ZOOMセミナーで月1000万円稼ぐまでの軌跡~準備編~
こんにちは、
ZOOMセミナー専門プロデューサーのたすくです。
私はずっと、
Webコンテンツ販売のマーケターとして従事してきました。
Webコンテンツとは、
形のない情報を商品にした物のこと。
ダイエット情報とか、FXや株のトレードノウハウとか、速読のやり方とか、そういったものです。
そして最近の
Webコンテンツ販売の主流は、
集客⇒ZOOMセミナー開催⇒高額商材販売
になっています。
つまりお客さんを集めて
ZOOMセミナーに参加してもらい、
そこでWebコンテンツ(高額のコンサルや講座)を販売する、
というものです。
そして私は会社から
この流れを収益源にできるように
ミッションを与えられました。
具体的な数字目標は、ZOOMセミナーで月1000万円の売上を上げること。
定員10名のセミナーを週3回開催したとして、ひと月に12回開催、参加者は120人。
販売するコンテンツ代が50万円だとして、20人に販売すれば晴れて1000万円達成。
120人中の20人だから、成約率が約17%あれば達成できる計算。
そう考えるといけそうな気もしますが、こんな皮算用が通用しないのがビジネスというものですよね。
なので
備忘と日々の振り返りのために
この流れを作るための施策を
ブログ形式で書くことにしました。
■案件スタート
2021年某日、
副業系のノウハウを持っている人を紹介されました。
ノウハウはスキルシェアリングサービスを使って
副収入を作るもの。
実績としては、
これまで200本ほど自身の商材を販売していて、
コンサル生も20名ほど抱えている方です。
そして、
直接コンサルしている人は
大体月に20万円~40万円の収益を上げていました。
一応コンサル生の報酬画面も見せてもらいましたし、
LPやセミナー中にその報酬画面を
出すのもありとのこと。
「稼げる系」はどうしても胡散臭くなりますが、
実績がしっかりあり、説得力が出せるので
怪しげな部分はだいぶ消せると思います。
これならいけると思い、
セミナーの台本作成と集客を自分がやり、
登壇とクロージングはお任せするという感じで
案件をスタートさせることになりました。
■他社セミナーへ潜入
セミナー構成の勉強と作成期間。
他の人がどんな感じで
セミナーを作っているかを分析するため、
さまざまなセミナーを受講します。
もちろん参加費は会社に持ってもらいます。
潜入したのは
小山〇央氏youtube集客セミナー、
秋〇剛氏tiktokの集客セミナー、
〇イレクト出版のZOOMセミナー。
各セミナーの印象としては、
youtube集客セミナー:
参加者は20人くらい。
最初に司会の方が喋って、
そのあとに講師にバトンタッチする形。
司会と講師は別の場所にいる。
司会がセミナー前の注意事項を話し、
その後講師が本編を喋る。
講師のパートが終わったら
再び司会にマイクを戻し、
司会が販売する講座のコンテンツ説明をする。
とにかく教え子さんの実績推し。
「この人は元々登録者数は100人くらいだったが、今は何万人」とか、
「youtubeから毎月2000リスト位取れている」とか。
そしてテレビ出演やメディアへの出演実績などを交えて、
スケールの大きい話をして「この人はすごそう」と思わせる感じ。
途中でyoutubeのネタを決めるための
トレンド検索ができるツールの紹介があった。
tiktokセミナー:
参加者は15人くらい。
講師が司会もかねてセミナーを進行。
「tiktokは今が参入チャンス」という話が中心。
「まだtiktokをビジネスに使っている人は少ない。
でも今年中にはyoutubeと同じようにビジネス系のtiktokerが増えてくる。
今がビジネス系のポジションを取れる最後のチャンス」
と言って限定性を煽る感じ。
そして自分のコンサル生っぽい方や、メンター的な人にも喋らせて
生の声を聞かせる感じ。
ZOOMセミナー:
参加者は130名くらいいてダントツに多い。
こちらも講師が司会もかねてセミナーを進行。
スタッフさんが5~6名入っていて、
最後の講座販売のところで質問等に対応する。
「これからは対面ではなくZOOMで売る時代。そして売れるセミナー台本さえ作れれば
あとはそれを流用するだけで誰でも、いつでも収益化できる」
という話が中心。
上記3つのセミナーに
共通していたのは、
セミナーが終わってすぐに
30万円~80万円くらいの講座を
その場で販売すること。
そして特に
セミナー内でノウハウを
開示しているわけではないことでした。
「今が参入する絶好のタイミング」
「私の教え子はこうなりました」
のような話の繰り返しで、
実際にどのような施策をしたとか、
どんなことを教えたとか、
そういった話はほぼありません。
いや、あったのかもしれませんが
正直こちらには伝わってきませんでした。
実績と緊急性で煽るという
結構シンプルな構成が多かった印象です。
なので私がやる時は、参考のように
「コンサル生の実績」と「今が絶好の参入タイミング」という話をしつつ、
しっかりとノウハウの開示もすれば
他のセミナーと差別化できるのではないか。
そう思い、セミナー台本を
作成することにします。