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滅火器(Fire EX.) One Life, One Shot~Japan Tour~ 20230912Live House Pangea

待ちに待ったFire EX.ジャパンツアー!の前に。

HAZIKETEMAZARE FESTIVAL 2023

の話を書かせて~!
元々2020年のハジマザにFire EX.がラインナップされていた。絶対行く!と意気込んでいたものも、入国制限で出演キャンセルに。最終的にはハジマザ自体もこの年は開催されなかった。
そして3年の月日が経ち、Fire EX.がハジマザのステージに立った。

リベンジすっぞ!!!

個人的な話をすると、会場がある泉大津は私の地元の近くで庭みたいなもんだから、そこにFire EX.が来るとは奇跡みたいで不思議な感覚。
Fire EX.はハジマザドームと呼ばれる2つあるステージの小さい方のステージでの出演。今まで行った泉大津フェニックスのイベントでは見かけなかった、客席側まで屋根付きという構造。ドーム状の屋根の効果で音がとてもクリアでパキっとしている。
リハから見ていたのだが、音が真正面にビシビシと飛び掛かってきて驚いた。何度も足を運んでいる会場で初めての体験。来日時のPAは西片さん。職人すぎる。
リハでも全力で演奏してくれるスタイル。
Fire EX.のライブでお馴染みのフラッグを持っている人を見つけ、いちいち感動。
1曲目の『残像モーション』ではヘイスミのトランペット イイカワさんとコラボ。やったらいいな~ぐらいで思ってたけど本当にコラボするとは、いいねぇ。
1番盛り上がったのは『Don't You Fight』かな。この日はエルレも出演していたから、エルレTを着用した人がいっぱい見に来てたしねぇ。嬉しいねぇ。
演奏中、彼らの後ろには飛行機がバンバン飛んでいて、不思議な気持ちになった。飛行機に搭乗しないと会いに行けない土地のバンドが、自分の地元でライブをしている…!ありがたい。
最後の曲は『繼續向前行(keep on going)』。大好きな曲が日本で聞ける日が来た。感涙。さらに、ピースフルなサークルが出来ているのを見てまた感涙。曲中にステージ袖で見ていたヘイスミのメンバーにサムさんが何かを話しかけにいっていた。多分「ありがとう」的なことかな。そういう所がいいんだよなぁ。
前まで行って驚いたのはセキュリティーの人数。そんなにいらんのちゃうかな?というぐらいいた。素晴らしい。ハジマザはダイバーに手厚い。
セトリは新旧バランスよく8曲。あれ~~~あの曲とかあの曲とかあの曲とかやってないな?聞きたかったらワンマンに来い!ということだな。行くぜ!


とはいえ、実はワンマンに行くか凄く迷っていた。
というのも無職の身。フェスに行ってさらにワンマンまで行くだなんてそんな贅沢な事していいのか??と罪悪感に襲われた。
でも…ハジマザでの30分のライブを観たらそんな罪悪感、すぐにブッ飛んだよね~!貯金を切り崩せ!だって、ずっと会いたかったFire EX.が大阪でワンマンをしてくれるんだからな!悩んでた時間が無駄だったわ。
前日にチケットを発券して驚き。整理番号…40番…?前日よ…?
多分プレイガイドによって番号のラグがあるとは思うけども。
「Fire EX.、今助けるからな…!」

ということで。9月12日。ワンマン当日。パンゲア。

入場待ち。日本人が誰かわからない。(台湾からの来日ライブあるある)
物販を見るとハジマザの時よりも種類が豊富。
前々からいいなーと思っていた台日友好キャップがあるじゃないのよ!
10秒迷って、スタッフさんに声をかけキャップを手に取らせてもらうとあらゆる部分にこだわりがあって素晴らしい。即購入。
「これが最後の一個」とスタッフさんに告げられ、ツアー初日のありがたさを噛み締める。
即キャップを被り、開演を待つ。心配していたけれどちょうどいい客入り。

SEで『繼續向前行(Keep on going)』のremix verが流れメンバーが登場。
わーーーい!!!

近い!この距離でFire EX.を拝めることに感謝~。
1曲目は『人間條件』。最新アルバムの収録曲を中心としたセットリスト。
とはいえ新旧バランスの良い流れだった。

MCではみんなで酒を飲もうぜ!と客席を煽るサム氏。手にはアサヒのスタイルフリーが。細美とおそろやないか!ちなみに両端2人はレモンサワー(梅沢富美男)を手に持っていた。
ORio氏のMC中には客席からガンプラのプレゼントが届くサプライズが。「誕生日だからねー」と誕生日ギャグをかます。(誕生日ではない)

『十二月的妳』ではお馴染みのステージスタッフさんがサム氏のギターを弾き、サム氏はハンドマイクで熱唱するというスタイル。ゆったりとした曲調の楽曲なのに熱さがある。

近くで見るとJC氏のベースとKG氏のドラムの安定さというかキレキレさが物凄くて、こんな近くで見させてもらっていいの???と大感謝したくなった。ORio氏のギターももちろんいい、あのプレイを見てギターを始めるキッズ、絶対多いよなぁ。

メンバー全員がMCをするターンがあり、サム氏が「MCくださーい」と言っていたのが微笑ましかった。それぞれ日本語英語台湾語を混ぜたMC。
「日本の最高なところはいろんな所でタバコが吸えること」と言っていて客席からすかさずツッコミが入る。サム氏が音頭をとり、ORio氏へオーディエンスから「3・2・1、なんでやねん!」の集中ツッコミ。
ちなみに「なんでやねん」は『南國的風』の曲中にも言っていた。大阪来日ライブあるある「なんでやねん」を駆使しまくっていた。

アンコールのコールが台湾仕様。チェーホージン?みたいなニュアンスの言葉。違うか。何て言ってたんだろう。
(追記:”みえふぉちー”=滅火器と言っていたことをX(旧Twitter)で教えていただいた!みえふぉちー…学んだ…初めて読み方を知った。ありがとうございます!!)

アンコールにこたえサム氏がひとりでステージに立つ。「今みんなはタバコを吸ってるから…何の曲が聴きたい?ソロで歌うよ、アンコールはちゃんとある」とのこと。ヒュー!!
リクエストが次々と飛んできていた最中に、残るメンバーが袖からゾロゾロ出てきた。アッサリ出てくるんや!笑
サム氏も「え?早ない?来てもうたん?」みたいな雰囲気になっていて面白い。
幻のソロタイム。ソロはなくなったが曲はまだある。

アンコール1曲目は『人生』!嬉しい。ここからアルバム"進擊下半場"怒涛のラストスパート。ちょいちょい挟んできた"進擊下半場"収録曲、本当に名盤すぎるからどの曲もテンションが上がるし、胸が熱くなる。

『海上的人』。客席では肩組みが自然と発生。図々しく私も組ませてもらった。メガポートで初めてFire EX.のライブを観た時に凄く印象的だった一曲。感慨深すぎる。動画は私がうるさすぎる。全然歌えてないけどとにかく聴きたかったからとても気持ちが昂った。かっけぇー。

ラストは『繼續向前行(Keep on going)』…動画を撮っていたけれどアップできないぐらいブチアゲてブレブレ。ハジマザの時みたいにピースフルなサークルができていて感動~。

最後に集合写真を撮影する時に、急遽フラッグ係に任命されたお姉さん、「ヘイスミのTシャツ着てるのに私でいいの??」と物凄く驚きつつも、バッチリナイス任務。ハジマザで見て来はったんかな。嬉しいなぁ。

終わってみれば聴きたい曲が多すぎて、あの曲もこの曲もやってないやん!状態。
どうしたらいいの…24時間耐久ライブとかしてもらわないと…。

セトリ表を持っていたお兄さんに撮らせていただいた。ファニーな方だったな。

助けられたのは私の方だった。物凄いパワーを貰った。
毎回ワンマンライブに行くと思うけれど、そのアーティストのことが好きな人しかいない空間、最高すぎる。
Fire EX.のことが好きな人が私以外にもこんなにいたのか!!と嬉しくなった。興奮状態で誰かと感想を共有したかったけれど、ツレがいなかったし突然誰かに話しかける勇気も湧かず、SNSでサーチをしてはいいねを押しまくるというキモオタ行為をして気持ちを落ち着かせた。
すげーもん見たな。行けてよかった。
また大阪に来てくれ~!頼む~!

凄い!この場にいたのに自分が写っていない!怖い!!

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