誰が”大変”なのか
「奥さん妊娠中だと”大変”でしょう?」
って妻だけじゃなく、僕のことを
気にかけてくれる言葉を頂くことがあった
歩くときの速度もゆっくり
荷物も持たせないように
遠出するときは事前に近くの病院をリサーチ
外出するときはかなり気を付けているし
何かモノを落としたら僕が拾う
様子がいつもと違えば声をかける
子供の事でたくさん決めごとがある
確かに日常生活でも気を使っている面はあるし
そうした言葉もありがたいと言えばありがたい
んだけど、僕にとってそれが
”大変”
とは感じたことがない。
というのも、妻自身はいつも
”二人分”
頑張っているから
外出するときも
”妻自身とこども”を体で支えて歩いているわけだし
何か考える時も
”妻自身+こどものこと”も常に考えている
身軽にどこかに行こうと思えば
行けてしまう僕とは比べようがないくらい
”大変”なのだ
逆にその”大変さ”に
寄り添ったりサポートすることぐらいしかできないので
”申し訳ない”気持ちばかり芽生えてしまうことのほうが多いし
もどかしい…
確かにサポートする側も大変なんだけど、
妊娠や出産はサポートはできても
”代わり”をすることは絶対にできない
やっぱり僕は妻のほうが”大変”だったなぁって今でも思う。