ダークトライアド其の弐 対面について考える
こんにちは或いはこんばんは、Psylliumです。
ユニオンアリーナ漆黒の三極性研究2つ目です。
前回のをご覧になっていない方はプロフィールの欄からもし興味があれば読んでみてください。
また、ユニオンアリーナについてのnoteは無料でこれからも作成しようと考えているためこれからも読んでいただけたら幸いです。
まずは今回のラインナップです。
・漆黒の三極性デッキ特性
今ではもう見ることも少なくなってきた漆黒の三極性のデッキですがユニアリでは唯一の特殊勝利(EXTRA WIN)のデッキとなっております。
条件としては『クリフォトの樹』が自分の場にある状態
自分のアタックフェイズ終了時、自分の山札が0枚で自分の場の異なるカード名を持つ〔特徴:漆黒の三極性〕が3種類以上ある場合、自分はゲームに勝利する。
ちなみに特徴:漆黒の三極性は「ヴァニカ・ゾグラティス」、「ゼノン・ゾグラティス」、「ダンテ・ゾグラティス」の3種類しかありません。
まとめると、ヴァニカ、ゼノン、ダンテがそれぞれ一枚以上場にあり、かつクリフォトの樹が場にある状態で自ターン終了時に山札が0枚でも勝ち!
ということになります。
・対面について考える
今回の本題である対面について考えていきましょう。
まずは現在の漆黒の三極性の立ち位置についてです。
ユニオンアリーナ環境デッキ考察(https://torecards.com/unionarenatier/)
によると12月現在、Teir2.5という位置におります。いわば戦えなくはないが環境では見ないデッキ、3on3でもほぼ当たらないデッキということになります(主観)。ユニオンアリーナというカードゲームの性質上カードプールが限られているためVo.2がくるまではほぼほぼ上がることはありません。環境に合わせて構築を限られたプールから作り、対面によって戦い方を変える必要性があります。
➀展開系のデッキ対して
今回は展開系のデッキの代表格である、「怪獣8号:黄色レノキコル」を例に考えてみます。正直に言うととてもきついですが、まずは相手に対しての基本的な理解を深めましょう。
ベースとしてレノキコルデッキはアグロ兼展開のためAPを踏み倒す、APを回復し早い段階から面を形成してきます。また終盤ではレイドキコルにより5000インパクトで詰め切る力も兼ね備えています。詳しくはレノキコルのnoteや動画を見てみてください。自分の簡単な解説よりもよっぽど有益です。
レノキコル対しての漆黒の三極性側の動きですが面をフロントラインにしっかりキャラを立てつつ終盤掘り切るためのエナジーラインの形成やトラッシュを肥やすことが必要となります。この時のフロントラインの面の形成ですが4000ラインを並べることを意識する必要性はありません。止められないので…。退場時を持つカードやcolorの受けになるようなカードを序盤から立てていきましょう。終盤はインパクト無効やダンテ、魔王の御前を用いて相手の動きを制限して行きましょう。また、レイドキコルの受けや3500ラインを受け止めるキャラとして41ダンテを強く使うためにトラッシュをしっかり使いましょう。
展開系のデッキは有効アタック本数が多いためしっかりキャラで受け終盤はパワーを下げたり、除去したりなど有効アタックを減らすことを意識しなければなりません。
アタックしないことのメリットですがレノキコルのデッキのほとんどがドロートリガーとなっております。展開系のデッキ、AP踏み倒し系のデッキに対してハンドを与えると行動回数、選択肢が多くなってしまいます。そのため相手の盤面や動きを制限するためにも極力ライフにアタックはしない方がよいと考えています。しかしながら序盤に受けすぎる、相手の回りが速いと相手のアタック本数が増え山を進めることが極めて難しくなります。その際は割り切ってレイドダンテやレイドゼノンでアタックすることも必要となります。
②除去系のデッキに対して
除去系のデッキの例として「BLEACH 千年血戦篇:零番隊」を例に考えていきます。先ほどと同じように相手の動きをまず考えていきます。零番隊の動きとしてはキャラやイベントの効果等で相手のフロントラインの処理、そしてリムーブエリアを肥やし脅威的なパワーでリーサルを獲りに行くデッキです。注目するカードとしてはレイド千寿丸や41一護あたりでしょうか。
先ほども書きましたが詳しくは零番隊を使ってる人やnoteをみたほうが有益なためそちらを参考にしてください。
零番隊に対しての動きですが一番は相手の処理に対して少しでもノイズを与えることが大切です。レイド千寿丸はBP2500以下は無条件で処理をすることができ、手札の零番隊を1枚切るごとに処理範囲が+1000ずつ増えます。そのため、BPが3000以上のキャラを並べることで少しでも相手の動きを阻害することができます。また、キャラを除去しないことも大切です。トラッシュにカードが増えるたびにレイド一護の除去やインパクトが強く使えるようになります。そのためダンテや魔王の御前を除去ではなくパワーを下げ、相手のアタック回数を減らすことを意識しましょう。しかし、41一護に対しては除去に使うことも必要です。
終盤はダメージ2はしっかりキャラでライフを守りつつ、トリガーの期待値を考えながら受けと守りを考えましょう。サーチカードや見えているカードから盾に埋まってるカードを予測しつつ動きましょう。
③脅威系のデッキに対して
脅威系のデッキの例として「仮面ライダー:仮面ライダーゼロワン」を例として考えていきます。同様に、相手の動きを考えていきます。
ゼロワンの一番の魅力的な動きとしては4000ラインの連続攻撃となります。除去体制を持ち最後の攻撃にはインパクトを持つことも脅威です。またゼロツー(イズ)での1000パンプ+ダメージ2付与、ランペイジバルカンのダメージ2、インパクト1もあるためリーサルをとりやすく、また受ける側もブロックタイミングが難しくなります。再三言いますが、詳しくは別の人のnoteや動画等を見てみてください。
ゼロワンに対してのトライアド側の動きですが、レイドゼロワンのアタックは小物で受けつつインパクトだけ受けるようにゲームを進行していきます。ランペイジバルカンに対しても同様にダメージ2はキャラで受けインパクトのみ受けていきます。また魔王の御前やレイドダンテのマイナス効果は除去に使いましょう。レイドのキャラだけではなくレイド元のカードを処理し、相手のアタック本数を減らすことも意識しましょう。処理優先は状況によって変わりますが基本的にはインパクトをで攻撃を通すゼロワン、ランペイジバルカンを優先的に、次に3または0のゼロワンのレイド元を処理していきましょう。
・個人的な漆黒の三極性の見解
このデッキはユニアリでは唯一の特殊勝利のデッキという魅力を持ったデッキであると同時に使う人を選ぶデッキだと考えています。使った人全員が勝てるというわけではなく負けることが多いです。また上振れが強いということはごく稀です。そのため、使う際に負けに慣れるといういい方は好ましくなく、ふさわしくもないですが、割り切ることも大切です。特に新しく出てくる弾はカードパワーが高く、ほぼ振り対面です。ですが、そんな環境の中で、マイナーデッキである漆黒の三極性で勝つと他のデッキでは得られない感情が生まれます。まぁ、そんなことは置いといて勝つために私が行っていることですが山札の下(サーチした際に送ったカード)の順番を覚えることや相手の手札の枚数、盤面、トラッシュをコントロールし把握しています。
そのため、一回で使う体力の消耗は激しいです。しかしながら、使いこなせるようになると今現在でも3onでは採用候補になりえるデッキだと考えています。さらに、使用者が少ない分初見では対応しにくいデッキでもあるため勝率もある程度確保できると考えています。
ユニオンアリーナではトリガーをめくることが楽しいと感じる人もいるため対面の方を不快にさせる可能性もあるかもしれませんがプレイング等を丁寧に行い、平和にユニアリしてください。
・最後に
大雑把ではありますが大きく分けて3つに分けて話してきました。基本的な考えはほぼ一緒でありきたりかもしれません。少しでも参考になれば幸いです。また、私の他にも漆黒の三極星のデッキを使ってる方がいてそっちの方が有益だったと感じるかもしれません。正解は人それぞれですし、考え方も様々です。自分のプレイングに会う構築等を見つけてください。
また機会があれば読んでみてください。
ありがとうございました。
X:@ryutake46