではどうぞ↓↓

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マガジンで、私が臨床やトレーナー活動時に重要視していることの1つに

"脊柱にも柔軟性があるの?" 

 
と思われる方は以下を先に見てください↓↓👀

では、上の記事を踏まえた上で

その脊柱の柔軟性を低下させる因子には何があるのか🤔?

解説していきます💪



1.脊柱の構造・機能


まず、脊柱は支持性と可動性がありながら脊髄を保護する役割を併せもった構造体です

1.①椎体の数・可動域


7 個の椎骨からなる頚椎
12個の椎骨からなる胸椎
5 個の椎骨からなる腰椎 
5 個の椎骨が癒合してた仙椎

尾椎から構成されます!

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1.②生理的な脊柱のアライメント


前額面では直線

矢状面では頚椎前弯・胸椎後弯・腰椎前弯となっています

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それぞれの弯曲の頂点は
第4頚椎、第7~8胸椎、第3腰椎!

この弯曲機能こそが,重力場で人類が二足歩行へと進化した構造です(※あとで重要になります💪)

1.③Joint by Joint theory


ストレングス&コンディショニングのリーダー的存在であるMichael Boyle氏と理学療法士のGray Cook氏によって生み出された理論です.

動作の際に,関節がそれぞれの役割を持って個別に働き,複数の関節を同時に協調して働かせることが機能的な動作に結びつくとされています.
そのため,各関節に特に重要な役割があり,それが隣接する関節ごとにMobility(可動性)とStability(安定性)が交互にならんでいます.

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脊柱では
頭部関節・上位頚椎 Mobility
下位頚椎 Stability
胸椎 Mobility
腰椎 Stability

と大きく分けられます


仙骨が関与する仙腸関節(SI joint)は骨化する等
諸説ありますが、個人的には僅かな可動性とレセプター(受容器)としての役割が強いと考えます。(後程…)

1.④姿勢制御の戦略


姿勢を保持するための大きな戦略として
1.Force Closureと2.Form Closure
の2つがあります

Force Closureは力での締まり・安定させる戦略で。いわゆる筋力による、筋性支持です代表的なものにinner muscleの活動によるIAP(腹腔内圧)の調節や、エロンゲーション(抗重力伸展活動)などがあります.

Form Closureは形での締まり・安定させる戦略でいわるゆ構造による、骨性支持です。これはCPP(関節締りの肢位)にする事です.(円背など椎体の形状に任せ、支持する場合もあります)Form Closureには関節包靭帯による支持もあります

1.⑤なぜS字カーブなのか


脊柱のS字カーブの構造は衝撃や負荷💥を分散するために有利な構造で

数値化するとカーブ数の2乗+1=衝撃吸収能力(Buffering fanction)となります。綺麗なS字の場合 3×3+1=10 となり、フラット(真っ直ぐな脊柱)と比較して

"10倍の衝撃吸収能力となります"


地球上に重力という不変の力があり,抗することで動く事ができます🏃‍♂️

その重力場でのルールとして,重要なのが

"作用-反作用の法則"


力を発揮するためには,同じ分だけ力を吸収できる必要がある👊💢🧽 というものです

例えば、物を持ち上げている場面

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力釣り合い 吸収することができない場合は怪我をするのは容易に想像ができると思います。柔軟性を担保しながら,抗重力伸展反応を可能にする構造として"脊柱の生理的弯曲"ができ,二足歩行が可能になりました。

人の生活には"必需品"ということです


2.柔軟性を低下させる要因

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