「人間五十年」を過ぎて、桜の季節が待ち遠しく年々愛おしく思えてくる。これまでの人生で桜の季節を送るように、幾人もの人達が逝くのを葬送(おく)ってきたし、今まで見てきた桜の回数よりも、これから見られる桜の回数の方が絶対的に少ないであろうから。
「散る桜 残る桜も 散る桜」 良寛
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