期せずして新型コロナウィルス感染症の体験記を書くことになった
8月中旬から、夏風邪がスッキリしない。熱があるわけでもなく、鼻喉がずーっとスッキリしないまま9月になった。9月1ー3日に行われた心理臨床学会が終わってから受診すっかー、と呑気に考えていたのも今は昔…。今さら何かの役に立つとも思えないけど、我が備忘録として記しておく。
ことの発端
8月最終週の週末、疲れを癒すために天下一品のこってりネギラーメンにコーントッピングをいただく。美味しい。私のソールフードである。やれやれ…と帰宅し、絵に描いたようにだらだらしていると突然の腹痛、後に下痢。これはあれだ、調子が悪いときの腹痛下痢…。翌週末に学会発表を控えており、「消化がいい食事」をGoogle先生に尋ね、うどんと豆腐中心の生活スタート。週明けには復調し、週半ばに予定されていたスパイスカレーパーティーを楽しむ。
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学会参加
2日目の口頭発表にそなえ、金曜日からハマ入り。
復調したとは言え、まだあまり無理できないお腹の調子。横浜、美味しいものがいっぱいあるのに、お腹に優しいものとなると限られてしまう。
とか言いつつ、お昼はまたスパイスカレー。
普段より量が食べれない…、悔しい……。中華食べたかったけど、危ない橋を渡るほど度胸がない。夜もお腹に優しそうなものを。
夕飯後はホテルに早々にチェックインし、発表準備。
学会のことは、また別に記事にしようと思います(多分)。
2日夜は、SNSつながりの同業者さんたちと飲み会。といっても飲めない体なので、お喋りを楽しませてもらった。これが学会の醍醐味!
週明け最初の勤務日
心地よい疲れを残したまま現実世界に引き戻され、淡々と業務をこなす。お昼休みの際、何気にSNSを開くと、会食の同席者から感染の旨のご報告…、あわわ……。
すぐに上長に報告し、濃厚接触者認定となり(その後「違った違ったー」とすぐに撤回)、午後の業務はキャンセル。職場の規定ではCPR検査対象外だったのだけど、どのみち別の職場では必要になりそうだったので、頼み込んで実施し陰性。
次の日も同じ職場の勤務日だったのだけど、予約は全部キャンセルしてしまったし、何となく不調は続いていたので病院受診をするために有休を取った。
突然の発熱、そして感染確定
翌明け方、やたらと体が熱くて目が覚めた。そういえば寝る前はやたらと寒く、エアコン効きすぎてるのかな…と思いながら布団を被って寝たのだっけ…(アホ)。熱を測ると37度5分、手持ちのイブA錠を内服し水分摂取。
その後、10時過ぎぐらいまでグダグダ過ごし、もともと行こうと思っていた耳鼻科へ。お医者さんの問診もそこそこに屋外に連れ出され、コロナとインフルの検査を行う。
ここからずっと車内で待機、お支払も処方薬の受け渡しも、全部駐車場にスタッフの方が持ってきてくれました。帰りにお買い物して帰ろうと思っていたのに、そのまま自宅へトンボ返り。
帰宅してからは、各方面へ連絡、仕事の調整など、PCでぽちぽち作業。症状は咽頭違和感がずっとあって、喋ると声がかすっかすなのだけど(なので病院を受診したときがいちばん辛かった)、ひとり暮らしは喋る相手がいないのでちょうどよい。
その後の経過
翌日の明け方も発熱、解熱剤を飲めばさがる。喉の痛みもあると言えばあるのだけど、それほどでもない。身体症状全般そうだけど、主観体験なのでかなり個人差があるのでは…と思う。私、場数を踏んでいる分、不快症状には耐性あり、多分。
発熱はこの日以降なし。その他の症状もゾコーバの効果があったからか、徐々に落ち着いていき、ぶり返しもなし。おかげで、水曜日まで勤務がなかったこともあり、今年度二度目の夏休みを満喫した。そうはいっても病み上がりに違いはなく、ちょっと動くとすぐ疲れるし、「病み上がりだからー」とそれをいいことにダラダラしまくり、生活リズム乱れまくり。
2日後に仕事復帰を控え、生活リズムを整えて体力づくり。この日は久しぶりに買い出しに出かけた。下界は暑かった…、それもあってか、思った以上に体力を奪われる。まぁ、それを見越して仕事復帰の2日前に買い出しに行ったんだけども。結局買い出しに行ったものの、つくりおきの準備までには至らず。でも、久しぶりにお野菜美味しかった…。
さて、木曜日に仕事に復帰してから連勤が続いていますが(本日9月17日の日曜日)、まぁ何とか生きています。重症化しなかったこと、後遺症が顕著でないことが幸いしているからこそ。ありがてぇ、ありがてぇなぁ…。
Covid-19に罹患して思ったこと
症状としては、確かに風邪と変わらない。さっきも言ったとおり、重症化せず後遺症もほぼないからこそそう言えるのだ。そうならなくても、発熱や自宅療養で、体力は確実に衰えるし、認知機能も低下する。これが高齢者や子どもなどの弱者だったら、確実に何らかの悪影響が出るのは当然だと感じた。
5類に移行し感染状況が把握しづらくなったけど、SNSで専門家たちが一生懸命正しい知識と情報を発信してくれている。しかも、反ワクチン、反マスクなどアンチ勢力と戦いながら。ありがたいことです。今回の診断に至った経緯はいろいろと反省しきりなのですが、今後も引き続き、手洗いうがい、三密回避など基本の感染対策を施しつつ、ご安全に過ごしましょう。今季はすでに、インフルエンザも出始めているようです。できる限り予防接種も前向きに検討しましょうね。
健康が何よりの財産です。自分も、まわりの人の健康も大事にしましょう。