タイムカプセル

先日、FP2級試験を受けてみました。

いかにもレンタル品の折り畳み長机に、何の変哲もないフツーのパイプイス、そこにあった「東京貸物社」のロゴを発見。この会社の日雇いバイトとして京都のあらゆる催し物会場へ行ったものですが、ここ、「西陣織会館」にも24年前の私がいて、こうやって机とパイプイスを並べる仕事、おそらく3時間2500円、くらいでやっていたのでしょう。

QCの時も、「こんなに受験者いるのか」というのが驚きでしたが、西陣織会館のフロアいっぱいに集まったFP2級の受験者たちをみて、徐々に日本人の中でも金融リテラシーの低さに危機感をもつ人が増えてきている裏付けなのかもしれない、と思うと同時に、しかし、だからといって素直にこの試験の世界観に引き込まれるのもそれはそれでもっと危ないよ、とも言いたくなるような試験でした。たとえばこれ。

ここから先は

707字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?