人の作品をマスタリングする
週刊スワンダイブは、週刊のくせに不定期更新です。
実際のところ、この定期購読をしている方は多くないのですが、せっかく読んで頂いている方には、Twitterなどでは書きにくい割と踏み込んだ話もお伝えできるようにネタをチョイスしていこうと思って考えています。そんな中、今月はこれが1本目だということを深くお詫びいたします。
今回はゲームマスターのお話。
どうでもいい話ですが、私はゲームマスターをGMと表記することを限界まで避けています。Twitterなどの文字数制限があるときに、どうしても表現したいことがあるときにやむなく略称を使う場合を除けば、ゲームマスターという表現を優先し、他の文章を削ることを主としています。
これは、「専門用語を使うことによる簡略した表現の気楽さより、知らない人たちに少しでも伝わることを優先する」というコンセプトを元にしています。そのため、オフラインの公演においても自分のことを「GM」と表現することはありません。
話が本筋から大幅にそれてしまった。
駒込ガレージでは、SWAN DIVEの作品以外にも、office kumokana、グループSNE、oz planning、Ram Clearなどのレーベルさんの作品の中から、自分がマスタリングすることで作品の魅力を引き出せると思ったものを取り扱わせていただいています。実際のところはかなり多くの作品に触れている(プレイしていたり、購入して読ませてもらっています)が、全ての作品をマスタリングしているわけではありません。
SWAN DIVEが短期間にある程度の認知度と評価を頂いているのは作品の良さもあるかもしれませんが、やはりマスタリングにおける演出部分の拘る姿勢かなと考えており、この自分の得意分野が活かせない作品は「自分がマスタリングしなくてもいい」というジャッジをしています。
今回のコラムでは、この「他レーベル作品をマスタリングする」際の、実際に行っていること、気をつけていることをネタバレしないように概略だけを解説したいと思っています。
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