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オンラインマスタリングの分水嶺

しばらくは現時点で自分がたどり着いているマスタリングに関する言語化が終わっている内容に関して、つらつらと書いていきます。今回は、オンラインに関して特化してマスタリングで思っていることを書いておきます。

オンラインマスタリングの難しさと容易さ

オンライン作品に関しては、あまり多くの作品をマスタリングしていません。その数は書けてしまう程度なので列挙してみます。

・狂気山脈 陰謀の分水嶺
・狂気山脈 陰謀の分水嶺 星ふる天辺
・南極地点X
・シノビの巻物と鉄の掟
・ブラックナイトスレイブ
・Color Code# -黄金の夜明け-
・椅子戦争
・DEMISE OF THE DEAD -INCIPENT-
・首刈り村殺人事件
・Call of Diamond -Operation Pentagon Dawn-

というわけで、10本しかありません。有償公演も行っていますが、練習や回してみたいという理由で無償で友人に行っているものもあります。オンラインの作品を読んだ本数は100本を超えているので、何本マスタリングできるんですか?と言われたら100は超えることになりますが8割以上が「ただ回せるだけ」となります。自分の感覚としてはですが。何回マスタリングしたかといえば、100回はまだいってないかなくらいでしょうか。

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SWAN DIVE オンライン公演「Call of Diamond」予約受付開始

以上、番宣でした。

オンラインにおけるゲームマスターは、個人的にはできることが対面よりも制限されると思います。音声ツールとPC画面という制限された空間で、すでに定義づけされてる進行にどのように効果を足していくか。ゲームマスターの手がかけられる場所は限られていると思います。

難しさという点で言えば、まさにこの「加えにくい」ことが難しさの一つと言えます。BGMを探し、必要に応じて効果音を入れる。やれることは対面における効果と同じ作業になりますが、難しさを感じる側面です。

また、説明(インストラクション)も難しさがあります。対面では相手の顔が見えますのでプレイヤー毎に発生する理解度の違いを見るという行為が、音声だけでは難しくなります。この辺をどのように意識し、説明手順を組み立てるのかもゲームマスターの力量になり、難しさを感じる一面です。

そんな難しさの反面、対面よりもオンラインのほうがゲームマスターは用意ではないかとも考えます。様々な資料をすべて用意し、自分が何を見ていてもどんな作業をしていてもプレイヤーからそれを見られることはありません。プレイヤーの理解度を無視すれば、手元に台本を用意して順番に説明するだけで進行はできますので、全てが見られてしまう対面のゲームマスターよりも神経を使わなければいけない部分が減る分においては容易ともいえるでしょう。

誤解がないように補足しておきますが、対面よりオンラインのゲームマスターのほうが簡単だという意味ではありません。

無償と有償に差があるのか?

結論から言うと「差はない」といえます。正確には「差を感じにくい」というべきでしょう。

私のオンラインにおけるマスタリングは別に変わったことをしているわけではありません。BGMを何曲も聴き比べて最善のものを探しているわけでもありませんし、botを駆使して効果的なことを行っているわけでもありません。

では、どこでお金を取るのでしょう?そこには差別化を図る要因を作る必要があるのかもしれません。

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