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運動連鎖を臨床で活かす!4パターンと連鎖不全の対処方法〜下半身編〜

今回は「運動連鎖」をやっていきましょう。

よく運動連鎖って聞きますが。

それをどうやって活かすのか?がとても大事ですね。そして、運動連鎖通りにならないパターンというのもしっかりと存在します。

基礎的な部分から臨床で応用する方法までをお伝えします。



骨盤から波及する下行性運動連鎖の2パターン


骨盤前傾による下行性運動連鎖。

波及としては

骨盤前傾により
股関節:屈曲・内転・内旋
膝関節:伸展・外反・外旋
足関節:底屈・回内
が連鎖する

という形ですね。


運動連鎖はシンプルで。逆パターンは逆になるだけですw

骨盤後傾タイプは以下の通り。


骨盤後傾により
股関節:伸展・外転・外旋
膝関節:屈曲・内反・内旋
足関節:背屈・回外
が連鎖する

です。

とてもシンプル。


足関節から波及する下行性運動連鎖の2パターン

次に土台である足関節からの運動連鎖の波及パターンです。


まず足関節が回内しているパターン。

骨盤:前傾・前方回旋
股関節:屈曲・内転・内旋
膝関節:屈曲・外反・内旋
足関節:底屈・回内

と連鎖します。


次に足関節が回外しているパターン。

骨盤:後傾・後方回旋
股関節:伸展・外転・外旋
膝関節:伸展・内反・外旋
足関節:背屈・回外

これも逆になるだけなので簡単です。


足関節からの波及が骨盤帯まで波及することは論文でも報告されています(足関節の過回内が骨盤前傾・股関節内旋・膝関節内旋を引き起こす)↓

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